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01 アヒルは気が付いた

 酉年 明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2年ぶりの作品です。

拙い物語ですがどうか温かい目で見守ってください。


(酉年記念作品)


 今日も空は青くてご飯も美味い。


先ほどまでそう思っていた私は今、非常に動揺、困惑・・・そして、身の危険を感じている。


ほんの10秒前までは仲間と共に広い敷地でミミズを突っつき雑草をみ水遊びをしてそれはもう楽しく暮らしていた。

今の立場に気が付いたのはいつも通り大きな大きな人が雑穀や野菜くずを持って来て、それをがっついて食べていた時に突然気が付いた・・・・・


グワッ グワッ グワッ ガッ  グワッ グワッ グワッ ガッ グワッ グワッ グワッ ガッ


私の周りみんなアヒルだという事に。


つまり私もアヒルだと気が付いたのだ。


これって非常にヤバイよね。


集団で飼われている=食用アヒル・・・・・だよね。


アヒル(家鴨)は鴨南蛮、ローストダック、北京ダック、唐揚げ、燻製・・・その他

いやいやいやいやメニューを思い出してどうする近未来が暗いぞ。


羽毛取られて丸裸。そののち美味しく調理されるのはまっぴらごめん。

ここはもう三十六計逃げるに如かず! とんずらするわ、兎に角逃げの一手。

思い立ったが吉日、飼育員が消えたら私も消える。


さらば楽園 さらばご飯 命大事にとんずらこ。




 




 久し振り過ぎて緊張します。

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