ヒロインっていいよねPAーRT、2
今日は雨でしたよ……濡れましたね。
「で?」
「はい?」
「いやだから、で?」
だめだ話が通じない。
放課後、国語教師に連れて行かれたぼくだが、で? とかいわれても全然わからない。
日本語でOK。……というか日本語でお願いしますよ。
なんて、心の中で言ってみるが何一つ現状が変わらない。
早く帰って萌え画像検索しなきゃ。
いや、すごいよね、おもにおっぱい。
キャラクターが奇形だとクラスメイトに言われ、ぼくがマジ切れしたのは記憶に新しいことだろう……あっ、そんときも呼ばれたな。
わかった! ぼくのせいで先生はアニメに偏見をもってしまったのだ。
ならぼくができることはアニメを進めて、この中年既婚教師の新しい奥さん(二次元)を作ってあげることではないだろうか?
よし!
「先生!」
「なんだ、反省……」
ぼくはポケットに手をつっこみスマホをいじった。
「お、お前……」
先生はキレそうだった。
だけど大丈夫。
ぼくはフォルダ、『ぼく一人だけじゃない、みんなの嫁だ』の中の一枚の画像を開いた。
「先生!」
「どうした、携帯いじるとは余裕だな。ケンカ売ってんのか」
ぼくはその迫力に負けそうになった……でも……。
ぼくは画面を先生に向けた。
「このこなんて先生にぴったりですよ!」
「ふざけてんじゃねえよ!!」
バコッ。
思いっきり殴られたのだろう。
意識が飛んだ。
ちなみに先生に見せたのは、半脱ぎで下着が上下見える、ピンク色で長髪のヒロインだった。
もちろん巨乳。
あっ、先生もしや貧にゅ……。
はい! 普通派!!