行方不明
日本の某研究機関に
「エボラ出血熱」の病原体を移送する・・
各紙で報道されていますが、
あの内容は古くなっています。
実態は・・
海外の、ある国から日本へ輸送する途中で、
エボラウィルスが別の病原体にすり替えられ、
日本の研究機関でそれを確認。
届いたのは、俗に「雑菌」と言われる病原体(一般生菌)。
病原性は確かにありますが、
エボラウィルスよりは「穏便」な性質で、
致死作用はきわめてわずか。
侮ってかまわないわけではありませんが、
昔から、どこにでも存在する病原体です。
ところで、日本政府。
エボラウィルスが行方不明になったことを把握して、
WHO にはひそかに連絡。
報道機関にこの件が漏洩しないように、
厳重な情報管理を持続。
WHO も同様。
これについて知っているのは、日本政府やWHO の中でも、
ごく一部の担当者だけ。
まず、エボラウィルスの輸送経路をたどることにします。
(続く)