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死んだ俺が神様になるまで  作者: 白髪奈塚
第2章:魔法学園
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第十八話 試験前日

試験があるまで、俺とエイクは、王都にあるフェンディ家の別邸で泊まることになった。


別邸に行くとシュウ兄とキー姉が玄関の前で待っていた。


「ネスー!久しぶりー!」


「よく来たね、ネス。それにエイク君。」


「久しぶり。シュウ兄、キー姉。確か二人とも学園の寮で暮らしてるんじゃなかったの?」


「僕達は今、春休み中なんだ。だから父さんと母さんにネスとエイク君を迎えるように言われたんだ。」


なるほど、だからここにいるのか。何すればいいかわからなかったから、ありがたい。


「とりあえず中に入ろうか。」


「そうだね。」


俺達は別邸の中に入ってった。


―――――――――

「じゃあ軽く自己紹介といこうか。」


もっとシュウ兄は静かなタイプの人だったのに、何故この場をしきれるほどコミュ力が上がってるんだ!?


「初めまして、僕はダリア=エイクと申します。」


「初めまして。僕はネスの兄のフェンディ=シュウです。分からない所があれば何でも聞いてね。」


「お気遣い、ありがとうございます。」


「初めまして。私はフェンディ=キョウです。今日はよろしく。」


「よろしくお願いします。」


シュウ兄とキー姉のエイクの印象は良さそうだ。


「それよりシュウ兄、キー姉、今日もう遅いし、試験明日だから早めに寝たいんだけど。」


「寝る前に試験の説明だけしときましょうか。。ネス、エイク君。」


キー姉もなんか言葉遣いが大人しくなったな。


「 「はい。」 」


「確か二人とも、魔法学園の入学試験を受けるんだったよね?」


「はい。そうです。」



「試験の仕方は筆記と実技があるの。」


「キー姉、実技って何をやるの?」


「そりゃあ、魔法に決まってるでしょう。魔法学園なんだから。」


そりゃあそうでしたわ。


「ともかく、筆記の方は正直楽だわ。問題は実技の方ね。」


「問題って?」


「キー姉さんはあそこで苦労したからねぇ。」


「シュウ。殺されたくなかったら黙ってちょうだい。」


「はい、すみません。」


「それよりも、実技は・・・行けばわかるわ」


「何それ?」


「この話はここまで!今日は遅いからもう寝なさい。」


ちぇっ。姉さんに上手くはぐらかされた。


「部屋はわかるね?」


「はい。」


「ではお休み。」


「 「お休みなさい。」 」







誤字があったり、コメントがあれば感想よろしくお願いします。

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