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図書室でやるなよぉ…。

キイナside


校舎がオレンジ色に染まる中、

私は図書室の中をただただ呆然としてみていた。

なんでって?


「ぁ…んぁ、る…い…ん、るい…」

「いい声出すねー、カワイイよ。けど黙って。」

「ぁぁ…む…り…んぁ」

「じゃあ、だまらせるしかないっか。」

「んんっ…る…い!」


私の彼氏…津田琉生(つだ るい)君。

彼は今、図書室で知らない先輩と一線をこしている。

黙れと言って、キスしている。


こんなのみたくはないけど、今は放心状態でもうどうにもならない。

ただただ、2人を見つめ、

1人我に返り、「さっ、帰るか。」といつもどうり学校を後にした。



気にしていないわけではない。

何も思わないのかと問われれば、考え過ぎていてヤバいのだ。


「私とはキスもそれ以上もしたことないのに、どうして?」とか

「あの告白はニセ告?」とか

「そもそも付き合ってるの?」とかとか…。


もしかしたら、あの彼からの告白は夢?

付き合いだして3日で「今日から帰れない」と言った君の女遊びはいつまで続く?


そんな私は、中森キイナ!フランス人の母と日本人の父とのハーフです。

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