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調査隊

〜ロシア政府〜

「大統領、報告があります」

「なんだ」

「太平洋で不可解な現象を確認したそうです。アメリカ軍のものとみられる空母や、イージス艦がまとまって移動していたかと思えば、急に消えるということが衛星により確認されました」

「そんなもん知るか。今我々が考えるべきは西側への対抗では無い。スーパーインフレが進み、めちゃくちゃになった我が国の経済をどうするかだ。ソ連崩壊からまだ10年なのにも関わらず今度はロシアの崩壊の危機となればアメリカなどに構っていられん」

「…わかりました」


〜連合国軍目線〜

「おーい、洞窟があるぞー!」

アメリカ軍は港町「リューリュク」の周辺50kmを完全に支配下に置いた。それに伴い、周囲の森や草原などの地形調査を行った。

「おぉ、デカイな。エイブラムスが余裕で1台くらい通れそうだぞ」

「…入った方がいいのか?」

「うーむ、あくまで地形調査だからなぁ…洞窟はまた今度でもいいだ…ろ…?」

「軍曹、どうしました?」

「…何か聞こえないか」

「え?…本当だ…これは、音楽?」

「よく聞け…こりゃあ''アメリカ野砲隊マーチ''じゃないか?」

「本当だ…一体何故?」

「分からん。とにかく司令部に報告だ」


調査隊の隊員たちは知る由もなかった。この気づきが西側諸国の運命を変えると…

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