リト
ちょっと、投稿の目処がたったので投稿します。
変な終わり方ですがお許しくださいm(_ _)mペコリ
因みにジゼルのほうは、作者の都合で暫く更新停止します。
私事で申し訳ありません。
「···え、ファ、ファンタジーぃぃぃ!!?!!?!?」
思わず叫ぶ私。耳を塞ぐ羽のついた小さな物体。
···皆様、こんにちは。突然今流行りの異世界トリップとやらを経験したアイリーンこと凜です。
民家を探して森を彷徨くこと約1時間半。暗くなってきた頃、目の前に立派なお屋敷が!!ドアを開けた瞬間、私の視界を支配したのは綺麗な羽の生えた掌に乗るぐらいのサイズの『モノ』。
···私、思えば散々な目にしか合っていないと思う。
「···っと···」
前世だって悲惨な終わり方だった。
「···ょっと···」
あんな淋しい死に方って他に無いと思いますぅぅぅ···(泣)
「ちょっと!ボクの話、聞いてる?」
現実逃避してる間に目の前のモノが何か話していたみたいだ。
私が話を聞いていなかったからか、拗ねて頬を膨らませている。
···あれ?意外と可愛いかも。
「もー。ちゃんと聞いてよね!仕方ないからもう一回だけ言ってあげる。今度はちゃんと聞いててね?」
羽をパタパタさせながらモノが言う。
「ボクの名前はリト。見れば分かると思うけど妖精族だよ。君が着けてるそのイヤリングの守護者だから君がここに来るまでのことはずーぅっと見てたよ!」
ん?待て、聞き捨てならないことが。
「えぇっとぉ···しょの、ようしぇいじょく?ってなぁに?」
···ようしぇいじょくってなんだよ、ようしぇいじょくって!妖精族っていいたかったのにー···
「あぁ、そっか!君は知らないよね。じゃあ今からこの世界のこととかいろいろ教えてあげるね!」
!それはもう是非!!やっぱそういうの分かんないと大変だからねぇ~。