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アルヴァース・クリエイト 〜異世界適当創世記〜  作者: 神在月
序章 世界創造
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幕間 誓いと願い

 ールーシア sideー


 私は産まれた。創造神様の手によって。

 元々は宇宙創造神様の創ったシステムの一つでしかなかったが、秘書作成で創られた後は、創造神様がマスターとなる。


 まさか、秘書に重要なポイントを大量に使うとは思わなかった。だが、そのおかげで私の能力は非常に高いものとなった。

 この方に誠心誠意尽くそと誓おう。



 ‼︎‼︎まさか⁉︎人違い?

 宇宙創造神様が登録したはずの人物ではなかったらしい。ケモナーではない事が私からすると非常に喜ばしいが、それは些細な事。


 これからどうすればいいのだろうか。

 最早創造神様の秘書に設定された私は宇宙創造神様への連絡も不可能だ。

 だか、宇宙創造神様も見られてはいらっしゃるはず。


 いけない!このままでは、恐らく目の前にいるシン様は宇宙創造神様に消されてしまう。

 それでは余りに不憫でならない。この方は間違って連れて来られただけなのに。

 お助けしなければ。私の能力全てを使って。





 この方は、何故こんなに優しいのだろう?

 自分が消されると聞いた後も私のことばかり気にされている。確かに私も消えるのは怖いが、元々は宇宙創造神様がお創りになったシステムだ。シン様とは違うのだ。この方に心配掛けさせないようにしなければ。



 シン様の転生を行う。

 今あるポイントを転生体に付与する。

 実は本来転生体にポイントは付与できない。そのため秘書が転生後の創造神様を御守りするのだが。

 作成時に使っていただいたポイントで偶然付与されたユニークスキル。


 〔ポイントオペレーター〕

 認識出来るあらゆるポイントの授受操作が可能。


 この強力な能力を最初で最後かもしれないが、シン様の為に使えて良かった。



 シン様の転生が始まり身体が透けて来た。

 私はこのお方とほんの少ししかお話できなかった事が、非常に悔しい。長くお仕えしたかった。私の転生が成功するかはわからないが、転生出来たら例えどんな状況でも、シン様にお仕えすることを誓おう。だから私をシン様の元に転生して欲しいと、宇宙創造神様に願う。



 そんな誓いと願いを込めて私も転生を行った。


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