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真…司?
キイナside
真司は早くお茶が飲みたいのか、「泣きやめよ。」と言った。
ごめんね、私の涙が入った「涙味のお茶」なんで嫌でしょ?
「ごめん、もうジュースでいいカナ?」
私は真司に申し訳なくなってそう言った。
すると、
-ギュッ
-ペロッ
「ぁ…っ、ちょっと真司!?」
なんと、真司が私をいきなり抱きしめて、
私の涙をなめたのだ!!!
「泣くなよ。飲みもんとかいらねぇ。」
「…。」
「俺、ガキのころからお前が好きなんだよ。」
「え?」
「津田で泣くなら、俺にしろよ。」
そんな、知らなかった。
真司を恋愛対象で見たことなんかなかったから。
「…今は…ごめん。もうちょっと待って。」
「ん、ずっと、待ってる。」
そういうと、スッと腕を離し、
「じゃあな」と言って、ご帰宅された。
一体…今のは何?私は…真司に告白された!?
こんな、ブスな私に!?真司って意外と趣味悪かったのか?
けど、ありがとう。