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第2話 私の煩悶
先生の考えを知った方であれば、きっと私が夏目漱石先生の生まれ変わりだと納得してもらえる。半分冗談ですがそう思っています。
そうでなきゃ『実際』に脱サラなんてしないでしょう?先生の考えを当てはめるならば自由の行使、個人主義であります。煩悶が収まらなくってとうとう脱サラリーマンしたのです。私は当時理系を自認しておりました。工業高校卒です。勤めた会社ではシステムエンジニアでした。今にして思えば理系文系など不要なレッテルであったとわかります。しかしするすると工業高校を卒業しシステムエンジニアなどをやってしまうと疑いようもないのです。
私は小学一年の時に作文で、担任の先生にもう少し優しく怒って下さい。怖いだけで話が頭に入って来ません、と言うような事を書いたようです。担任の先生がお母さんが書かせたんでしょう?と疑ったと言います。妙に大人じみた事を書いたので母は文系の素質有りと思ったかもしれません。しかし私は新幹線が好きとか言うような小学生でした。当時の私が煩悶していたか謎です。
ただ私は結婚していません。したかったのですが。