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月と地平線

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/02/20


 


信じる心が折れることは

ない

ちいさくなったり

尖ったり

することはあっても

ぽきんととか

音を立てて

折れることはない


ゆったりと

たゆたう

月虹のかかった白雲をみてようやく

不自由ながらも生きて来た

振り返りを許すことができたから

言葉に

囚われることもなく

ちぎれた雲の一片が

孤独になり

それに耐えられなくなり

徐々に消えてゆくさまざまなシーンをみて

横切る鳥のような影に

穢されたように

傷つき

(折れない心はレトロだからね)

と澄ました顔で呟くのだ


そして星を呑み込むように

西の地平線へ還ろうとする月を

すこしだけ寂しげだと想い

むしろそのくちびるに

キスをしたいと

希ってしまうのだ

血と泥にまみれながら生きる

猫の匂いはちゃんと自覚しながら








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