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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
ふるさと税収~王子と婚約したハイエルフ嬢が共済チートでポイント対象にします~

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心配と不満と予感

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦せいれき2200ねんがつ20にち)ファンタジア世界せかい城塞じょうさい都市としベルファストの『ロマーヌのやかた地下ちか研究けんきゅうしつでは‥‥



 サガ(ハイエルフ(おんな))と、ジラルド王子おうじ人間にんげん(おとこ))と彩香あやか博士はかせ(人間♀)が、くつろいでいました。

 やがて、ジラルドが、サガにきます。


「ところで、アリスくんは、如何どうしている?」

「カルロたちおとこにんに、性感せいかんマッサージされてる」


「性感マッサージ‥‥サガ、きみは、誤解ごかいをしているようだ。

 カルロたちは、ふくたまま、純潔バージン処女メイデンアリスの『貞操ていそう心意気こころいき』の訓練くんれんを、つだっているだけなのだ」


「そうなんだ‥‥」


何分なにぶん、カルロたちは、アリス君の親類しんるいだからな。

 それと、なによりも、君におもいをせている」


「‥‥そっか」


 サガは、ジラルドの言葉ことばに、すこれています。

 一方いっぽうのジラルドは、はなつづけます。


「しかし、アリス君は、純潔じゅんけつ処女しょじょとはえ、親類たちの性的せいてきマッサージを、はだかけているわけだから、誤解ごかいまねいてもいたしかたいだろう」


「ところで、性感マッサージと、性的マッサージのちがいは?」

上品じゅうひんさと、まろやかさに、ちがいがある」


 ジラルドは、サガの『少しだけ意地悪いじわる』な質問しつもんに、平然へいぜんこたえました。

 そして、二人ふたりは、会話かいわしながらも、珈琲コーヒーくちにします。



 他方たほうで、彩香は、二人の会話をきながら、スマート機器デバイス操作そうさしています。

 さておき、今度こんどは、サガが、ジラルドに、興味きょうみ本位ほんいの質問をします。


「ところで、アリスの訓練に、ジラルドは、脱衣だつい参加さんかよね?」


「そのとおりだ。合体セックス未満みまん行為こういは、全部ぜんぶ許可きょかされているし、合体がったい未満の奉仕ほうしも、すべてを受けている」


「‥‥合体未満って?」

具体ぐたいてきに言えば、合体なしの風俗ポルノプレイだな」


風俗ふうぞくプレイって‥‥?」


「アリス君の純潔防護(ぼうご)は、行為や事象じしょう禁止きんしと許可を、的確てきかく識別しきべつする。

 たとえば、道具どうぐなどで、体内たいないめられながらも、合体だけを防止ぼうしできる」


「そっか‥‥だけど、淫蕩いんとうは、程々(ほどほど)にしなさいよ」

残念ざんねんながら、こちらの精力スタミナりない‥‥」


 本当ほんとうに残念そうなジラルドに、サガはあきれています。

 そののち、サガがつぶやきます。


「けど、ジラルドは、きすぎだけど、カルロたちは、遠慮えんりょしすぎ‥‥

 わたしにたいしても、律義りちぎすぎ‥‥」


 サガは、不満ふまんとも、残念とも言える表情ひょうじょうです。

 そこで、ジラルドが、おだやかに言います。


ひとは、それぞれだよ」


 結局けっきょく、サガの気分きぶんは、納得なっとくと不満のあいだで、れています。

 ジラルド王子は、そんなサガを、やさしくめていました。



 ともあれ、彩香博士が、スマート機器ききの操作をえました。

 同時どうじに、ひとり自慢じまんします。


「西暦世界と、スマホを接続せつぞくできた。わたしって、天才てんさいかも♪」


 これは、彩香にとって、ささやかな一歩いっぽです。

 しかし、ファンタジア世界にとっては、おおきな一歩かもしれません。



 やがて、彩香は、通販つうはんサイト術式プロトコルを、ほほみながら、はじめました。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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