表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

31歳オカンの呑み日記

作者: 白木鯖子

今日はどんな1日だったか。

振り返るのが嫌でどうしようもない限り、

こうして文に起こして、日記のように自分の記録を取ることにしました。


毎日必死に生きてたら、あっという間に31歳になっていました。

気付いたら子どもも大きくなっていて、赤ちゃん卒業。

大きくなったなぁ、とぼそっと呟いて思いました。

こんな感覚のまま、ただ必死で過ぎていくのも良いけど、

何か残したい。

子どもたちだって大きくなって、親以外との時間が多くを占めるようになる。

どうやって生きていくのか、ひとつひとつ何にエネルギーを費やしているのか。

数年後に振り返れるものがあっても良いのかもしれないと思いました。




今日の晩御飯は

ご飯

大根と人参の味噌汁

鶏モモの唐揚げ

厚焼き玉子

枝豆

カボチャサラダ

レタスサラダ


仕事が休みの土曜日ということもあって

少し品数増やしました。

旦那さんはお仕事の日だったので、もしかして帰ってきたら呑みたいかな?と思って

このメニューにしました。

いや、私も呑みたかったからに他ならないのですが。


うちには長男と次男、男の子2人の子どもがいます。

次男も大きくなってきて、最近は熱出てないなぁとふと思った矢先、

今日のお昼前から発熱していました。

子どもってそういうタイミングで熱出すんですよね。不思議です。


日中は、ご飯いらなーい、と

薄めたジュースとちょっとのおやつを食べて、

撮り溜めた仮面ライダーを見て、ゴロゴロ。

熱は38度越え。

咳も鼻水もなく、声もいつも通り。

疲れが出たのか、熱だけが出るインフルエンザか?

色々心配してみるのですが、土曜日の午後ですし

小児科の受付なんてとっくに終わっているので受診も難しい。

特に急性の症状は出ていないようなので、このまま明日まで様子をみようかと判断しました。

逆に日曜日であれば、市の休日診療所が使えるだろうし。


長男は小学生。

習い事に、友達と遊ぶ約束と

大忙しの土曜日です。

時間だけ気をつけて、声かけしてあげれば

自分で習い事の準備をして出かけます。

帰ってくる途中で、友達と会い、約束をして帰宅。

着替えて、おやつ持って公園へ。

夕方、17時の放送が流れると帰ってきます。


洗濯物の山がリビングの一角を占めているのには

視力と脳がまぁまぁ正常なので気付いていました。

なのに、なんで。

キッチンの棚と換気扇の掃除を始めてしまいました。

使う頻度が少ない道具だからとしまっていた箱の位置を変えたり

断捨離したり。

私、脳の働きに少々クセがあり、

衝動的に何かを始めると時間を忘れてしまいます。


ハッと意識が現実に戻ってきた時には、

晩御飯の準備をしないと、という時間。

慌てて支度を始めました。

どうしてだか、呑みメニューはパパパッと思いつくのに

子ども向けメニューは頭を抱えてしまう。

なんちゅう親だ。


次男の好みのものをたくさん用意したところ、

昼間の様子が嘘みたいに食べてくれたので安心しました。


きょうのお酒は

芋焼酎に、柚子絞って良い香りをプラス。

こうやって打っている間にもグラスの中身は減っていく。

多分グラスに4杯から5杯は呑まないと寝ないでしょうね。

美味しい美味しい。アテを食べ過ぎないように気をつけないと。


今日も今日とて生きている。

旦那さんも無事帰ってきて、いっぱい話が出来る。

子どもたちも寝た。安心安心。


次男が、

明日の朝にいつもみたいに元気になっていると良いな。

と願いつつ

オカンはもうちょい呑むとしますか。


2018年11月10日(土)23時36分

白木鯖子

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ