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アルヴァース・クリエイト 〜異世界適当創世記〜  作者: 神在月
序章 世界創造
2/43

創造開始

《アルヴァース初期設定》

[世界を創造してください]

 ・創造を開始する



「はっ⁉︎」


「 世界を創造?どういうこと?アルヴァースって何だ?」


『世界を創造してください』


 突然モニターが喋り出した。

 目が覚める前に聞こえた声に似ている。

 というか多分こいつだろう。


「創れってどうすればいいんだ?その前にここ何処はどこだ?」



 ……。



 返事がない。

 ただのモニターのようだ……。


 変なことを考えてたら、いつの間にか手元にパソコンのキーボードとマウスがあった。


「これで操作しろってか?」

 恐らく質問しても無意味であると悟り、

 設定をしてしまおうと決意する。

 どうせ、夢だし。


 改めてモニターを見てみる。


《アルヴァース初期設定》

[世界を創造してください]

 ・創造を開始する


 一択。選択の余地はない。

 ・創造を開始する

 をクリックしてみた。

 どうやらアルヴァースって世界の名称のようだ。この世界を創造するってことか。



《アルヴァース初期設定》

[世界のタイプを選択してください]

 ・原始タイプ

 ・古代タイプ

 ・中世タイプ

 ・近代タイプ

 ・近未来タイプ


 今度は選択肢があってよかった……。

 創造って割にはタイプ選ぶってどういうことなんだろう。マニュアル欲しい……。


 とりあえず悩むことなく、中世タイプを選択する。

 まあ、男でゲーム好きならこれでしょうよ。



《アルヴァース初期設定》

[各項目を選択してください]

 ・大陸【広い・普通・狭い】

 ・山脈【高い・普通・狭い】

 ・海洋【深い・普通・浅い】

 ・森林【多い・普通・少ない】

 ・砂丘【多い・普通・少ない】

 ・湿地【多い・普通・少ない】

 ・迷宮【多い・普通・少ない】

 ・遺跡【多い・普通・少ない】


 え?大陸?そんな所も設定?だから創造なのか。

 中々凝った夢だなぁ……。

 でも残念ながら大陸は拘りはないから全部普通でいいや……。

 最後の方二つほど気になったが、多ければいいってこともないしな。


《アルヴァース初期設定》

[各項目を選択してください]

 ・人口【多い・普通・少ない】

 ・種族【多い・普通・少ない】

 ・寿命【長い・普通・短い】

 ・文化【高い・普通・低い】

 ・経済【高い・普通・低い】

 ・科学【高い・普通・低い】

 ・魔学【高い・普通・低い】

 ・化学【高い・普通・低い】

 ・政治【多い・普通・少ない】

 ・宗教【多い・普通・少ない】


 むぅ……多いな。設定。

 正直面倒くさい。ここも全部普通でいっか。

 ん?魔学ってなんだ?魔法使えるのか?

 そっか、夢だから何でもありか。

 そう思い冷静に見直してみた。種族は多いにしてみた。

 ほら、ファンタジーによくある種族が出そうだし。

 寿命も長いにした。何が基準かは不明。

 あと期待を込めて魔学を高いに、政治、宗教は興味ないから少ないにしよう。

 残りは普通にした。



《アルヴァース初期設定》

[各項目を選択してください]

 ・レベル【あり・なし】

 ・ステータス【あり・なし】

 ・スキル【あり・なし】

 ・ポイント【あり・なし】

 ・クエスト【あり・なし】

 ・ジョブ【あり・なし】



「おおっ‼︎」


 思わず声出た。最後にゲーム要素キタコレ。

 なしにする意味がわからん。全部ありだ。

 ありに決まってる。聞くまでもない。



『アルヴァース初期設定を受理しました。世界を構築します。しばらくお待ちください。』


 これで終わったらしい。

 真っ白な空間からそろそろ出して……。

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