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死んだ俺が神様になるまで  作者: 白髪奈塚
第2章:魔法学園
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第十九話 魔法学園入学試験①

「おはよう、エイク」


「おはよう、ネス。なんだか眠そうだね。」


「昨日の夜は「エンチャントアーム」の練習してたんだ。」


「あー。新しい魔法?」


「うん。」


なかなか難しかった。詠唱は必要ないものの、この魔法は身体強化魔法で感覚で覚えるしかなかった。


「今日の試験に影響なければいいけど。」


「そうだね。朝ごはん食べに食堂にいくか。」


「うん。いこうか。」



―――――――――


「 「 「 「 「いただきます」 」 」 」 」


「今日は試験だね。自信はどうだい?ネス、エイク君。」


「シュウ兄、俺は余裕かな。エイクも多分そう。」


「あのネスが俺だなんて・・・」


なんかキー姉が言ってるけどほっとこうか。


「勝手に僕の考えを決めないでくれるかなネス?」


「エイク、すまんすまん。」


「僕は自分の持てる力全て出してがんばります。」


「二人ともいいね。それくらいじゃなくちゃ。」


あ、キー姉。いつのまに。


「ネス、エイク君。父さんから君達に伝言があるから伝えるよ。」


「うん。」


「グレン様が僕達に?なんだろ?」




「ネスとエイク君は試験で多分なにか起こるだろうから、がんばって。」




「が、伝言だよ」


「いまいちわかんないなー。なあ、エイク?」


「まあ行けばわかるよ。きっと」


「食事もここまでにして、試験会場の魔法学園に行こうか!」


「 「はい!」 」


―――――――――

「ここが、魔法学園か。デカイな!」


「ここが、魔法学園。で、真ん前に騎士学園。そして隣に見えるのがコロシアム。」


「コロシアムって何?シュウ兄。」


「それは内緒。」


「なんで!?」


「言ったら、面白くないから。」


「ちぇっ」


「さて、僕達は役員で行かないと行けないけど、実技試験はコロシアムの中であるから、その時は見に行くね。」


「頑張ってね、ネス、エイク君。」


「 「はい!」 」


「じゃあ僕とキー姉は行くね。」


「うん。また後でー」


「さて、シュウさんとキョウさんが行ったところで僕らも行くか。」


「うん。そうだな。で、確か最初は筆記だから会場は魔法学園で合ってるよな?」


「うん。合ってるよ。さあ行くか。」


―――――――――

「それにしても中、広いな。」


「迷いそうだよね。」


ネスー!


「エイク呼んだか?」


「いや。呼んでないよ。急にどうしたんだい?」


ネスー!ネスー!


「あれ?今度は僕も聞こえたよ。なんだろ?」


「ネスー!ひーさーしーぶーりー!」


俺と同じくらいの女の子がなんか抱きついてきた。


「や、やあ。ケプリ。」


「なんでそんなにぎこちないのよ。あら、隣の方は?」


「僕はダリア=エイクです。ネスとどういう関係の人ですか?」


「うーん。恋人!」


「いや、違う。」


何を言ってくれてんだ。こんな大勢いる前で。


「エイク。こいつはこの国の第二王女のケプリ=ステイシアだ。」


「お、王族!?」


俺はエイクに小さい声で


「例の、ストーカー王族だ。」


「あーなるほどね。でも可愛らしい方じゃない。」


「可愛いっちゃあ、可愛いんだけどねー。」


「あら?二人で何の話をしてるの!?」


「 「いや!なんでもないよ。」 」


「それよりケプリも試験受けに来たんだろ?俺達と行かないか?」


「じゃあ、遠慮なくー」


「ほ、ほんとにこの子連れてっていいの、ネス!?」


「無理やりついてこられるよりマシだろ。」


「確かにだけど、王族だよ!?」


「それに関してはもういい。何をしようがこいつはついてくるぞ。」


「二人とも、話すのはいいけどこのままだと間に合わないわよ?」


「 「あ」 」


「早く行くぞ!二人とも!」


「 「うん!」 」


俺達は会場に向かって走っていった。



長くなったので分けます。すんません!

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