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お前らいい加減にしろっ(A)  作者: 加賀函館
第3章 ちんどん欧州訪問()
27/72

閑話 ?????「お前らいい加減にしろっ」

閑話です。


話しの流れ的には、一番最初から一番最後まで行きます。

 世界が揺れ動こうとしている。また、愚かな事に争うのだと。(しゅ)の庭を追われた同胞同士で殺し合う、愚かで、愛すべき、愛しき子等……。

 主義主張が違うこその、多様性を否定して、国家となったおバカさん達。ああ、可愛いわ…。

 でも、彼らは来てしまった。戦うために……。理の外から来た。彼らに直接の妨害はできない。それが、(しゅ)が望んだ事。でも、間接的であれば、(しゅ)の願わない事には当らない。

 だから、愛しき(しゅ)の子等に予言を授けるのだ。必ず、世界の終りが来ると。東方の悪魔が、やって来ると。

 ほら、(しゅ)を信じないと言った君も、恐ろしいのでしょ?だったら、力を蓄えなさい。時が来れば、悪魔を滅ぼせられるから…ね?


 やっぱり、悪魔には敵わなかったね。君が(しゅ)を否定なんかするからだよ。(しゅ)は、いつも君の行いを見ている。そして、(しゅ)に本当に仇名すならば、私が殺してあげるから。ね?

 ふふ、怖い怖い。そんなに暴れ散らしても、私は物理世界に干渉する許可は得て無いんだ。だから、君の心にいるんだ。さぁ、もっと強くなりなさい。そうしないと、もっともっと、苦しむ事になってしまうよ?

 うん?死にたくない?あはは、なら、処分しなよ。君が、神になったつもりでね。できるでしょ?ふふ、ふふふふふ……。


 人間が沢山死んだね。(しゅ)は、どうお思いでいらっしゃるか……。(しゅ)は、いつお目醒めになるのか……。私には、分からない。でも、(しゅ)のお創りになられたこの世界は、護らなければならない。

 それが、我らカラドルドの使命なのだから……。


 想定外だ。(IOJ)ら、こちらに物理攻撃で干渉してきた。しかも、既に上層部は完全に破壊されてしまっている。今の稼働数で、対抗できるかは非常に不安がある……。ぅん?召喚?珍しいねぇ……。

「おお、本当に……」

 ちょび髭の男は、半信半疑だった様だが、私の姿を見て核心に代わった様に、目をぎらつかせた。

「私は神兵カラドルド。私に、何か用かい?」

「……?」

 しかし、彼らは私達が話す神代語(かみよご)を理解しなかった。非常に面倒くさいが、彼らが話す言葉……ラテン語に似た言語に翻訳して再度話しかけた。

「私は神兵カラドルド。私に、何か用かい?」

「お、おお!我々のお言葉が通じましたか……!」

「私は君の願いを叶えたまで。さて、私に何用かね?」

 ちょび髭の隣に立つ男(ルドルフ・ヘス)が、ベラベラと早口に何かを喋り出した。早過ぎて、聞ききれないが要するに、「世界最強の国を滅ぼしてほしい」と言うものだった。

「世界最強の国を滅ぼす……ね。良いけど。では、契約しましょ」

 場が沸きたった。この際、彼らの目を向ける陽動に使わせてもらいましょう。

 契約が完了し、少しばかり観察していると、ちょび髭が近付いてきた。

「我らが(しゅ)にお仕えする方、一つお聞きしたいのです」

「うん?良いわ。聞かせてみなさい」

「はい。我が国の行く末、どうなるのでしょうか」

「……。このままじゃ、滅ぶわね」

 喜び合う声が、一気に静まり返った。

「な、何故ですか!?」

「何故って、世界最強の国と戦争するんですもの。数年後には、草一本も生えて無いわよ?」

「日本共和国は、それ程強大な国なのですか!?」

「うみゅ?何で、IOJが出てくるのかしら?世界最強の国はILLでしょ?」

「へ?」

「IOJは最強国家であって、世界最強国家では無いわ。なんせ、この方面のILLはIOJの20倍の強さを持つのよ?まさに、世界最強国家でしょ?」

「そ、その様な聞いた事の無い国を滅ぼされても……」

「うーん。なら、ファスサやサラメアと言った国を知っているかしら。ILLは、その地域を植民地として持つ国よ?」

 誰もが、理解出来ないと騒ぎ出した。しかし、契約がなった以上、変更は不可能だ。そう告げて、私は絶望的な顔をした、愚か者達(愛しき子等)に別れを告げた。


 (しゅ)よ。先に逝く私を……お許しください……。後悔の念と共に、私の魂は破壊され、自由の身となったのだった……。


カラドルド「人間のくせに、神の創造物に干渉できるとかおかしいだろ!」

日本共和国「え?そうなの!?」

カラドルド「当たり前だ!いい加減にしろよ!」

日本共和国「だって、人間も『神の創造物』じゃないの?」

カラドルド「違うそうじゃない。そんな、勝手に生えてきた奴らの事なんか知るか!」

日本共和国「え!」

カラドルド「神の創造物と言うのは、この世界の事だ。生物の創成なんて、我らが主の力では不可能だ」

日本共和国「なん…だって!?」

カラドルド「まぁ、アイツならできるだろうがな。別世界の神クリスならな……」

日本共和国「kwsk」

カラドルド「言うかボケ!」

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