表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

等分の悲しみ

作者: 秋葉竹
掲載日:2025/12/07



 等分の悲しみ


悲しみは

等分だって知っている


たとえば切なさが


怒涛のように

つんざく神の声のように

この

みすぼらしいしおれたこころを

たたっ斬ったとしても


たとえば香港だろうが


たとえば上海だろうが


たとえばビッグアップルだろうが


たとえばプラネダリアンだろうが



世界において、

火は燃える。


燃えてなにかを覆そうとする

なぜそれほどの愛を

憎しみに変えるのかが

わからなくくらいのとても重い荷物を

み棄ててまでか、


災いの、罪深さよ、白砂となれ

白砂となり、愛を優しく奏でよ


なぜこれほどの

甚大な齟齬が生じたのか。


わからないなら、わからないまま、でよい


罪が与えたこころの被害とか

夢が与えた疾しい飛行機とか

罪が罪であるかぎり 

喜びの籠の鳥のひとりぼっちささえ

夢が夢であるかぎり

愛おしいひともその言葉の真実さえ

くっきりと澄んだ青空に

浮かびあがる


浮かびあがって

やがて消えゆく



なぁ、神よ。



夜を待ち

夜を背負って流された

悲しみの背をたれに告げよう







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ