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念願のあのフォークで食べるアレ

作者: 藤乃花

夢にまで見たアレでアレをすすりたい!

大昔、というには大げさかも知れませんがかなり幼い年代の頃でした。テレビコマーシャルで日〇さんのカップ〇―ドルを海外の少年がプラスチックのフォークで啜るシーンがあり、わたくしめも同じフォークですすりたいと思っておりました。ですが、商店さんにもスーパーにも無くアレはコマーシャルだけの幻のフォークなんかな……などと思っていました。年月は流れ流れて、ある日(このとき社会人)駄菓子屋さんでプラスチックのフォークが付いたブ〇メンを見つけました。少し想像と違いましたが(あるやん!)と胸が高鳴り(オーバー)三個で百円なので三個買って、急いで(急がんでも……)帰宅しました。帰宅後慎重にブ〇メンを取りだし(だから、オーバー)フォークを震える手でカップからゆっくり外し、蓋をめくり、ポットのお湯を注ぎました。三分待つあいだ、ソワソワしており同時にフォークをチラチラ見て時計の針を気にしていました。そして……三分経過しました‼ワクワクしながら右手でフォークを、左手で蓋を開け、ついにフォークに麺を絡ま……ない?スル……ッと麺が滑り落ち、フォークに絡みません。(何これ?食べづら!)頑張って食べようとしますが、フォークでは麺が掴めず、あのテレビコマーシャルの映像とはかなり違う有り様になったわけです。現実と理想は違いますね。






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