登場人物紹介5
本日二話目の投稿です。登場人物紹介5……ネタバレしないように書くの結構大変ですね。
*年齢・身体データ・魔力階位等は第八十二話終了時点でのもの
*新規登場人物は「 "travel diary" ~幼き日の初恋~ 」から「学園編 リリアside~ 楽しい学校生活と怪しい影~」までの範囲です。
神藤 傑 17歳
詩帆が進学した私立高校の生徒会長。成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群の非の打ちどころのない才人。女性人気も相当に高いが、実は相当の変人。詩帆にフラれた後は、卒業まで他の人と付き合えることはなかった。本人は知らないが、詩帆が古風なラブレターの話を友人にしたため、女子の間でキモイと思われてしまったからである。
バルデス伯爵 39歳
ルーテミア王国の元財務大臣。国王の国家予算の使い込みに協力していたクズ。自身の懐にも別で横領していたことが判明し、役職を下されたうえで、秘密裏に処刑された。ちなみに息子は処刑の手が及ばないよう、密かにレオンがフォローしていたらしい。ちなみに家の爵位は二階位下げられ、男爵となった。
現財務大臣 ?歳
バルデス伯爵が失脚した後に、財務大臣に任命された公爵。レオンが信頼している有能な公爵とのことだが、その詳細は不明。
不動産屋店長 51歳 女性店員 28歳
レオンが信頼しているというお店。彼の裏活動用の拠点などは大半がこの店で用意されたものらしい。ちなみにこの二人は親子ではない。
レイス・ゴースト 35歳
七賢者の一人、メビウスさんの魔術研究に関わる資料等を代々、受け継いできた魔術師。元王宮筆頭魔術師だが、現王の体制に嫌気がさして、三カ月で辞職している。現在は王立魔術学院で講師職をして生計を立てている。
魔力階位 第九階位
使用魔法属性「火・風属性第九階位」「水・光・氷属性第七階位」
ヴェルニム 40歳
王国の騎士団長。国王の命令を忠実に遂行する良くも悪くも優秀な騎士だが、クライスの暗殺に失敗してから、国王からの評価が乱降下した不遇な人。
根は真面目な人間なので、国王への妄信が薄れた今、筆頭魔術師同様、国王の政治に疑問を持ち始めている。
グラヴィス侯爵 享年25歳
抜群の政治手腕と神に至るとまで言われた魔術の実力でもって、宮廷史上で唯一宰相職と大臣職を兼任した人物。その妻も才媛であり、魔術の実力に長けていた。二人とも十歳の時に双方ともに別の家に決まっていた許嫁を破棄してまでも恋愛結婚をしたことでも有名。
政敵の陰謀によって、妻を殺害され、生まれたばかりの子供も消息不明となり、そのまま発狂した彼は自身の魔力で周囲を崩壊させた後、魔力の塊となってはじけ飛んだとされる。
シェルビィア・フォン・スクウィード 48歳
王立図書館の館長職に魔術省から出向している人物。小太りの緩そうな人物にしか見えないが、魔術省ではそれなりの役職についていたようだ。
松原 雪江 6歳
詩帆の病院に交通事故で運び込まれた少女。治療放棄した医師のせいでそのまま息を引き取ることとなる。
純粋でとても真面目な女の子。魔力視や霊感に長けている。
死亡後、魂がユーフィリア(詩帆)の体内の受精卵に宿ったようだが……「人間の魂がどのようにして構成されるかが不明である以上、詩帆の魔力に溶け込んだ可能性もある」と某元物理学者は発言し、妻に泣かれたそうです。
桜庭 紅樹 ?歳
自称自衛官で日本政府と洲川 水輝のパイプ役。中肉中背の筋肉質の男で、印象に非常に残りにくい顔をしている。湊崎准教授の研究成果の引継ぎ直後の狙撃被害の時からの付き合いだと彼は認識しているが、実際は雅也が准教授時代に付き合っていたのもこの男。ある意味、研究者sideの二人に振り回されている不幸な人。
突然ですが、年内に80000PVと400pt目指して頑張ろうと思います。……後、二日しかないですけど。




