表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/15

思いを込めたキスマーク

真司side


「さっき、なんであんなこと言ったの?」

そう問いかけるキイナ。まじ分かってないんだな。


「嫉妬してもらおうと思ってさ。」

「嫉妬?」

「たぶん、津田今そーとー焦ってるから。」

「?」

「俺とキイナがやっちゃったと思ってる。」

「…そんなっ///」


いっきに赤くなるキイナ。可愛い。


「嫉妬してくれたら、嬉しくない?」

「…嬉しいけど…嘘はなんか嫌だな。」

「じゃあさ…。」


-グイッ


-ドサッ


「え…。」


俺はキイナをベッドに押し倒した。


「嘘じゃなくしたらいいんだろ?」

「え…やっ、やめてっ!」


最初は冗談だった。でも、涙目のキイナにだんだんマジになってきて。


「いったっ!」


キイナのクビに俺の印。キスマークをつけて、キイナを開放した。

俺の歯止めがきかなくなる前にキイナを部屋から追い出そうと思った。


「わり、冗談だから。帰れよ。また明日な。」


キイナは何も言わず、ただコクリとうなずいて帰って行った。




キイナがいなくなった部屋で一人つぶやく。「好きだよ」って。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ