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死にたい人形  作者: そらしろ
人間と人形
1/25

死にたいと生きたい

このお話に興味を持ってくださりありがとうございます。

この作品は 2020年辺りからあたためていた作品で 元々 人形だとか 人形っぽい人間 あとは ゴシック系?とか ダークな感じを描くのも観るのも 好きだったのですが 今回は小説という形で表現をさせていただきました。

初心者なので 温かい目でじっくり読んで頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

「僕は死にたい。魂ごと消え去りたい。だから僕は・・・人間になりたい。人間になって死にたい」


ここは 陽気な人々が暮らす ゴスメニアという国の 商店街。

満月の夜 人通りの少ない路地裏で 一体のボロボロの人形が 大きなゴミ箱の横に転がっていた。


誰が作ったんだろうか 誰が捨てたんだろうか そんな人形は 不思議でちょっと不気味な見た目をしている。

大きさは人間でいうところの平均の成人の膝より少し上くらい。顔は布 片目は無く もう片方の目は四ッ穴ボタン 口は糸で横1本の線に4本の短い縦線 髪の毛は茶色い毛糸で出来ており 身体はというと 衣服が手描きで描かれた木で出来ている。


人形には魂が宿る。


(あれ?僕 こんなにボロボロなのに なんで死ねないの?目が取れても痛みもないし 死にたい...)

「ずっとここに居ても何も変わらないや死ぬ方法を探そう」


この人形には 不思議な点が2つある。

1つは喋れる。

もう1つは


「ヨイショ」


動ける。


よろよろ立ち上がり 人に見つからないように隠れながら商店街をひたすら歩く。


(どこに向かってるんだろう。どこに行けばいいんだろう。どこに行ったら ちゃんと死ねるのかな。)

商店街を出た人形は 満月が光る星空を見上げ立ち止まった。

舞台は代わりここは 商店街から少し離れた自然の栄えた住宅街の中に建っているレンガの家。

ここには 人形が大好きで 金髪でお尻の辺りまで髪の毛を伸ばし毛先をふたつのゴムで結んでいる6歳の女の子アイミ と 目と口が引きつった顔で 小太りな父親のダインの2人で暮らしている。


この家は アイミが人形が大好きなのもあり 居間や玄関 アイミの部屋の至る所に ぬいぐるみやお人形が飾られている。

居間のソファに2人は腰をかけ ホラー番組を観ていた。

(日本の人形には様々な恐怖体験がありますが、その中のとっておきの ひとつをご紹介しまーす。)

頭にはシルクハット 片目には眼帯を付けた番組MCの男が陽気に そして不気味に語り出す。


何やら (押し入れにしまっていた雛人形が泣き出し雛人形のケースが全体的にびしょ濡れになり 怖くなった 母親にあたる女性がゴミ捨て場に持っていき 帰宅すると 雛人形の魂が乗り移った娘が押し入れの前で泣いていた)という内容のお話。


そんな話を聴いたダインは ガクガク震えながら 部屋に飾ってある人形を見回した。

「人形...人形...アァア...」

気分が悪くなったダインは 席を立ち洗面所に向かった。


「お父さん!テレビ観ないの!?消すよ!」

アイミが問いかけると

「うぅ...ううぅ...」

ダインからは気分の悪そうな呻き声が返ってきた。

「仕方がないな」

アイミは自分の部屋に行き

「エミィ♡」

お気に入りの可愛らしい女の子のぬいぐるみ エミィを抱いてベッドに入り眠りについた。


キーーー...


アイミの部屋のドアが少し開いた。

ダインが引きつった目でアイミが寝たのを確認するように覗いていた。


翌朝


「え!!なんで!?!?」

アイミは驚いた。

「エミィ!エミィがいない!!」

大事に抱いて寝てたはずのエミィが居なくなっていたのだ。

驚いたのはそれだけではない

夜まで部屋を埋めつくしていた全ての人形が失くなっていた。

アイミは 血相を変えて居間や玄関を確認しに部屋を飛び出した。

案の定 家の中には ぬいぐるみや人形が全てない

アイミは言葉を失った。

「お父さん...」

キッチンでご飯を作るダインに落ち込んだ様に問いかける

「エミィはどこに行ったの?みんなもどこ?」

ダインは引きつった顔で淡々と答える

「捨てたよ。全部。人形は気持ち悪いから。」

アイミは ショックのあまり泣き叫んだ

「ヒドイ!!!!みんな好きだったのに!!!人形は気持ち悪くないもん!!!可愛いもん!!!」

ダインは アイミをなだめるように答える

「よーく考えてみろ?ぬいぐるみも人形もぜーんぶ捨てたんだぞ??これでもう 人形に呪われることは無いんだ。この家は平和になったんだ」


その日からアイミは 人形を捨てられたショックで 声が出なくなり 感情もほとんど失った。


1週間くらい引きこもり アイミはようやく部屋から出て 何を思ったのか外に出かけた。

「アイミ!!出かけたのか!!!?」

ダインは驚いたように声をあげる。


出掛けたはいいものの アイミは喋れない。

何か事故に巻き込まれても 危険な目にあっても 助けも呼べない。

そんな不安を抱えながら 住宅街を歩くアイミ。

すると 近所に住んでいる お喋り好きで ふくよかな体型にいつもメルヘンチックなワンピース 白いフリフリのついたエプロンをつけているおばちゃん ドリーが塀越しに話しかけてきた。

「あら!久しぶりに見るわねアイミちゃん!どこにお出掛けかしら???」


「ァ.....」

アイミは声が出ない

するとドリーの隣の家に住んでる細身な体型で目が吊り上がり顎のとがった貴婦人の様なドレスを来たご婦人のナナリーが来て

「ダメよドリーさんったら アイミちゃんはお父さんにお人形を捨てられて ショックで声が出ないんだから。惨めよねぇ」


噂は広まっていた。

「こんな子と話しても時間の無駄!他のことに時間を費やした方が 人生有意義に過ごせましてよ!オホホホホホ」

ナナリーは 憎たらしい嫌味を放ちながら 自宅に入っていった


「アイミちゃん 早く普通に喋れるようになったら わたしの家に来て一緒にお茶でもしながらお喋りしましょ」

ドリーはいい人だ。


アイミは軽く会釈をして 先を急いだ。行く先は決めていないが


しばらく歩き 気がつくと 街の中心部にある 大きな噴水の前に立っていた。


ここは 噴水を中心に 6本の道が均等に別れており 商店街や住宅街 工場 海等 それぞれ行き先が綺麗に分けられている。

噴水の前には木製のベンチが4方向に1つずつあり アイミはそのうちの一つに座った。

特に何をする訳でもなく ただただ ボーーーっと虚空を見つめるように時間を過ごした。

(エミィ....)

アイミはエミィを忘れられない


気づけば夕方を過ぎ 夜だ。

「大丈夫...?」

どこからか声が聴こえた。

(男の子の声?)

しかし 周りには男の子なんていない。

むしろ みんなお家に帰ってしまって 人っ子一人見当たりません。

「元気ないね?良かったら僕と死んでくれない?」

アイミはふと 足元を見た。

(人形???)

「僕...死にたいんだ。だから死ぬ方法が知りたくて...でも僕は人形だから 死ねないんだ。君は人間だよね?人形と違って人間は簡単に死ねる!だから 僕はまず人間になりたいんだ!!」

人形はアイミを見つめながら願望を話した。

(人形が喋ってるの?人形可愛い)

何故かアイミは心が久しぶりに踊った


アイミは人形を抱き抱え勇気を振り絞って ノドに意識を集中させた。

「ァ...オ...オニンギ...」

まだリハビリが必要なレベルだ

「君 もしかして喋れないのかい?人間なのに?大丈夫!心で話してみて!僕は人間の心の声が聞こえるよ!」

アイミは 人形に言われるがまま心で話した

(お人形さんが喋ってるの不思議!どうなってるの?どこかにスイッチがあるのかな?)

すると人形は答えた

「僕は喋れるし 動けるんだ!なんなら ここまで自分の足で歩いてきた!」

(え!そうなの!?スゴイ!ねえ!あなたのお名前は?)

好奇心旺盛なアイミに 気を良くした人形は ベンチの手すりに立ち答えた

「僕の名前はヴィヴォ=エレオレ!」

(変わった名前!私はアイミ!アイミ=ドールドゥ!よろしくね!今日からヴィヴォは私のお友達!一緒に遊ぼ!)

ヴィヴォは驚いた。そして困った

「アイミ 聞いてた?僕は死にたいんだって!君と一緒に遊びたいわけじゃないんだよ!」

(何も聴こえない!!私が!ヴィヴォと遊びたいの!私の家に来て!)

ヴィヴォに有無も言わせず 抱き抱えたまま急いでアイミは帰宅した。

居間のテーブルにご飯が置いてありラップが被せてある。

ダインはソファで横になって寝ている

アイミは 冷めたご飯を温めずにたいらげ 部屋に籠った。


ずーっとヴィヴォを嬉しそうに眺めるアイミ。

ヴィヴォは どうしていいかもわからず硬直したまま。

(ヴィヴォ!今日は一緒に寝よう!)

ヴィヴォは人形だから 眠らない。だから 困惑したが話を合わせるように

「そ、そうだね」

こう答えるしかなかった

アイミが嬉しそうだからだ

それと同時に ヴィヴォの中で 『死にたい』という気持ちではなく『生きてみたい』という感情が芽生えつつあった。

その翌朝 朝食を済ませると アイミは ダインに見つからないように ヴィヴォを連れて遊びに出掛けた。

心が弾んでいる


ダインは昨日 アイミが夜遅くに帰ってきた事を気にしつつ 出掛けるアイミを黙って見送った。

急に立ち直ったアイミが気になっている。


アイミが歩いていると今日もまた ドリーが話しかけて来た

「アイミちゃん 今日はご機嫌ね!何かいい事でもあったの?」

アイミは 隠し持っていたヴィヴォを取り出し 嬉しそうにドリーに見せた。

「ト...ダチ!!」

「あら!少しづつ喋れるようになってきたじゃない!その子お友達なの?でも少し汚れてるわね」

そういうとドリーは水をバケツに汲んで 洗剤も持ってきた。そして ヴィヴォを洗ってくれました。

(ヴィヴォ!!すっごく綺麗!!良かったね!!)

アイミは大喜び

「ドリ...ァ...ガト」

アイミは 今出来る精一杯の言葉でドリーにお礼を言って笑顔を見せた。

それをよく思っていない人もいる。

そう ナナリーである。

眉間にシワをよせながら 2人の様子を黙って窓から睨みつけていた。


その日から毎日毎日 アイミはヴィヴォを連れては 色んな所に出掛けた。

いつしか ヴィヴォは 自分に良くしてくれるアイミに心を開き アイミに自分の事を話し始めた。

「ねぇアイミ!聞いて?」

(ヴィヴォ どうしたの??なに?)

「僕がアイミと会った時 なんで死にたいと思ってたか教えてあげるよ」

突然の告白にアイミは一瞬止まったが ツバを呑んで頷いた

「実は僕 この姿になる前は別の形をした人形でね!僕は 元々は人間が好きで すっごく自分の事を大事にしてくれる人のところにいたんだ。アイミくらいの歳の男の子でさ。でもね ある日突然 その子の母親が僕を 他のおもちゃと一緒に大きな袋に入れて ゴミ捨て場に捨てた。」


アイミは自分の事と重なり 複雑な気持ちになった


「ただね 僕は帰りたくて袋を破ってゴミ捨て場から逃げ出したんだ!あの子はまだ 僕を必要としてくれる!って信じてたから!それでやっとの思いで あの子の家に辿り着いて 窓から外を覗いたんだけど 僕は絶望した。僕が居なくなったのに あの子は新しく買ってもらったロボットのおもちゃに夢中で 僕のことなんかもう 忘れたかのように楽しそうにしてた...それで その子を忘れようと 色んな家の前に転がって見せたけど 大事にしてくれる人が現れず 乱暴に扱われボロボロになっていった だから こんな生活が嫌で 座り込んでたら...知らないおじさんに拾われ 訳もわからず解体された。そこからは あまり憶えてないけど 気づいたらこんな姿さ。でも自分の姿なんかどうでも良くてそれから毎日死ぬ事だけを考えて生きてきた」


アイミは泣き出し ヴィヴォを抱きしめた

(ヴィヴォ...ずっと ずっと大事にするからね!ずっと一緒だよ!!)

ヴィヴォはアイミの顔を見上げて話し続けた

「僕さ ずっと辛くて辛くて死にたくて仕方がなかったんだけど 久しぶりなんだ。アイミみたいに自分の事を大事にしてくれる子が。だから 今はアイミのおかげで生きたいって思えるようになったんだ!」


アイミは更に強くヴィヴォを抱きしめた。


そしてしばらくしてアイミは帰宅してヴィヴォを抱いて眠りについた。


キーーーー...


何故でしょうか。アイミの部屋のドアが少し開いた。

ダインです。ダインがすごい剣幕でヴィヴォを睨みつけていた。


ヴィヴォは気づいていた。そして 前の家の母親を思い出し身震いした。

案の定 ダインはゆっくり 足音を消し アイミの手からヴィヴォを取り上げ ヴィヴォを握ったまま部屋を後にした。

ダインは 外に出て 裏庭にやってきた。

裏庭には 焼却炉があり ダインは焼却炉の前に立った


(燃やされる!!)

ヴィヴォは怖くなった 死にたかったあの頃の自分には考えられないくらい怖くなった

(もうどうだっていい!!アイミともっと遊びたい!)

そう思ったヴィヴォは 叫んだ

「助けて!!アイミ!!殺される!!」


アイミは飛び起き すぐさま自分の部屋の窓を開け下を覗いた。

ダインから逃れようと必死なヴィヴォが 目にうつった。

「ヴィヴォ!!」

声が出た

急いで アイミは部屋を飛び出し ヴィヴォの元へ向かっていった!

「お父さんやめて!ヴィヴォを放して!ヴィヴォは 私の大事なお友達なの!」

ダインは荒々しく でもどこか淡々と答えた

「人形は気持ち悪いから 危険だから壊さなければならない」

アイミはそれでも ヴィヴォを取り返したくてダインに飛びかかろうとした...がその時


「そうはいかないんですのよ アイミちゃん」

ナナリーだ。ナナリーがアイミを取り押さえた。

そう ヴィヴォのことをダインは知らなかった。しかしナナリーがダインに告げ口をしていたのだ。


ヴィヴォはこんな状況になり 急にトラウマが身体中を駆け巡った...「死にたい...死にたい...死にたい...」

ヴィヴォは故障したおもちゃの様に連呼する。

ヴィヴォは戦闘意識を失くし地面に倒れ込んだ

(これで 望み通り死ねる)

その時だった

「死にたくない」

ヴィヴォが...いや ヴィヴォではない

「死にたくない 生きたい」

辺りは 不穏な空気に包まれた。

「気持ちわりいな!!!喋ったり動いたりよおお」

ダインは 家の壁に立て掛けてあった斧を取り出し 振り上げ ヴィヴォに振り落とした

「死にたい死にたい死にたい..」

「生きたい生きたい生きたい..」

2つの声が響き続ける

ヴィヴォは 頭と身体に別れ 目の前には自分の身体があった。

「これでも死ねないのか」


「お父さんやめて!!」

アイミは泣き叫ぶ

「何で生きたいのに 僕を壊そうとするの?ねえなんで?」

ヴィヴォは目を疑った 自分の身体の中に光が2つある。

(目...なのか?)

「そんなことはどうでもいい 死ねるならそれでいい」

ヴィヴォがそう言うと ダインは何度も何度も斧をヴィヴォにむけて 振り落とす

「生きたい生きたい生きたい殺すな殺すな殺すな殺すなやめろやめろやめろ」

バラバラになるヴィヴォの身体 それでも止まない『生きたい』という言葉 そして 負けじと止まない『死にたい』という言葉

「なんだよ!!!なんなんだよ!!早く壊れろよ!!」

ダインはキレだし 残っているヴィヴォの頭を睨んだ

「頭か??頭を壊せば完全に壊れるのか?」

ダインは斧を振り上げた

ガサガサ ガサガサ ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

「なんだよこれ!!!うわぁああ」

ダインが砕いた ヴィヴォの身体の欠片がダインの身体を覆い始める。ヴィヴォの身体以上の量だ。

「やめろ!!放れろ!!」

アイミは目の前で起こってる事が理解出来ず目を見開いたまま 黙っている事しか出来なかった

「そ、そろそろ朝ごはんの下準備をしなきゃいけないから帰るわね...」

その場から逃げるように ナナリーは慌てて帰って行った

気づけば ダインの身体は顎の辺りまで欠片に覆われ動けなくなっていた

「わかった 壊したのは悪かった 頑張って作り直すから許してくれないか」

命乞いをするダイン

「うるせぇよ黙れクズ」

欠片はダインの頭を覆い ヴィヴォの頭をすくい上げ ダインの頭ごと吸収した。

たちまち形を変え 色が変わり 姿をガラリと変えたヴィヴォが アイミの前に立っていた。


それはまるでヴィヴォが人間になったような


「スゴイ...指が動く!つねっても...痛い!痛いぞ!アイミ!」

ヴィヴォはアイミの方を見た

「僕!僕はやっと人間になれたよ!!」

アイミは喜んではいなかった。怯えている。震えている。ヴィヴォに恐怖をおぼえた

「アイミ...喜んでくれよ。僕の望みが叶ったんだ!」

アイミは小刻みに首を横に振りすくっと立ち上がり

「ウワアアン」

泣き叫びながら ヴィヴォの前から走って逃げ去った


「そっか わかってたんだ...嫌われるのが.........人間」

まずは 最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後辺りは急に ヴィヴォにとっても アイミにとっても酷なシーンとなってしまいましたが 物語が ゴリゴリ動き始めるのはここからです。

ヴィヴォはこれからどのように生きていくのか。

ヴィヴォはどのような運命を辿っていくのか。

そして アイミもまだまだ活躍しますし 新たなキャラクターも登場します。

次回 第2部でお会いしましょう!またね!アデュ〜

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