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死んだ俺が神様になるまで  作者: 白髪奈塚
第1章:フェンディ=ネス
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第四話 最低準備

それから一ヶ月。




毎日母さんと父さん、たまに姉さんが俺に話しかけて来たおかげで少しずつ言葉が理解出来るようになってきた。




父さんが部屋の壁に言葉の表を飾ってくれたお陰もある。




早く言葉を覚えさせる為に、赤ちゃんのうちから言葉の形を印象付けさせようとしてるのかな?




お腹の中にいる状態から、クラシックを聴かせるようなものだろうか?




少し気が早すぎる気もしないでもないが、俺としてはとても嬉しいことだ。




「これはねー。ーーーだよー?」




にこやかに文字を指さして母さんが説明してくれるのを見て、俺が喜ぶと、母さんも嬉しくなって次々と説明してくれる。




「貴方! ネス君が喜んでいるわよ!」




「そうだね。ネスはーーーーけれどもーーーーしたよ」


まだまだ言葉はわからないものがあるが俺の名前はネス。らしい。




それがフルネームなのか愛称なのかはわからないが自分の名前が分かって良かった。わからないままだったら嫌だもんな



魔力増幅計画は次のステップへ移行することになった


ある程度試したが俺が使える魔法の属性は7個火、水、土、風、雷、光、闇だった。


だがまだどれも1時間継続してるのがやっとだ。ちなみに他の魔法は光がフラッシュだったから思いつきで適当に言ってったら案外土、風、雷、闇も使えた。



使えることがわかったからそれをどう活用していくか、つまり魔力コントロールの練習をしようと思ったのだ。そうすれば勝手に魔力は尽きてくはずだ。




まず水からだ。手のひらを上にかざして

「アウア(アクア)」

手のひらから水が出たそれを空中で浮かすその後水でマルという形をつくる、よしこれは上手くいった。

次に水の球を1つ創る。これが案外難しい。だがいい練習にはなる。ていうか楽しい。これを30個作れるまでがんばってみよう。




楽しい時間も1時間すれば7時間くらい寝てしまう。楽しい時間が延びるように早く魔力が上がんないかなぁと思う。




――――――――




次に闇魔法の「ダーク」だ。光魔法以外は水魔法の応用で調整出来るが闇魔法はまた別だった。唱えたら昼でも部屋中の光が無くなる。昼に使うと家族にバレてしまう可能性があるから昼は闇以外の魔法を魔力が無くなるまで使い、夜はこの闇魔法を練習したいと思う。



でも魔法名唱えたら隣にいるからバレるからなー

詠唱無しで魔法使えるかなー?そういえば父さんが母さんに



「魔力を使いすぎるなよ」


と言っていた。魔法で花壇に水をあげることはわかっているのだが、

窓の外からは、母さんの口笛と水をあげる音で詠唱は聞こえない。

ということは俺も詠唱無しで使えるのだろう。何故早く気が付かなかったのだろう。よしやってみよう。




自分の手のひらに闇があるイメージをしながら俺は心の中でダークと言った。するとイメージの通りでてきた。おお!ついでに闇魔法の調整も1発で出来てるしラッキー!




他の魔法も先と同じようにすると出来た。光魔法を使うと両親が起きて危なかったが。こんな感じでステータスが見れるまで魔力増幅計画と魔力コントロールをマスターしよう。





―――――――――――――

そんな生活を繰り返し2年の月日が経った。






俺も今日で3歳だ。ステータスが見れる。今日、朝食で家族の皆にお披露目することになっている。

ドアがノックする音が聞こえた


「ネス様。ミアです。朝食のお時間です起きてください」


「うん。今から行くよ」


この人はうちで働いている複数いるメイドの内の一人ミアという。俺が生まれてから俺の身の回りのことを全てしてくれた人だ。とても感謝している。



それよりもまず皆より先に自分のステータスを見ようと思う。

ステータスの出し方は書庫にある本で予習してきてる。


「ステータス」


目の前に青色の液晶パネルがでてきた。そこには予想外の事が記されていた


















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