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「朝のナパームの匂いは格別だ」

アルカンヤの占領が完了し、連合国軍は基地を建設しつつあった。建設の終りが見えてくるにつれ、次の目標を確認する必要があった。市民などからの情報から北西に別の都市があるのはわかっていたが、その間には巨大な川やジャングルがあり、橋はすでに破壊され、また川の流れも急なため陸から侵入しての偵察は厳しく、帝国軍はジャングルに巧妙に戦力を隠しているため高高度からの偵察は意味をなさない。そこで、アメリカはとある提案をした。


「ヘリコプター部隊で偵察をしてみては?」


その発言から数日後、アメリカ本国から大量のヘリが送られてきた。機種はAH-6リトルバード20機、UH-60ブラックホーク20機、CH-47チヌーク10機、AH-64アパッチ8機などの主力ヘリはもちろんのこと、UH-1などのすでに多くが退役したベトナム戦争時代のヘリ30機すら参戦してきた。これを見たアメリカ軍将校は「こんなものどこから持ってきたんだ?というか上層部は偵察の意味わかってるのか?」と疑問に思ったそう。(そしてアメリカ軍の整備兵がふざけてスピーカーを設置したりしてワーグナーやらフォーチュネ◯ト・サンを流したりして上官からこっぴどく叱られたそう。しかしなぜか撤去はされなかった)


ヘリが届いてから1週間後の早朝、ついにヘリ部隊が偵察任務を開始した。

作戦に参加した機体は前述したヘリすべてが参加した。これには当然、他の軍からやりすぎではとの声が出たが、そのまま決行された。(というより歩兵の被害を避けたいから先に敵戦力をできるだけ減らしておきたかったというのもあった。他の軍もそれを考えていて、特に不仲になったりはしなかった)


ヘリ部隊が行動を開始してから30分後、ヘリ部隊はあるものを投下した。ナパーム弾である。地球では条約で禁止されたため使用できないが、ここは異世界。条約は適応されない。景色は、まるでベトナム戦争時代に戻ったようだった。空からは大量のヘリがドアガンのM2ブローニングやミニガン、M60の弾丸が降り注ぎ、アパッチは構造物をチェーンガンや機関砲で木っ端微塵に粉砕したり、ナパーム弾を投下したりなどまるで地獄であった。そして、案の定UH-1からはワーグナーが流れていた。


そして一人のUH-1のパイロットは手記にこう記した。

「朝のナパームの匂いは格別だ」

更新ができなくて申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

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