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simane☆Revolution  作者: 櫻木サヱ
東京でのchallenge
15/33

意気込みとSTEPUP

東京の研究生生活も数週間が経ち、凛の体と心は少しずつ東京に慣れてきた。

今日のレッスンは、大きなステージ前の最終追い込み。

「……絶対にミスらんけぇ!」

わしは心の中で拳を握り、深呼吸する。



振り付けの確認中、芦田先生が声をかける。

「桜庭、今日は美月とのペアで最終チェックじゃ。互角の動きでお互いを引き上げろ」

美月の目を見ると、挑戦的な光がギラリ。

「桜庭、今日こそ負けんよ」

わしは小さく頷く。

「……わしも、全力でいくけぇな!」



ステージの端に立つと、昨日よりも動きが正確で、体が自然に反応する。

美月と息を合わせ、互いの動きを感じながら踊る。

「……これじゃ!昨日よりマシじゃ!」

汗だくになりながらも、凛の心は熱く燃える。


途中、少しタイミングがズレる瞬間もあったけど、美月が軽く手を合わせてくれた。

「ここはこう動くと合うよ」

わしは素直に修正し、さらにリズムを掴む。



通し練習が終わった瞬間、芦田先生が満足げに頷く。

「桜庭、美月、二人とも成長したな。息も合って、動きもキレておる」

わしは息を整えながら、心の中でガッツポーズ。

「……わし、ここまで来たんじゃ……!」


美月も少し微笑んで言った。

「桜庭、今日の動きは文句なしやな」

わしは自然に笑顔がこぼれる。

「……まだまだじゃけど、次も負けんけぇな!」



夜、寮に戻る道すがら、東京の夜景がきらめく。

「島根での仲間、里奈、美月、みゆ……みんなのおかげで、ここまで来れたんじゃ!」

挫折や努力、友情やライバルとの切磋琢磨――

全てが凛の心を強くし、次の大きなステージへの自信に変わった。


「よし……明日、本番じゃ……!」

凛の目は、未来のステージに向かって熱く輝いとったんじゃ。


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