041話
駆け足で第二次大戦勃発です
六二二事件のゴタゴタにより、大切な準備期間が奪われてしまった。本来ならば、鹿島を使って出雲級配備に向けた訓練が行われる予定だったが、鹿島が軍務履行不可能になったため、同型艦である鷲宮と博霊が追加で配備された。架空の神社はカウントされるのかだって?こまけーこったいいんだよ!
ただし、影響は海軍だけでなく陸軍にも及んでいたのだが。特に、海軍に一気に機人が増えた事により、その性能に惚れ込んだ将兵が、大量に換装を希望。一気に、色モノ軍隊となってしまったのであった。
しかし、日本共和国側では機人の機体在庫が払底されてしまい。まだ大量にいる換装希望者の要望には、答えきれていなかった。
近年では、男性型の機体も登場しているのだが、後でも換装可能であったため、女性型の機体でサイボーグ化する事案が多発。
後に、男が圧倒的に不足してしまうと言う信じられない結果になろうとは、換装した本人達も知る由も無かったのであった。
ただ、女性型機人が増えたため、女性軍人も目立たなくなり、その数は一挙に増えると言う副次効果もあった。
そんなこんなで、なんと2年近くも経過してしまったのである。その間に、ドイツは南方地域の併合を繰り返し、世界はいつ戦争になってもおかしくないほど、熱せられてしまっていた。
また、日本の状況も悪くなり、国際連盟を脱退さえしてはいないが、FABDA包囲網によって外交的には最悪な状態へと追い込まれてしまったのだ。
ほぼ、外交上は鎖国状態にある日本にとっては、それほどではないが、委任統治領である南洋諸島に現れる海外艦はその数を増しており、一触即発の状態となっていた。それでも、まだ問題は無いだろうと言えるレベルであり、この方面が爆発するまで時間がかかりそうだった。
問題は欧州の方だ。
8月の終わりには、ドイツ軍がポーランドの国境方面に軍を移動させ終えたと報道されると、緊張は一気に急上昇し、イギリスやフランスなどによって、最終警告が行われたが、ついに西暦1939年9月1日。ドイツ軍のポーランド侵攻により、第二次世界大戦の幕が切って落とされたのであった。
本来ならソ連も参戦するのだが、ソ連はバルト三国への侵攻のみで終わらせ、その後はひたすらフィンランドへの再侵攻を行うだけにとどめていた。
それもその筈で、ウラル以東が潰滅したため、工場なども多くが閉鎖され、ソ連は史実以上に厳しい状態に置かれていた。
特に、軍事産業は壊滅しており、KVシリーズは無く、T-34も今頃設計を開始したばかりと言う遅さだった。しかも、本来T-34を設計するミハイル・コーシュキンは病死しており、SMKを設計したN.V.ツェイーツが担当していたのだ。
これを知った日本共和国側は、少しやり過ぎたと反省する事になるが、いくらなんでも遅すぎたのであった。
ソ連の戦車開発は大打撃を受けていますが、他は案外史実通りです。
T-34/76はKV-1Sの車体に、76㎜砲塔を搭載した戦車になります。
T-34/85はIS-1の車体に、85㎜砲塔を搭載した戦車になります。
それを元にしたISシリーズが登場しますが、しょっぱなからIS-8がIS-1名称で登場。ドイツ軍を大苦戦させます。
また、BT-10と言う名称で、T-50が量産されます。




