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ハブ酒68

『グゥゥルゥアァァァァアァァァアァ!!!!!!!!』



雄叫びを上げるドラゴン。



自分に引っ付いて来る甦った物達を、小虫かのように羽と尻尾で追い払いながら、T-REXの胃をズタズタにしていたのだが、



『『ズブズブ……』』



甦った物達が、体の中に入り込もうとして来る。



体を噛んでとか、体を引き裂いてとか……物理的に何かをして来るのではなく、



『何をしているドラゴン!!!!!!!!マナを体の中から張れ!!!!!!!!』



張り付いて、体の中に忍び込もうとしてくる。



湿布を体に張り付けて、薬剤が体に染み込むような感覚……T-REXの胃から離れて、空に飛び上がろうと羽を広げて……



『こっちに来い!!!!!!!!』



空に飛び上がろうとしていたが、原人が呼ぶ方へと首を向けて、羽を乱暴に羽ばたかせると空中をきりもみに飛んで、転がり込むように赤い粘膜の外へと飛び出し、



『再生のやり方は教えたのだから、意地を張るなよ!!!!』



間髪入れずに、雷鳴化した原人がドラゴンの腹を蹴り上げると、



『ぐぅ…げほぉぉ!!!!』



ドラゴンの、体の中に入り込んだモノが吐き出される。



地面に吐き出されたそれは、赤い粘膜なのだが色合いがより黒い粘膜。



『何だこれは……いや、マナを張れと言ったのか……』



それは原人にとっても得体の知れないモノ、それが『何か』を知らないが、それでもマナを張れと言った自分がいる。



触って確かめてみようかと思っているのだが、本能が拒否反応示して手が伸びない。



(ならばせめて……)



触るのではなく電で消滅させようとしたのだが、



「仕事をしっかりとしているのぅ……ほほほっ、今日は素晴らしい日になる……楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ楽しみだ」



突然、青い鳥が狂ったように声を荒げて喋り出す。



『どうした!!!!!?』



思考を読み取って言葉にする青い鳥が、自分の言葉で勝手に喋り出したというのなら「お喋りで済む」が、



「おぉおぉあぁあぁおもしぃ者がいるれのしんだいのかならばこやつはあはあぁはぁああぁあぁはぁあぁああぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」



『もういい!!!!先に逃げろ!!!!』



思考を受け入れるのを耐え切れなくなった青い鳥を、解き放ってあげると、青い鳥は、一目散に逃げ出して行くのであった。

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