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中キャでなにが悪い!  作者: みそのサバ煮
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自分が何キャか聞かれるのが一番困るよね

みんな1度くらい自分は陽キャなのか陰キャなのか考えたこと、もしくは聞かれたことがあると思う。

あれって困るよな。ホントあの質問するやつなんなんだよ。別に俺は陽キャでも陰キャでもないんだけどここで答えないとノリ悪いって思われたりするしさ。で、ここで問題が発生してどう答えるかって問題なんだけど最近は中キャっていうものがあるらしくてそう答える人とか自認中キャ(笑)みたいな人が出てきてるらしい。でもそうしてもさらに問題があって中キャは最近認知されたものであるからして相手が知らない可能性が少なからずあるわけだ。そうすると中キャについて解説しなくちゃならない。そんなの自分のギャグを解説するくらい恥ずかしい。かといって相手がどんなのか知ってたとしてもそれはそれで恥ずかしい。つまりなんて言いたいかというと中キャって答えるのは恥ずかしいってことなんだよ。てか中キャの定義ってなんだよ。陰キャと陽キャは陰キャが内向的とか陽キャが社交的とかあるけど中キャは?1番中途半端な存在のこととかでいいの?言ってて悲しくないの?まあそこは今はどうでもよくてつまり何が言いたいかというと...

「おい聞いてんの?お前って陰キャか陽キャかどっちって」

これである。俺は今まさにそのクソみたいな質問を投げかけられてる。

「うーん俺はどっちかというと趣味は陰キャだけど立ち位置は陽キャみたいな?」

「つまり陽キャなのか?」

「まあそんなとこ」

とまあ当たり障りのない回答でなんとか難を逃れた訳だが。てかこいつなんなんだよ、俺のそんな話聞いてなんの得があるの?俺のこと好きなの?なんて俺が若干BLに進みつつある思考にたどり着いた時

「いやなんか俺の好きな子が陽キャの子が好きらしくてさ〜、で俺ってどっちなんだろうと思ってさ」

聞いてもないのに恋バナをしてきやがった。とりあいずBL路線はなくなったみたいで安心だね!ただここでこれを無視すると後々めんどくさくなるのがここ数ヶ月の付き合いで分かってきているので反応しとく。

「お前バスケ部だよな?バスケ部なんて全員陽キャだろ。知らんけど」

「なんか雑じゃね?てか知らないんじゃねえか」

なん...だと...!?俺の必殺技【知らんけど】が効かないなんて...。コイツやれる...!!と勇者ごっこをしていると

「でも実際アイツら陽キャなんよな〜あながち間違いではなさそう」

どうやら俺の浅い認識でも間違ってはいないようだ。すると廊下から名前を呼んでる生徒がいた。

「亮、廊下から呼ばれてるぞ」

「マジじゃん、行ってくるわ」

遅くなったが俺の名は野崎拓也どこにでもいる高校生でこいつは親友の松下亮だ☆なんてふざけてみたりする。誰に聞かれる訳でもないのにふざけちゃう時ってあるよね!

話は戻るが中キャとはなにか、これは持論だがクラス内の政治に人一倍気を使っていて友達は多いが関係の深い友達は2〜3人で他はよっ友とか学校内だけの関係とかの友達が多い人のことなんじゃないかと思う。ならこの持論が合っているとして今の自分の状況に照らし合わせてみる。親友と呼べれるのは亮のみで彼女は特におらず部活は入っていない。だが、別に話すだけの友達なら学年の半分くらいはいそうだ。つまり俺は中キャでいいんじゃないか?

「ねぇ」

でもこれは俺の自己評価だし周りから見たら陰キャかもしれない。逆に相手が俺のこと親友だと思っていても俺が思っていないパターンとかもあるしな。実際小学生の頃あったし。てか昔告ったあの子とか女友達に拓也はお父さんって感じがして恋愛対象にはならないんだよねって話を聞いた時には逃げ出したっけな。背が高いだけでそれを言ってくるのは酷いと思います。てか差別じゃね?ハハッ笑えてくるね!あれおかしいな、なんだか涙が....

「ねえってば!」

「おお、中里じゃん。どうした?」

「どうしたじゃないよ野崎くん。この班の発表テーマどうするのって」

どうやら考え事していた間に休み時間は終わり授業が始まっていたらしい。

「まあ適当でいいんよくね?成績関わんないし」

「そんなわけにもいかないよ」

「は?なんで?」

「はぁ〜ほんとに聞いてなかったんだね。もう1回説明するからよく聞いてね」

めんどくさそうに、まあ実際めんどくさくいのだろう。中里こと中里すみれは説明をしてくれた。まとめると、それぞれがテーマを決めてそれについて調べ、そして発表してクラスで1番優れたグループを決めそのグループには体育の授業か体育の後の国語の授業を1回休める券が渡されるらしい。確かにこんなご褒美が出るならやる気になるのも頷ける。

「分かった?」

「ああ」

「それでやるテーマなんだけど....」

とテーマや中身については中里が決めてくれたので俺にはそれについて調べてまとめる仕事を頼まれた。仕事をやるのは別に構わないのだが一応嫌がっておくのがセオリーなので抵抗してみた。

「甘えたこと言ってないで早くやって」

これなんだよなぁ。顔は芸能人レベルにいいのに性格が変に真面目だから友達が少ないんだよこいつは。

「分かったよ。やればいいんだろ。でもなんか真面目なこと言ってるけどつまりお前は授業をサボる権利が欲しいだけだろ?」

「そうだけどなにか悪いことでも?」

「いや、ないが...」

「なら早くやって」

こいつほんと殴ろうかな。まあ別に俺の言ってることが悪いからいいんだけどさ。とまあなんだかんだあり授業は終わって放課後に突入。部活に入っていない俺は帰る支度をしていたのだが中里に話しかけられた。

「あなた帰宅部で帰る人いないでしょ?一緒に帰ってもいいかしら?」

...... 気のせいか?一緒に帰るか誘われた気がするんだが、

「ごめんなんて?」

「あらこんなにハッキリと目の前で言ってるのに聞こえなかったの?一緒に帰らないかって聞いたのよ」

だから何故?なんで俺なんだよ。もしかしてこいつこそ俺のことが好きな子なんじゃないか?ごめんなさい無理です。と心の中で振っておいた。

「まあいいけど」

「ありがとう。じゃあまた後で」

そして一緒に帰っているのだが何も会話が起きない。なんなら会話を振っても反応がない。なんなんだこいつ。

「ねえ」

こいつ話しかける時の声それしかないのか?

「なに?」

「松下くんの事なんだけどさ」

あー出たよまた恋バナだよ。高校生ってなんで恋バナ好きなの?発情期なの?まああいつは自覚してないがモテるほうだしな。たった数ヶ月でも何回かこの手の話はされたことがある。でも恋愛なんてどうでもいいみたいな面してるこいつがねぇ。

「もう桜に関わるのをやめて欲しいの」

前言撤回、そんなこと1ミリもなかったわ。てか桜?ピンクで綺麗な春頃に咲く?あの桜?と思ったが休み時間に亮が隣のクラスに好きなやつがいるとか言ってたな。

「それはその桜って子が望んでいることなのか?」

「そんなこと言ってないけど絶対迷惑してると思う。女の勘ってやつ」

「なら無理だな。本人が嫌がってるなら協力しないこともないがお前の憶測だけで話を進める訳にはいかない。てかそもそも、親友の恋路を邪魔する気はない」

「まあそうよね」

ほんと女子ってそういうとこあるよな。言われてもないのに人にお節介焼いたり勝手に女子たちだけで盛り上がって挙句の果てに振られたら男側を攻める。それで俺がどんだけ周りから引かれた目で見られたことか。

「なら交換条件よ」

「交換条件?」

「ええ、桜から松下くんを離す代わりに」

「代わりに?」

そして一息間を空けて意を決したように言った。

「あなたと友達以上恋人以下のかんけいになってあげる」

.....は?

週一で更新すると思います!ちなみに僕は自分のことを中キャって言ってました。イタイって言ってくださって結構です。個人的黒歴史ランキング第72くらいのことなので

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