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落ちるうた

作者: 秋葉竹



部屋の窓からみえる月光が

とても綺麗なだけだというとしたら

君が大人になれてない

しるしかもね


ほら、今だって

魚の掴み取り

したがったり

心地よいクッションに

寝そべってみたり

したがったり


なにに

別れを告げる必要もないのに

僕のメンバーは

いないし

諦めようと

想うとしたら、それは

かなりの確率で

それは、

妄想の中にいる

撹乱だったり

するかもね


「それでは、罪を棄てちまって

再会の優しさへと翔び込もうか」


とてもあたりまえな大人には

まるっきり用のない

「そんなの、あった?」

かも、知れないけれども


心のすごく奥深いところで蠢く

羽虫みたいな

でも

軽っぽい残光は


固まっちまった言葉を解きほぐす

瞬間を持続する

いいことかも

知れないだろ?


本気で純声を保った

光る空気みたいな歌声かも

しれないだろ?




ただそこに

松ぼっくりが転がって

脱落した身を恥ずかしがってる







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