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蜃気楼の家

作者: 秋月キアラ
掲載日:2008/08/08

 砂漠の町では、今日も誰かが死んでいた。


 それは珍しいことではなかった。


 通りの端に、名前も知らない老人が転がっている。顔には布がかけられているが、足だけが外へ出ていた。乾いたかかとに、砂が薄く積もっている。誰かが弔うでもなく、誰かが悲鳴をあげるでもなく、人々はその横を黙って通り過ぎた。


 死は、この町では天気のようなものだった。


 暑い日がある。


 砂嵐の日がある。


 そして、人が死ぬ日がある。


 それだけだ。


 町は砂の盆地に沈んでいた。


 井戸はとうの昔に枯れ、家々の壁はひび割れ、路地には乾いた糞と灰と骨が落ちている。人々は朝になると日陰を探し、昼になると動くことをやめ、夜になると空腹をごまかすために眠った。


 けれど、町の向こうには壁があった。


 高い、高い壁だ。


 砂色の町とは違い、壁だけは白くなめらかで、太陽の光を鈍く跳ね返している。壁の向こうには、魔術師の屋敷があると言われていた。


 屋敷では、毎晩のように宴が開かれる。


 楽器の音が聞こえる。


 人々の笑い声が聞こえる。


 風向きによっては、焼いた肉の匂いや、甘い果物の匂いさえ流れてくることがある。


 噂によれば、その屋敷には、飲みきれないほどの水があるという。


 泳ぐためだけの水。


 花を咲かせるためだけの水。


 床を冷やすためだけの水。


 食べきれないほどの果物が、銀の皿に積み上げられているという。


 捨てられるパンが、この町の子ども一人を一週間生かせるほどあるという。


 誰も確かめたことはない。


 けれど、みんな知っている。


 壁の向こうには楽園がある。


 そして、その楽園は決してこちら側へは来ない。


 最初のうち、貧しい人々は壁を見上げていた。


 いつか向こう側へ行けるのではないか。


 いつか扉が開くのではないか。


 いつか魔術師が慈悲を見せるのではないか。


 そう考えていた者もいた。


 だが、長い年月のうちに、みんな夢を見ることをやめた。


 壁の向こうに何かがあるなど、考えるだけ無駄だ。


 あれは蜃気楼だ。


 音も匂いも、乾ききった頭が見せる幻だ。


 そう思っていたほうが楽だった。


 たった一人、そう思えない青年がいた。


 名を、セラと言った。


 赤銅色の髪を持つ、痩せた青年だった。


 肩は骨ばり、頬はこけ、唇はいつも乾いて切れていた。だが、目だけは飢えた獣のようにぎらぎらしていた。


 セラは町の誰よりもよく壁を見ていた。


 水が欲しいからではない。


 食べ物が欲しいからでもない。


 もちろん、それらも欲しかった。


 だが、それだけなら町の誰もが同じだ。


 セラが欲しかったのは、壁の向こうにある「違う生き方」だった。


 ある日、町に旅人が来た。


 旅人は痩せたラクダを連れ、ぼろぼろの外套をまとい、片足を少し引きずっていた。けれど、彼の口から出る話は、町の誰も知らないものばかりだった。


 海の話。


 雪の降る国の話。


 夜でも明かりの消えない都の話。


 雨が何日も降り続ける森の話。


 空に届くほど高い塔の話。


 セラは、誰よりも熱心に聞いた。


「海というのは、そんなに大きいのか」


「ああ。どこまでも水だ」


「水が、どこまでも?」


「そうだ。飲むにはしょっぱいがな」


 旅人は笑った。


 セラは笑えなかった。


 水が、どこまでもある。


 その言葉が、頭の中に刺さったまま抜けなかった。


「じゃあ、町の外には本当に別の世界があるんだな」


「当たり前だ」


「ここが全部じゃないんだな」


 旅人はセラを見た。


「おまえは、そう思っていたのか」


 セラは壁を見上げた。


 白く高い壁。


 いつもそこにある、世界の終わり。


「この町で生まれた者にとっては、あの壁までが世界だ」


 旅人はしばらく黙っていた。


 それから、言った。


「壁というものはな、外から見ると案外低いことがある」


 その夜、セラは眠れなかった。


 旅人の話した世界。


 壁の向こうの屋敷。


 飲みきれない水。


 食べきれない果物。


 人はなぜ、同じ太陽の下で、これほど違う場所に生まれるのだろう。


 なぜ、ある者は水を浴び、ある者は舌を湿らせる一滴も得られないのだろう。


 セラは正義に目覚めたわけではなかった。


 革命を考えたわけでもない。


 町の人々を救おうと思ったわけでもない。


 ただ、欲しくなった。


 壁の向こう側へ行きたい。


 あの場所の水を飲みたい。


 あの場所の果物を食べたい。


 あの場所にある一番価値のあるものを奪えば、自分はこの町から出ていけるかもしれない。


 そう思った。


 翌朝、セラは壁の扉を見張った。


 白い壁には、一か所だけ巨大な門があった。


 門は普段、固く閉ざされている。


 だが、何日かに一度、荷馬車が屋敷へ入っていく。町の外から運ばれてきた食料や香辛料、酒や布や宝石が、そこを通って壁の向こうへ消えていくのだ。


 セラは何日も待った。


 そして、日が傾きかけたころ、荷馬車がやってきた。


 乾いた町には不釣り合いな、立派な馬車だった。


 黒い布で覆われた荷台。


 白い服を着た従者。


 首に金の輪をつけた馬。


 セラは物陰に隠れ、息を殺した。


 従者が門番と話している隙に、荷台の後ろへ滑り込む。


 心臓が、喉まで上がってくる。


 見つかったら殺される。


 そう思った。


 だが、誰も気づかない。


 荷馬車はゆっくり動き出した。


 門が開く音がする。


 ごごご、と石が動く重い音。


 セラは荷物の間に身を縮めた。


 壁の向こうへ入る。


 その瞬間、セラはもう町の人間ではなくなるような気がした。


 荷台の中で、甘い匂いがした。


 耐えきれず、セラは近くの箱のふたを少し開けた。


 中には、果物が詰まっていた。


 赤い果物。


 黄色い果物。


 青みがかった、見たこともない果物。


 どれも艶やかで、皮の下に水を含んでいるのが見ただけでわかった。


 セラはひとつ掴んだ。


 かじる。


 果汁が口いっぱいに弾けた。


 甘い。


 冷たい。


 水だ。


 果物の形をした水だった。


 セラは夢中で食べた。


 汁が顎を伝い、胸元へ落ちる。


 普段なら一滴だって無駄にしない。


 なのに、そのときのセラは、こぼれる汁に構っていられなかった。


 ひとつ食べる。


 もうひとつ食べる。


 腹が痛くなるほど食べる。


 そして思った。


 この程度のものが、荷物として運び込まれている。


 ならば、屋敷の中には、もっとすごいものがあるに違いない。


 荷馬車は屋敷の中庭で止まった。


 従者たちは荷を下ろし始めたが、セラは混乱に紛れて荷台の下へ潜り、庭の陰へ逃げ込んだ。


 あまりにも簡単だった。


 魔術師は油断している。


 誰も自分に逆らえないと思っている。


 セラのような者が壁を越えるなど、考えたこともないのだ。


 屋敷は、白と金でできていた。


 柱には宝石が埋め込まれ、壁には水の流れる模様が彫られている。床はひんやりとして、靴の裏に砂がつくのが申し訳なくなるほど滑らかだった。


 セラはしばらく、金の壁を眺めていた。


 だが、すぐに視線は別のものに吸い寄せられた。


 水だ。


 中庭の中央に、広い水場があった。


 池ではない。


 井戸でもない。


 石で囲まれた大きな四角い水の部屋。


 水面が青く光っている。


 セラは吸い寄せられるように近づいた。


 そして、飛び込んだ。


 水しぶきが上がる。


 口に水が入る。


 鼻に水が入る。


 セラは溺れかけた。


 泳ぎ方など知らない。


 だが、水場は思ったより浅かった。


 足が底につく。


 セラは咳き込みながら立ち上がった。


 そして笑った。


 体のまわりに水がある。


 肌に水が触れている。


 髪から水が落ちる。


 腹が空いているのに、全身が満たされるようだった。


「こんなに……」


 声が震えた。


「こんなに水があるのか」


 セラは両手で水をすくい、飲んだ。


 飲んだ。


 飲んだ。


 腹が重くなるまで飲んだ。


 それでも、水はなくならない。


 恐ろしくなった。


 世界には、こんなにも水がある。


 それなのに町では、子どもが一口の水をめぐって殴り合っている。


 セラは水場から上がり、屋敷の奥へ進んだ。


 どこかから音楽が聞こえる。


 弦の音。


 笛の音。


 笑い声。


 杯の触れ合う音。


 宴だ。


 セラは音のする部屋を覗いた。


 だが、そこには誰もいなかった。


 大きな食卓がある。


 皿がある。


 杯がある。


 しかし人はいない。


 それなのに、音楽だけが流れている。


 笑い声だけが響いている。


 見えない人々が、そこにいるようだった。


 セラは背筋が寒くなった。


 魔術師の屋敷だ。


 ここでは、音さえも召し使いなのかもしれない。


 セラは足早にその場を離れた。


 彼が探しているのは、屋敷で一番価値のあるものだ。


 金ではない。


 金を持って町へ戻ったところで、町では水にならないかもしれない。


 食べ物は食べればなくなる。


 宝石は腹を満たさない。


 では、一番価値のあるものとは何なのか。


 セラにはわからなかった。


 ただ、あるはずだと思った。


 魔術師がすべてを手に入れた理由。


 水も食べ物も音楽も、人の命さえも支配できる秘密。


 それを奪えば、自分も壁の向こう側の人間になれる。


 セラは屋敷をさまよった。


 廊下はどこまでも続き、部屋はどれも似ていた。


 香水の部屋。


 本の部屋。


 絨毯の部屋。


 鳥かごだけが並ぶ部屋。


 誰もいないのに、誰かが見ている気配がする。


 やがて、セラは寝室にたどり着いた。


 広い部屋だった。


 天井には星を描いた銀の板がはめ込まれ、壁際には薄い布が垂れ、中央には大きな寝台がある。


 セラは吸い寄せられるように寝台へ近づいた。


 こんな柔らかそうなものを見たのは初めてだった。


 試しに手を置く。


 沈む。


 体を横たえる。


 さらに沈む。


 雲の上に落ちたようだった。


 一晩だけ。


 少しだけ。


 そう思った瞬間、セラは眠ってしまった。


 目を覚ましたのは、叫び声のせいだった。


「なんだ、おまえは!」


 セラは飛び起きた。


 目の前に、男が立っていた。


 長い衣をまとい、白い髭を編み込み、指にはいくつもの指輪をはめている。目は深く落ちくぼみ、唇は薄い。


 魔術師だ。


 セラは反射的に逃げようとした。


 だが、足が動かない。


 それどころか、腕に違和感が走った。


 右腕を見る。


 皮膚に、細い線が入っていた。


 ひびのようだった。


 ひびは輪になり、手首から肘へ、肘から肩へ、いくつも増えていく。


「な……」


 次の瞬間、腕が分かれた。


 肉が裂けたのではない。


 血が出たのでもない。


 腕そのものが、まるで人形の部品のように、いくつもの無機質なブロックへ変わっていく。


 肌色の円筒。


 なめらかな関節。


 中に見える黒い軸。


 自分の腕が、マネキンの腕のように分解され、少しずつ離れていく。


 痛みはない。


 だからこそ、恐ろしかった。


 これは自分の体なのに、自分のものではなくなっていく。


「うわあああああっ!」


 セラは叫んだ。


 左腕にも線が走る。


 肩が、指が、手首が、ばらばらの部品へ変わる。


 魔術師は冷たい目で見ていた。


「盗人には、ふさわしい姿だ。おまえたち貧民は、しょせん部品でしかない。働く腕。運ぶ足。飢える腹。名前などいらぬ」


「やめろ!」


「なぜだ? おまえたちはそう扱われることに慣れているだろう」


 セラの中で、恐怖が怒りに変わった。


 部品。


 道具。


 名前のない隣人の死体。


 干からびた井戸。


 壁の向こうで鳴る宴。


 ふざけるな。


 セラは分解されかけた腕を無理やり動かした。


 部品のようになった手が、ぎこちなく魔術師の衣を掴む。


 魔術師の顔に、初めて怯えが走った。


「動けるのか」


「俺は……」


 セラは寝台から飛び出し、魔術師を押し倒した。


「部品じゃない!」


 魔術師の首に手をかける。


 人形のように分かれた腕で。


 それでも、力は入った。


 魔術師は床の上であえぎ、指輪だらけの手でセラの腕を叩いた。


「やめろ……殺すな……」


「おまえは町で何人死んだか知っているのか!」


「知らぬ! 知らぬが、望むなら何でもやる! 金でも、水でも、女でも、屋敷でも!」


 その言葉で、セラは我に返った。


 腕を見る。


 元に戻っていた。


 肌にひびなどない。


 指も、手首も、肘も、普通の腕だ。


 だが、心臓はまだ暴れている。


 あれは幻覚だった。


 魔術師が見せた悪夢。


 いや、本当に幻だったのだろうか。


 セラにはわからなかった。


 ただひとつ、わかったことがある。


 魔術師も怯える。


 魔術師も死を恐れる。


 壁の向こうの者たちも、自分と同じように息をしている。


「この屋敷で一番価値のあるものを差し出せ」


 セラは低く言った。


 魔術師は何度もうなずいた。


「わかった。わかったから、手を離せ」


 セラは魔術師を立たせた。


 魔術師は震える足で寝室の奥へ向かい、壁の一部に手を当てた。


 音もなく壁が開く。


 その奥に、大きな金庫があった。


 魔術師が呪文を唱えると、金庫の扉が開いた。


 中には、ありとあらゆるものが詰まっていた。


 金貨。


 宝石。


 香水。


 古い書物。


 小さな彫像。


 絹の布。


 銀の杯。


 水晶の瓶。


 象牙の箱。


 魔術師は言った。


「好きなものを持っていけ。これだけあれば、おまえのような者でも一生困らず暮らせる」


 セラは金庫の中を見た。


 美しいものばかりだった。


 おそらく、どれも途方もない価値があるのだろう。


 だが、セラの胸は動かなかった。


 金貨は食べられない。


 宝石は喉を潤さない。


 香水は砂漠の熱を消さない。


 書物は読めない。


 銀の杯は、空なら何も意味がない。


「違う」


「何がだ」


「こんなものに価値なんかない」


 魔術師の顔がこわばった。


「何を言う。これらは国ひとつ買えるほどの――」


「俺が欲しいのは、こんなものじゃない!」


 セラは叫んだ。


「ならば何が欲しい!」


 魔術師も叫び返した。


 セラは答えられなかった。


 何が欲しいのか、自分でもわからなかった。


 水か。


 食べ物か。


 金か。


 自由か。


 壁の向こう側の生活か。


 それとも、誰からも部品扱いされない自分か。


 黙り込んだセラを見て、魔術師の目が細くなった。


 次の瞬間、魔術師の袖から短剣が滑り落ちた。


 セラが気づいたときには、もう遅かった。


 腹に冷たいものが入った。


 痛みは、少し遅れてきた。


 視界が傾く。


 床が近づく。


 セラは倒れた。


 腹から血が流れている。


 今度は幻ではない。


 温かく、赤い。


 命が流れ出ていく感覚があった。


 魔術師が何か言っている。


 声は遠い。


 宴の音も遠い。


 水の音も遠い。


 セラは手を伸ばした。


 何へ向けたのかは、自分でもわからない。


 ただ、思った。


 生きたい。


 金などいらない。


 宝石などいらない。


 魔術師の屋敷もいらない。


 水を腹いっぱい飲んだことも、果物を食べたことも、柔らかな寝台で眠ったことも、もうどうでもいい。


 ただ、生きたい。


 町の外を見たい。


 旅人が話した海を見たい。


 雪を見たい。


 雨の降る森を見たい。


 壁の向こうではなく、もっと遠くへ行きたい。


 生きたい。


 強い光が、まぶたの裏を焼いた。


 セラは目を開けた。


 そこは、砂漠の町だった。


 ひび割れた壁。


 乾いた路地。


 ぼろ布をまとった人々。


 見慣れた空。


 目の前には、老人が立っていた。


「なんだ。まだ生きとったのか」


 老人はつまらなそうに言った。


 セラは腹を押さえた。


 傷はなかった。


 血もない。


 だが、空腹だけがあった。


 胃が縮み、喉が渇き、身体が砂でできているように重い。


 横を見る。


 名前も知らない隣人が死んでいた。


 朝に見た老人かもしれない。


 別の誰かかもしれない。


 もう、わからなかった。


 セラは起き上がった。


 町の向こうを見る。


 そこに、壁はなかった。


 白く高い壁も。


 巨大な門も。


 魔術師の屋敷も。


 何もない。


 ただ、砂漠が広がっていた。


 どこまでも。


 どこまでも。


 地平線の向こうで、空と砂が混ざっている。


 セラはしばらく、そこを見つめた。


 夢だったのか。


 幻だったのか。


 旅人の話に飢えた頭が作った蜃気楼だったのか。


 それとも、本当に壁の向こうへ行ったのか。


 わからない。


 だが、ひとつだけ確かなことがあった。


 行く手を阻む壁は、そこにはなかった。


 セラは立ち上がった。


 足元はふらつく。


 腹は空いている。


 水もない。


 それでも、歩ける。


 老人が笑った。


「どこへ行く」


 セラは地平線を見た。


「町の外だ」


「外には何もないぞ」


「見てくる」


「死ぬぞ」


「ここにいても死ぬ」


 老人は黙った。


 セラは一歩、砂の上へ踏み出した。


 壁の向こうに楽園などなかったのかもしれない。


 魔術師などいなかったのかもしれない。


 金庫も、水の池も、果物も、分解される腕の悪夢も、すべて飢えが見せた幻だったのかもしれない。


 けれど、セラはもう知っていた。


 一番価値のあるものは、誰かの金庫には入っていない。


 魔術師が与えてくれるものでもない。


 壁の向こうに置かれているものでもない。


 それは、自分がまだ生きているという事実だった。


 そして、生きているなら、歩ける。


 歩けるなら、まだ見たことのない場所へ行ける。


 セラは振り返らなかった。


 背後の町では、今日も誰かが死んでいる。


 だが、前には砂漠がある。


 どこまでも広く、どこまでも残酷で、どこまでも自由な砂漠が。


 セラは歩き出した。


 砂は熱かった。


 喉は乾いていた。


 空は容赦なく青かった。


 それでも、彼の前にはもう壁がなかった。

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