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お前らいい加減にしろっ(A)  作者: 加賀函館
第5章 皇紀2600年記念大観艦式
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066話

 安全が確認され、シェルターを出たのは2日後のことであった。

レビヤヒヘド諸島上面部は完膚なきまでに破壊され、爆発の大きさを物語っていた。


 シェルターに入っている間に受けた説明では、空軍の無人戦艦が使用している機関は、大気非依存型の超兵器機関(核融合炉)であるそうだ。


 だからどうしたのかと思ったが、炉心材が外気に暴露すると、大気中の水分から水素を生成して核融合反応を起こしてしまう代物なのだとか。


 最初に起きた爆発がそれで、大気中でアレであるため、海に落ちたらどうなるか。

 非常に答えは簡単だった。

防壁展開艦多数を使っても抑えきれず、基地が半壊し、多数の無人戦艦が轟沈した。


 これに巻き込まれた日本共和国側もタダでは済まなかったようで、改黄泉平坂級の殆どが、中破ないし大破している。


 幸いなことに、地下軍港に入港していた艦は無事で、落下物などによる軽微な損傷はあっても、被害と言えるようなものは殆どなかった。


 そして、ハフレリナ中将の元に、空軍の監督責任者が呼ばれ、見届け人として俺、黒島、源田参謀、新玉海将、新玉艦隊参謀長、新玉艦長の6人も呼ばれた。

 だが、最初から双方の言い合いに終始して、結果が出ることは無かった。


 新玉海将が言うには、レキシントンの空軍と海軍、空軍と陸軍はかなり仲が悪く、本来不仲であるはずの陸海軍が手を取り合って、空軍といがみ合っているほどなのだとか。

それは、現場に行くほど強く、トノマツ大佐のような人間が上層部に多くとも、あまり意味を成していないのだとか。


「まぁ、どこも一枚岩じゃないってことだよ」


 新玉海将にはそう言われた。


「では、日本共和国も。と、いうことでしょうか」

「さて、どうだろうね。少なくとも、摩耶は対策をしていると思うよ」

「例えば?」

「例えば……。と言われても、私はそういうのは得意ではないんだ。だから、よくわからんよ」

「えぇ…」


「まぁまぁ、羽生中将。考えるのは私の役目なので、そこは私に質問なさってくださいな」

「新玉艦隊参謀長……。甘やかしはよくありませんよ?」

「甘やかしていませんっ!」


 新玉艦隊参謀長は否定したが、新玉艦長は笑いをこらえている。

と言うよりも、新玉姓多くないか、この艦隊……。


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