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からくり紅万華鏡ー餌として売られた先で溺愛された結果、幽世の神様になりましたー  作者: 霞花怜(Ray)
第五章 災厄の神

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第139話 直接対決

 蒼愛たちは大虎の姿をした井光の背中に乗って、風の森の中を探していた。

 暗がりの平野寄りの森の中に、不自然に盛り上がった土を発見して、蒼愛は指さした。


「あそこ! きっと伽耶乃様がいる。井光さん、もっと低く走って!」

「承知致しました」


 井光が森の木々すれすれまで降りてくれた。

 ぐったりと動かない伽耶乃を抱きしめる須芹がエナと対峙している。

 蒼愛は十束剣を握って立ち上がった。


「紅優は後から来て! 僕は先に行くから!」

「蒼愛! 近付き過ぎちゃ、ダメだよ!」

「わかった!」


 紅優の声を背中に聞いて、蒼愛は飛び降りた。

 剣に日暗の浄化の神力を満たして振りかぶる。

 足下に展開した竜巻を弱めて着地すると同時に、剣を振り下ろして、満たした神力を打ち込んだ。

 須芹とエナの間の地面が抉れて弾ける。エナが素早く後ろに引いた。


「僕の友達に触れるな。傷付けたら、許さない」


 須芹の前に降りたって、エナに向き合う。


「蒼愛……?」


 小さな声が聞こえて、蒼愛は振り返った。

 

「遅くなって、ごめんね、須芹。もう大丈夫だよ。伽耶乃様と一緒に水ノ宮に避難して」


 降りてきた紅優が、須芹と伽耶乃を井光の背中に乗せる。

 井光が天上に駆けていったのを見送って、蒼愛はエナに向き合った。真白と紅優が蒼愛に並んだ。


「四人目」


 エナが、ぽつりと零した。

 頭上で円を描きながらくるくる回る神々の四つの核をエナが指さす。


「四人の神の核を奪ったら、蒼愛が来た。他の二人の神は後回しでいい。蒼愛が最も私を愛したくなる核を奪おう」


 表情は変わらないが、声が弾んでいるのがわかる。

 エナの目は紅優に向いていた。


「私から蒼愛を奪う卑しい狐。今すぐ殺したい。蒼愛の目の前で、元の形がわからなくなるほどに刻んで、二度と存在できないように魂まで微塵も残らないように踏みにじりたい。蒼愛が二度と見たくもないと思うほどに、手足を捥いで顔を潰して切り刻んで、惨めな姿を蒼愛に見せ付けながら殺そう。あぁ、核も壊して存在ごとないものにしたい。神でさえなければ、潰せるのに」


 独り言のように呟くエナは淡々として、それがかえって不気味だ。

 紅優が引いているのもわかった。


「ああいうのを、ヤンデレっていうのか? 只の殺人狂か?」


 真白が引き気味に小さな声で紅優に聞いている。


「俺にも巧く理解できないけど、嫌われてるのは、よくわかったよ。なんていうか、普通に殺意を向けられる方が、まだすっきりするけどね」


 紅優の難しい顔は、蒼愛にも何となく理解できた。

 エナの方から黒い神力が飛んできた。

 紅優が張った結界が、蒼愛たちに届く前に浄化した。


「やはり瑞穂ノ神の結界は強い。どうやって殺そうか。核は保管せねばならないから……。考えるだけで、心が躍るな。蒼愛は私に、どうやって紅優を殺してほしい?」

 

 心が躍る、といったエナの表情は、変わらない。変わらず無表情だ。けれど目には、確かに愉悦が滲んで見える。

 蒼愛はエナに向き直った。


「殺してほしくないし、殺させない。エナが奪った神様の核も、返してもらう」


 蒼愛は十束剣を構えた。

 エナが詰まらなそうに息を吐いた。


「神々の核は、蒼愛が私に差し出したのだろう。私に愛されるための手土産か。それとも、心の中で交わした約束を覚えているか、私を試したのかな」


 驚き過ぎて、すぐには言葉が出なかった。


「差し出すなんて、そんなわけない! エナにそんな酷いことしてほしくないし、神様を殺すような真似もしたくない!」

「では何故、神々は、ああもあっさり私に核を奪われたのだろうね。示し合わせたように四人の神が暗がりの平野と風の森に現れた。私を誘い出して核を奪わせ、次は? 次は私を、殺したいのかな?」


 蒼愛は、口を引き結んだ。

 エナは天上の作戦に気が付いている。

 わかっていて敢えて、神々の核を奪いに出てきたのだ。


「これまで私を見付けることすらできなかった愚鈍な神々が、今になって動き出した。蒼愛という駒を使って、自分たちがしてこなかった害虫駆除がしたいのだろう。使われてあげる蒼愛は、優しいね」


 エナの目が細まる。笑っているのかもしれないが、とてもそうは見えない。


「色彩の宝石になって、蛇々を殺して、大蛇と和解して、瑞穂国の結界を盤石にした。私という害虫を駆除し終えたら、この国は平和になる。蒼愛もそろそろ用済みだね」


 エナの暗い瞳が蒼愛を見詰める。

 紅優の手が蒼愛の肩に乗った。


「用済みになんて、ならないよ。蒼愛は色彩の宝石、この国の理の代弁者だ。それ以前に俺の番だ。永遠に共に生きる大事な存在だよ」


 エナの目が不穏に細まった。


「お前とは話していないよ、卑しい狐。私と蒼愛は同じ魂、同じガラクタだ。大きな力を得ようと、誰に愛されようと、出来損ないのガラクタには違いない。蒼愛は、こちら側の生き物なんだよ」


 エナが蒼愛に手を伸ばす。

 その手をぼんやり見詰めた。


「こちら側……?」

「そう、私の側だ。神々という崇高な存在に愛されて勘違いしているだけだよ。本当の蒼愛は人間以下の扱いしかされない、誰にも認識されない、大事にもされない、愛されない、可哀想な生き物だ。私と、同じだよ」


 ゆるりと不均等に揺れるエナの指が、蒼愛の視界を緩く狂わせる。

 理研に居た頃の自分が脳にフラッシュバックする。

 肩に乗っていた紅優の手が、蒼愛の手を強く握った。

 揺れていた視界が、止まった。


「僕は……、エナと同じだよ。ガラクタで、誰にも愛されなかった。けどそれは、誰かのせいじゃない。自分が何もしてこなかったからだ。自分の居る場所を変える努力も、逃げる努力も、嘆いて泣くことすら、しなかったからだ」


 紅優が握ってくれる手を握り返して、蒼愛は顔を上げた。


「僕はもう、ガラクタでいるのを、やめたんだ。やめるきっかけは、紅優がくれた。切り開いてきたのは、僕だ。紅優と一緒に今の僕を、僕が作ったんだ。だから僕は、エナを変えるのを、諦めたりしない。僕と同じなら、エナだって変われる」


 紅優が手を握ったまま肩を抱いてくれた。

 まるで興ざめと言わんばかりに、エナが息を吐いた。


「抱く腕も、握る手も、蒼愛に無意味な勇気を与えてしまうようだ。やはり、殺そう。その神は蒼愛に必要ない。私と蒼愛の仲を裂く害悪だ」


 エナが鋭く神力を放つ。

 紅優の結界に罅が入って、粉々に割れた。

 蒼愛の体を抱いて、紅優が素早く後ろに下がった。


「手を放せ、狐神。私の蒼愛に触れるな」


 黒い神力を鉄砲のように打ち付ける。

 主に紅優を狙って、雨のように乱れ討つ。

 紅優の頬を黒い神力がかすった。頬が焼けただれ、血が滲んで流れた。


「紅優!」

「大丈夫、浄化すれば戻るよ」


 自分の手から神力をあてる。

 元の綺麗な皮膚に戻った。

 その間も、エナの攻撃が続く。真白が蒼愛と紅優を背に乗せて、エナの攻撃を躱してくれた。

 紅優が真白の前に盾のように結界を張ってエナの攻撃を防ぐ。

 数発あたると盾はすぐに壊れた。


(エナの黒い神力が強すぎる。やっぱり、僕が浄化しないとダメだ)


 不意にエナが攻撃の手を止めた。


「お前、ふざけているのか? それとも、殺してほしいか」


 不機嫌そうに眉間に皺を寄せて、エナが紅優を見据えた。


「本気で避けているし、殺されたくないと思ってるけど?」

 

 紅優の返答に、エナの纏う気が不穏さを増した。


「そうか。私如きに本気を見せる価値はないか。それとも、蒼愛を守る結界などその程度で足りるか。やはり蒼愛は私の手に抱かれるべきだ」


 触手のような紐状の神力が蒼愛に向かって飛んできた。

 咄嗟に防いだ結界は、すぐに砕けた。後方に下がる真白を追いかけて、触手が蒼愛の体に巻き付いた。


「蒼愛!」

「紅優!」


 互いに伸ばした手は指先が触れただけで握れなかった。

 体が強く引っ張られて、エナに引き寄せられる。


(神力を切ってしまえば)


 持っていた剣を振り上げる。

 別の触手が伸びてきて、蒼愛から剣を奪った。


「似合わぬ武器は持たない方がいい。蒼愛は剣など使えないだろう。使い方を知らない道具は、時にないより質が悪い」


 十束剣がエナの足元に転がる。

 手に神力を展開して触手を握り締めた頃には、エナの腕が蒼愛を抱きしめていた。


「最初から自分の神力を使っていたら逃げられたかもしれないのに。蒼愛にあった力の使い方は、私が教えよう」


 エナの両腕が蒼愛を抱きしめる。

 髪に口付けを落とすと、蒼愛の目を見詰めた。


「蒼愛の瞳に、私が映っている。あぁ……、この瞬間を、どれだけ待ち望んだだろう」


 唇が降りてきて、重なった。


「んっ……、ぁ……、ふ……、ぅんっ」


 舌を絡めて激しく貪る。

 息も出来ないくらい深い口付けに、眩暈がした。 


「蒼愛のためだけの、永遠に解けない呪詛を用意している。私だけを愛するからくり人形になれる呪詛だよ。私の命令だけに喜び興奮する蒼愛になれる」

「嫌、そんなの、嫌だ!」


 胸を突き返して逃れようとするのに、腕の力が強くて逃げ出せない。


「嫌がろうと私を嫌おうと、構わない。蒼愛はもう、私を愛する蒼愛になるしかないのだから。瑞穂ノ神を殺したら、呪詛をかけよう。あの男を殺す瞬間だけは、正気の(まなこ)にしっかり焼き付けるんだよ。蒼愛の気が狂って、自ら呪詛を懇願するような殺し方をしてあげるから」


 抱き寄せた耳元で囁く声があまりにも優しくて、震えた。

 まるで、そうすれば蒼愛が喜ぶと本気で思っているような話し方だ。

 蒼愛は両手に神力を展開した。その手でエナの腕を掴む。


「その力は今、使ってしまって良い力なのかな。紅優が自らの神力を抑えてまでしている細工に水を差したりしないのか?」


 エナに問われて、ドキリとした。

 確かに紅優は神力を別の細工に使っている。だから結界の強度も弱かった。

 蒼愛の神力に、作戦上の制限はない。だから使っても問題はない。


(僕を試しているんだ。作戦の詳細は、きっと気付かれてない。けど、僕らが何かしようとしているって、気が付いてる)


 蒼愛の顔を見て、エナが小さく息を吐いた。


「ほんの少し揺さぶりをかけた程度でその顔では、面白くもない。私を誘き出した時点で殺したい意図は容易に読める。罠を用意していないはずはない」


 ハッとして、蒼愛は思わず口を手で覆った。

 手を動かして、気が付いた。腕に手枷のように黒い神力が捲かれている。下を見たら、足枷まで嵌められていた。


「正直で素直なのが蒼愛の良い所だ。何かに気を取られると他が疎かになる癖は治したほうがいい。呪詛をかけたら、狡さを教えてあげよう。私好みの蒼愛になれるようにね」


 エナの手が蒼愛の口を覆う。

 するりと撫でるような仕草をされて、口を黒い神力で塞がれた。


「この状態で神力を使うのはお勧めしないよ。繋げた枷から蒼愛の神力が私に流れる。その神力が、紅優を殺す。自分で紅優を殺したいなら、存分に神力を使うといい」


 抗議したくても、口を塞がれて話ができない。

 振り返ろうとする蒼愛の顔を、エナが前に向けた。

 空中に浮いた黒い神力が雲のような形をして、真白と紅優を追いかけ無数の矢を射かけている。

 それを結界で弾き、避けながらエナに向かってくる。

 蒼愛とエナの前には結界が張られていて、近づけない。


「蒼愛と話している間も、ずっと攻撃していたから、紅優はそろそろ疲れたかな。細工が発動しても面倒だし、殺そうか」


 エナが、そろりと手を上げる。

 その腕を握り締めて、蒼愛は激しく首を振った。

 その様を、エナが面白そうに眺めた。


「何が言いたいのか、想像は付くよ。僕をあげるから紅優を生かして」


 蒼愛は何度も頷いた。

 エナが、がっかりした様子で息を吐いた。


「やはり蒼愛は私の気持ちを理解できていないね。私は蒼愛が欲しくて、紅優を殺したい。紅優を惨殺する様を蒼愛に見せ付けたい。蒼愛を愛する私に、紅優を生かす選択肢は始めからないよ」


 エナが上げた手をさっくりと下げた。

 雲から飛び出す矢の量が倍以上に増えて、紅優と真白を襲った。


「まずは、白狼だ。ちょろちょろ動き回られると、鬱陶しい」


 エナが小さく指を振る。

 太い矢が真白の体に刺さり、突き抜けた。


「んっ! んんっ!」


 身を乗り出す蒼愛をエナが抱きかかえる。

 真白に刺さった矢が貫通して地面に突き刺さった。

 四肢を動かしジタバタする真白の息が荒い。


「これで動けなくなった。呪詛が沁み込めば時期に死ぬだろう。放っておいていい」


 エナの目が紅優に向いた。

 紅優が真白に刺さった矢を浄化しようと試みている。反対の手が真白の口元に伸びたのが見えた。


(瑞穂玉を噛ませているんだ。飲み込めば、きっと呪詛が消える)


 何粒か使えば、命まで落とすことはない。

 しかし、真白に刺さった矢は一向に抜けない。紅優の浄化と瑞穂玉のお陰で徐々に細く小さくなっているが、黒い神力が消滅しない。


(どうして……? 玉じゃ、効果ないの? 紅優の神力も、足りないの?)


 エナが指を動かして、紅優に矢を射かけた。

 走ったり飛んだりして避けてはいるが、疲れが見え始めている。


 頭の上で、気配がした。

 そっと上を見上げる。

 エナが集めた神々の核が、高揚している。

 蒼愛は後ろのエナをちらりと窺った。


(気が付いてないっぽい。けど、エナの場合、気付いてても顔や態度に出ないから、わからない)


 エナが突然、蒼愛に目を降ろした。

 ドキリとしたが、目を逸らせない。


(もし気付いてないのなら、このまま気が付かれない方がいい)


 蒼愛は振り返り、軽くエナに体当たりした。 

 ぐりぐりと体を押し付ける。

 しばらく黙っていたエナだったが、蒼愛の体を抱きしめた。


「変わった愛情表現だ。可愛がってやりたいが、今は目を逸らしてはいけないよ」


 体をくるりと反転させられる。

 

「!……、んん、んん!」


 紅優の右の肩に矢が刺さって、膝立ちになっている。

 蒼愛の慌てた声を聴いて、エナが更に紅優に矢を射った。両足に深々と黒い神力の矢が刺さる。

 苦悶に歪む紅優の叫び声が聞こえた。


「んー!!」


 蒼愛は振り返り、何度も首を振ってエナに体当たりした。

 エナが蒼愛の体を受け止めて抱きしめる。


「喜んでもらえて嬉しいよ、蒼愛。もっともっと酷くしよう」


 涙目で首を振る蒼愛を尻目に、エナがまた手を上げた。

 触手のような長い紐状の黒い神力が紅優に向かって伸びた。

 紅優の首に巻き付いて、締め上げる。

 手で触手を掴み上げ、浄化しているが、全く追いつかない。

 エナの目が足下に落ちた。


「折角だから、これを使おうか。蒼愛が持ってきてくれた十束剣だ」


 剣を拾い上げると、エナが剣をまじまじと見つめた。

 蒼愛は必死に首を振った。

 そんな蒼愛をエナが嬉しそうに眺めた。


「よく見ておいで、蒼愛。大好きな紅優は、今日、この世から消える」


 紅優の首に巻き付いた黒い触手が、その体を持ち上げる。

 エナと蒼愛のすぐそばにある大きな木に巻き付いて、紅優をぶら下げた。

 首に巻き付いた触手を握り締めて、紅優が足下に目を向けた。

 蒼愛に向かって笑い掛けながら、呟いた。


『愛してるよ』


 そういった気がして、蒼愛は動けなくなった。


「死ぬ覚悟でもできたのかな。抗ってくれないと、詰まらないんだけどな」


 エナが本当に詰まらなそうに、十束剣を紅優に向かい投げつけた。

 十束剣が紅優の胸に深々と刺さった。

 剣が刺さった場所からじんわりと赤い血が滲んでいく。

 紅優の顔が力なく下がって、その目から生気が消えた。

 口の端から血が流れる。


「魂を貫いた。紅優は死んだ。核を取り出せば、体は存在ごと消える」


 力が抜けて、立っていられない。

 足がガクガクと震えて、蒼愛はその場に膝を付いた。

 震える蒼愛の耳元で、エナが囁いた。


「蒼愛が大好きだった紅優は、もういない。蒼愛を完璧な色彩の宝石に導いた紅優は、この世の何処にもいないんだ。絶望しただろう。何もかも嫌になって投げだしたいね。捨てたいね。私の蒼愛にして、全部、捨てさせてあげるよ」


 エナが何か言っているが、耳に入ってこなかった。


(紅優が、紅優が……。違う、絶対に違う。違うのに)


 紅優の魂を感じない。

 神力を感じない。

 目の前に居るのに、空っぽだ。


「……許さない、絶対に、許さない。認めない」


 頭の中も目の前も真っ白になった。

 体の奥から膨れ上がる神力に、蒼愛は身を委ねた。

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