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ハブ酒55

間違っても、下にいる人間に弾丸を浴びせないように、張り付くようにしてミニガンを撃ち続ける。



『ドゥルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!』



ドラゴンを模倣しているだけあって、しぶとい。



背中の肉が抉れて血を撒き散らし、いくつもの弾丸が体内に喰らい付いているはずなのに、まだ逃げる。



さすがに背中をやられて、羽の付け根の肉を抉られては空を飛べずに『ドタドタ』と地上を走るのだが、



「きゃあぁあぁあぁあ!!!!!!」



「このっ!!!!」



その『ドタドタ』が人を襲う。



こうやって生きて逃げ惑っている間は、周りに被害が出る……早く仕留めなければいけないと、ミニガンから手を離すと、赤く染まるドラゴンもどきの背中に組み付き、



「くたばれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」



グチャグチャになった背中に、爪を立てる。



『ギョ…ギョオオォオォォォオォ!!!!!!』



ミニガンの弾丸が、肉をミンチにしてくれたお陰で、腕はドラゴンもどきの体の中に侵入出来る……のだが、



(届かない……)



心臓に届かない。



温かい肉の感触とは他に、肉を脈動させる心臓の鼓動は感じる……間違いなく、この先にある。



『ズルルッ!!!!』



腕を一度引き抜いて、ミニガンも弾薬もバッテリーも放り投げ捨てて、



『メキメキメキメキメキメキメキメキ!!!!!!!!!!』



体を巨大化させながら、足でドラゴンもどきを掴み……これ以上被害が出ないように、



「いやぁあぁあぁぁ………………」



自分の心を殺す。



ドラゴンもどきを地面に叩き付けて、押さえ付けて、



『グゥガァアァアァァァァアアァアァアァア!!!!!!!!!!』



巨大化したドラゴンの腕を突っ込むと、無理矢理、心臓を外に引っ張り出し、



『ブチュゥ!!!!!!』



『ギャァァァァッゥゥゥゥゥゥゥゥンンンン!!!!!!!!!!』



心臓を突き刺して、ドラゴンもどきの命を絶つ。


________



『ハァ…ハァ…ハァ…………』



「化け物め!!!!」



青い鳥が、原人の乱している息を代弁する。



『パァッァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!』



『……!!!!』



「しぶとい!!!!」



体が悲鳴を上げるが、こんなトカゲの化け物を相手にするには、雷鳴化するしかなく、



『パッッァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!』



閃光の一撃を見舞ってやる。

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