まずは状況整理と近辺探索を2
さぁて、カバンの中もチェックしたし····
次は周りを探索しなくっちゃね!!
自慢じゃないけどこれでもかなりの種類·数のゲームをこなしてきた、ゲーム界ではちょっと有名なゲーマー。
大都市を歩くとそこそこの人数に声をかけられるプチ☆芸能人!←(自慢)
こうゆうときは、持ち物&周囲の確認。
周囲に人がいるかどうか、あとは食料の問題が一番重要。
それと暗くなる前にどこか休めるとこがないか探しとかないと後で自分が大変な思いするから、それも含めて多少危険でも状況確認は必須。これ大事。超重要だよ!
さっそく立ち上がって周りを見渡す。
う~ん···見たところ人の気配はしないなぁ。
とりあえず、太陽のある方向に歩くか。
~20分後~
夕日が地平線に沈みかけ、そろそろ寝床見つけなきゃヤバイな~と思っていたその時·····!!
運良く建物を見つけられた。
どこの豪邸だよ!!って感じの家にしてはとてもとても!豪華な3階建ての建物。
壁に蔦が絡まっていて、暗くなり始めたのも手伝って少し不気味な雰囲気だ。
入り口はこれまた豪華なアーチにレンガの道。
これ、勝手に入ったら不法侵入になっちゃうよね···。
「あにょ~!!!誰かいましぇんか!」
一応入り口のとこで呼び掛けたが、返事がない。
あれ、私小さい子みたいに舌足らずな喋り方になってる?
あれ、体にも違和感···。そう言えばかなり小さい気がする···。
まぁ、いっか。
少し待っても何もないため、
「お邪魔しま~しゅ···」
小さな声で挨拶して玄関ホールに入らせてもらった。
中に入るとまず目を引くのは大きなシャンデリア。
それから2階へ行く大きな階段。
下は赤い絨毯がひかれていて壁には高価そうな絵画や肖像画が飾られている。
「ほへー···しゅっごい···」
あまりの豪華さに思わず変な声が出る。
なんかぶつけて壊しちゃいそう···
そんな事を考えながら中央に進むと···
「ようこそ!赤ずきん。無事にここまで来られたね~、良かった良かった。」
明るいボーイソプラノの声がホールに響いた。
声がした方に目を向けると、小さな小人ぐらいの男の子が浮いていた。宙に。
「····ふえ、ファ、ファンタジーぃぃぃ!!?!!?!?」
びっくりして叫んでしまった私は悪くないと思う。うん。
次回!かわいい?味方をゲット!··································································なるか?