路銀調達と食事とイヤ~な予感…
駄文ながらも、今日も更新♪
テンションが乗れば、あと一話位は更新したいかと…
嗚呼、文才が欲しい…orz
出来るのだろうか…?
では、本文をお楽しみください
さて、俺達は街に入ったんだけど………
「………何コレ?」
俺は呆気にとられてます…ハイ。
だって仕方ないじゃん!!ドコ見ても、人・人・人!!
ものすげぇ人の多さじゃねぇか!!
「ディエナ…」
「何?ツキヤ…」
「コレ、何?何か祭りでもやってんのか?」
「さ……さぁ?」
ディエナも少々、面食らってます。
「アンタら、何も知らないの?」
不意に後ろから声を掛けられたので振り返って見ると、先程の半獣人族の女の子が腰に手を当てて、俺達を呆れ顔で見ていた。
「……まだ居たのか?」
「な!?」
うが~っ!!っという感じで地団駄を踏む女の子。
「アタイの名前はキッシャ!!さっきの騒動で分かってると思うけど、半獣人族だよ」
「私はディエナ♪エルフでツキヤのこ…………お友……達?」
ディエナ…。今、何か言いかけたな……。しかも友達で何故疑問系なんだ?
「俺はツキヤ。ま、普通の人間だ」
それぞれ自己紹介を済ます。
「んで?キッシャ。この人の多さは何か原因があるのか?」
「うん。3年に一回の周期で開催される武闘会が2日後にあるんだ。その為、各地から腕に覚えのある人達や見物客が集まってるんだよ」
「なるほど…。武闘会ねぇ…」
確かに周りを見回してみると、騎士やら戦士やらとイカつい奴らが、やたらと目に付くな…。
「ディエナ、知ってた?」
俺が聞くと、ディエナは首を横に振りながら
「武闘会があるのは知ってたけど、時期までは知らなかったよ」
「しかし、武闘会を知らないなんて…。ツキヤはどこの国出身なの?」
キッシャが聞いてくる。
「俺は…多分、キッシャが知っている東の国より、更に東にある極東の国の出身さ…」
「ふ~ん」
「それはそうと、キッシャも武闘会に出るのか?」
「アタイ?アタイは出ないよ。この街のギルドに任務達成の報告と報酬を貰いに来ただけだから」
「ギルド?」
「そう、冒険者ギルドだよ。誰でもなれる冒険者って職だけど、ソコで成功する者は、ごく僅か…。ま、最も人が多い職業じゃないかな?」
頭の後ろで腕を組みながら、スタスタと歩いていくキッシャ。
ギルドか…。キッシャの話からして、元の世界の小説やゲームのギルドと差は無いみたいだな…
「じゃ、アタイは行くから。ツキヤ、ディエナ…ありがとね♪」
そう言ってキッシャは人混みへと消えていった。
「さて…俺達は金を作りに行きますか」
「そうだね♪」
俺達もまた、先程の『壺』を買い取ってくれそうな店を捜す為に、人混みに紛れていった……。
「ここ…か?」
俺達は今、とあるアイテムショップの前に来ている。
まぁ、壺なんて買い取って貰えるかは分からないけど…。
「ちわ~」
「おぅ!!いらっしゃい!!」
俺達が店内に入ると、威勢良く店主らしき親父さんが迎えてくれた。
「あの…、コレを買い取って貰いたいんだけど…」
カウンターの上に、風呂敷に包まれた壺を出す。
ディエナはと言うと、店内の商品を見回っている。
「……コレは?」
「此処に来る前に、さびれた遺跡の中にあったモンなんだけど、値打ちがあるかは分かんないから、とりあえず持ってきたんだ」
もちろん、でっち上げである。錬金術で造りました…なんて、馬鹿正直に答える必要なんてないのだから。
「ふ~む…。ちょっと待ってな」
親父さんは壺を色んな角度から鑑定を始めた。
しばらくすると…
「なかなかのモンだな。コレなら買い取っても大丈夫だ。一つ銀貨50でどうだ?」
………銀貨50?
やべぇ…この世界の通貨単位がわかんねぇ…。
「(ディエナ!!ディエナ!!)」
俺は小声でディエナを呼んだ。
「どしたの?ツキヤ」
「壺一個で銀貨50だって。どうする?」
「銀貨50!?」
何をそんなに驚いてるんだ?
「そ……それで良いんじゃないかな?」
「そっか…。んじゃ、親父さん。それでヨロシク♪」
「あいよ!!」
店の親父は、銀貨が50枚入った袋を二つ取り出し
「確認してくれ」
と言われたので、ディエナと二人で枚数を確認。
確かに銀貨100枚ありました♪
「あんがとね、親父さん」
「また何かあったら持ってきてくれよ!!あと、買い物もしてくれたら助かるぜ!!」
「りょ~か~い」
そんな会話をして、俺達はアイテムショップを出た。
「さて、ディエナ。とりあえず金は手に入ったから…」
「うんうん♪」
「飯にしようっ♪」
「ゴ~ッ♪」
腹が減っては何とやら…。とりあえず腹ごしらえだ!!
俺とディエナは、表通りに並ぶオープンカフェみたいな所で食事をする事にした。
「いらっしゃいませ♪」
「いらっしゃいませ♪」
俺達が通りが良く見える席につくと、メイド服を着たお姉さんがグラスに注がれた水とメニューを持ってきた。
「ご注文が決まりましたら、呼んでくださいね♪」
「ふぇ~い」
肉!!とにかく肉が食いたい!!
何せ育ち盛り、食べ盛りなお年頃なんですから♪
メニューを開いて……
「なぁ、ディエナ…」
「どしたの?」
「字が…読めない…」
「え?」
目を丸くするディエナ。
「いや…だからね…字が読めないのよ…」
あぁっ!!視界が霞む!!
な!?泣いてなんかないんだからね!?
「ハァ…ツキヤは何が食べたいの?」
呆れ顔のディエナ。
「……肉。ガッツリと肉」
「ん。分かった。…すいませ~ん!!」
「は~い!!お決まりですか?」
「コレとコレを二人分と、飲み物は……コレとコレ。以上でお願いします」
「はい♪かしこまりました♪」
注文を受けた店員さんは、颯爽と店の奥へ…。
「ホント、ツキヤって変わってるね」
「な~にがよ?」
「字は読めないし、お金の単位も分かんない。でも、私の事を怖がらなくて、強くて……さっき、ツキヤ…魔法使ったでしょ?」
「?」
魔法?そんなモン使ったかな?
「壺を作り出したのもビックリしたけど、兵士達の足元に炎を出した魔法…。本来は詠唱してからの魔法行使って言うのが当たり前なんだけど、ツキヤは無詠唱で炎を発現させた」
「……凄い事…なのか?」
「凄いなんて物じゃないよ!!」
おぉう!?そんなに声を荒げるなよ…皆さんの注目の的じゃないか…。
「ツキヤ…貴方は一体何者なの?」
「何者も何も、正真正銘…普通の人間だよ。ただ………ちょっとばかり、反則気味な力をもってるけどな♪」
俺は人差し指をディエナの唇にそっと触れさして、ニヤリと笑う。
瞬間、ディエナは顔を真っ赤にさせて
「もぅ…。ツキヤったらズルい…」
と上目使いで俺を見る。
ぐっ…。可愛いじゃねぇか…。
「お待たせしました~♪」
店員さんが注文の品をテーブルに並べる。
「うぉ~っ!!肉じゃ!!ステーキじゃ!!」
「ツキヤ…そんなにはしゃがなくても…」
ちなみにメニューは、ホワン鳥っていう鳥の香草焼きにサラダとライス。ドリンクは俺がジーニっていう柑橘系のジュースで、ディエナが紅茶。
「「いっただっきま~す♪」」
俺とディエナは、久しぶりの食事をする事となったのだ。
「なぁなぁ、ディエナ」
「なに?」
「通貨に関して教えてくれねぇか?」
「良いよ♪えっとね…種類は4種類あるの。銅貨、銀貨、金貨、白金貨。で、銅貨10枚で銀貨1枚。銀貨100枚で金貨1枚。金貨100枚で白金貨1枚になるの」
「ふんふん」
「大体、四人家族が一カ月過ごすのに、銀貨20~30枚位が目安かな」
なるほど…つまり、銅貨1枚が百円位で銀貨1枚で千円位。金貨1枚で百万円位か……。
…………ん?ちょっと待てよ?
さっき、壺を売って得た金は、銀貨にして100枚………。つ~事は……………………百万円!?
「なぁ…ディエナ」
「まだ聞きたい事でもあるの?」
「いや、そうじゃなくて…。さっきの壺を売った金。かなりの大金か?」
思わず小声になってしまう俺。
「そうだね。大金だよ」
何を今更…という目で俺を見るディエナ。
痛い!!ディエナさんの視線が痛い!!
「さて…食事も終わった事だし…」
何だかんだと話しながら食べていたのでテーブルの上の皿は綺麗に空になりました♪
「ツキヤ、これからどうするの?」
ん~…どうしようかねぇ……。
そうだ♪
「買い物行こう」
「買い物?」
「そう。買い物」
「何を買いに行くの?」
「とりあえず、服だな。今の格好じゃ何か落ち着かないから…」
俺の服装なんて、夏用の半袖Yシャツと学生服のズボンにスニーカーだもん…目立つ目立つ。
ディエナに至っては、かなり大きなマントをフード代わりにして被ってる感じだし…。
「あの………ツキヤ?」
「どした?」
「私の服も…」
なるほど…。そう言う事か。
俺はディエナの頭をクシャクシャと撫でて
「当然買うぞ?何、遠慮してんだよ♪」
と言うと目をキラキラと輝かせて
「ツキヤ、大好き♪」
と、抱きついてきた。
よし!!目的は決まった!!………でも、な~んかヤな予感がすんだよなぁ……。




