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天使の標本箱3

 そんな会話をしているうちに、馬車は指定の場所にたどり着いた。

 ああ、よかった。

 これで皆様のお小言から解放される。


「お話ししてると、あっという間だったね」


 クロエが馬車から外を覗き見る。


 ここは学園都市リーンデース、雨傘通りだ。

 名前の通り、雨傘・外套・手袋・帽子・雨靴などの防水加工商品を取り扱う店が立ち並ぶ通りだ。

 道幅が狭いわりに奥行があるので「ウナギの寝床通り」ともよばれているらしい。


 リエーブルに化けていた吸血鬼が借りていた家の一つは、この雨傘通りに位置している。

 今日は彼女が複数借りていた借家を一つ一つ調査していく予定だ。


「まずは一軒目だね」


 クロエが、元気よく馬車から飛び降りる。

 続いてパリューグに腕を絡ませられた状態で私が降りる。

 最後はティルナノグに守護されたベアトリスだ。


 雨傘通りは午前中から活気にあふれていた。

 大型の馬車が四台くらい余裕を持ってすれ違える大通りと違って、せいぜい中型が一台くらいが限度だろうか。


 だから余計に混んで見える。

 店の窓に気を取れられていると、誰かの肩がぶつかりそうだ。


 そんな人混みを、まるで魚が泳ぐようにするすると、誰ともぶつからずにクロエは歩いていく。

 クロエの視線に合わせて、私も雨傘通りのお店を見回す。

 

「わ〜〜、素敵なお店がいっぱいだ〜!」

「ええ、クロエさん、今度またみんなで来れるといいわね」

「うん!」


 魔獣革の防水長靴の店。

 魔法で仕上げた決して濡れない傘を売る店。

 どんな衣服にも防水効果を与える魔法薬を売る店。

 雨の日でも体を冷やさない保温効果のあるレインコートを売る店。

 どのお店も便利そうなものを揃えている。


「うふふ、雨の日にこういう華やかな色合いを纏うのは悪くないわね〜!」


 雨に濡れることもないだろうパリューグだけど、綺麗なレインコートが気になったようだ。


「欲しいのがあったらいつでも言ってね、パリューグ」


 時間があれば私も雨具を一式見繕っていきたいくらいだ。

 でも今日はそこまでの時間はないかな。


 それにしても、何だかこの通りには見覚えがある気がする。

 ああ、そうだ。

 万霊節の事件の時に、ウトファル修道騎士たちと追いかけっこした場所の一つだ。


 ……今度こそ普通にショッピングに来たいものである。


 これが欲しいあれはお買い得なんて話しながら歩いていくと、あっという間にリエーブルが生前借りていた家が見えてきた。

 趣味の良さそうな帽子店の上の階を借りていたらしい。


 さて、調査開始だ。


「ここがあの女の借家なんだね……?」

「ええ、そうよ。では、クロエさん、パリューグ……」


 声をかけるつもりだったベアトリスとティルナノグがいない。


 歩いて来た通りを振り返る。

 十メートルほど後ろで、ベアトリスは用心深く辺りを見回していた。

 足元にはちゃんと護衛のティルナノグもいる。


 ベアトリスが私と目があって、ペコリとお辞儀をして走ってきた。


「あわわ、すみません、お待たせしてしまって……!」

「仕方ないわ。この通りは混んでいるし気にしなくていいのよ」


 よし、これで全員揃った。


「いいわね、みんな?」


 みんなを見回す。


『うむ。いきなり化け物が出てきて襲ってくるようなことはないだろうが、用心せねばな』

「妾は準備万端よ?」

「私もいつでも大丈夫だよ!」

「ちょ、ちょっと、怖いですけど……頑張ります!」


 店の横にある細い階段を上った先のドアには、元々の施錠に加えて真新しい錠前が二つも付いていた。

 

 ドアの横には、緑色の小型竜が猫のように丸まって眠っている。

 彼女は学園都市に駐屯しているイグニシアの竜騎士が残した見張りだ。

 私たちが近づくと、小型竜はぱちりと目を開け、じっとこちらを見つめる。


 私はお兄様経由で借りておいた鍵で錠前とドアを開ける。

 解錠(アンロック)の杖を使わないのは、都市内部ではなるべく遵法したいためである。

 これなら何か事件が起こった場合にも説明しやすい。


「思ったよりも広いわね〜〜!」


 誰よりも先にパリューグがするっと体を滑り込ませた。

 彼女に続いてクロエ、私、ベアトリス、ティルナノグと続く。


 そこは今にも人が生活していたような雑然とした空間が広がっていた。

 南方大陸の地図が壁に貼られている台所・乾いたパンの転がっている食堂・本の積み上がった寝室・そしてびっくりするほどの本が詰め込まれた書斎。

 本のタイトルは南方大陸の魔獣についてのものが多い。

 書斎には書類や地図、それにリエーブルが描いたと思われる魔獣のスケッチも散らばっていて、なかなか乱雑だ。


「あらやだ、なんだかとってもカビ臭いわ〜」


 この中で一番鼻の聞くパリューグが、呻いた。

 なるほどね、古くて状態の悪い本が多いんだろうな。


「すっごく本が好きな人のお家みたいだね」

「──旧属州イグニシア地域の魔獣地域分布に、カルキノスの魔獣大全……見て、クロエちゃん、これ全部魔獣の本だよ?」

「うわ、これが全部?」

「すごく真面目に魔獣の研究をしていた人なんだね」


 ベアトリスがクロエにさらっと本棚の内容の解説をしていく。


「部屋自体はけっこう良い部屋よね〜?」

『部屋の無駄遣いにも見えるぞ』

「それはそうね。調度品も悪くないのに、もったいないわ」


 パリューグとティルナノグがそこら中を値踏みしながら言った。


「こういう部屋はなかなか住みやすいんじゃないかしら。でも──」

 

 しかし、なんだかちょっとだけ違和感がある。

 なんだろう、この、うまくいえない違和感。


 私は本棚の棚の上に指を滑らせた。

 指先にはたっぷりとホコリがついた。

 

「随分前から掃除してないみたいね。忙しかったのか、リエーブルさん本来の人格がお掃除が苦手なのか」 


 それに比べると床はずっと綺麗だ。

 いや、やたら綺麗に見えるのはこの書斎の足元だけか。

 書類が散らばっている割に、綺麗でここだけ絨毯が引いてある。

 

 ──そういえば、散らばっている書類、全部表が上になっててなんだか変だ。


 そこまで考えて、クロエと目があった。


「ねえ、エーリカさん。もしかして気がついた?」

「ええ、この部屋の床は不自然だわ」

「だよね」


 クロエは腰に帯びていた剣を抜いた。

 絨毯を切り裂く。

 剥き出しになった床には、魔法陣が真紅の光で浮かび上がっていた。


「きゃっ」

 

 ベアトリスが怯えて私の後ろに隠れた。


「直接触れるのはやめたほうがいいみたいだわ、クロエさん」


 クロエは頷いて、袖口から雪銀の針を三本取り出し、魔法陣に投擲する。

 針が突き刺さった瞬間、ぐらりと空間が揺れたような感覚を覚えた。


 魔法陣が壊れると、見えない波がそこを中心に広がる。

 肌が泡立つような感覚、無音なのに雑踏の中にいるかのようなざわつき。


 空間がゆらめき、別の場所の光景が二重写しになる。

 古めかしくて暗い、禍々しい雰囲気の祭壇。

 次の瞬間には、その祭壇の光景はぐにゃりとゆらめいて掻き消えてしまった。


『なるほど……今度もまた悪巧みをしているのか』

「この感じは、おそらく遠隔地の祭壇への干渉ってとこかしらねえ」


 ティルナノグとパリューグは魔法陣のあった場所を睨んだ。


 学園の地下にあったのは、怪物を作る変異の祭壇。

 各地の古い教会に仕込んでいたのは、魔力を掠め取る祭壇だった。

 じゃあ、これは一体何の悪事をする為のものなんだろうね?




       ☆




 魔法陣を破壊後、私たちは最初の借家を離れた。

 通りの入り口あたりで待っている馬車へと向かう。


「ねえ、エーリカさん、他の借家にもこんな魔法陣があるのかな?」

「おそらくは、そうでしょうね」


 詳細な調査をクラウス経由で頼んだほうがいいかもしれない。

 いや、その前に厳重に封鎖してもらうのが先か。


「なら全部破壊しておいたほうがいいよね?」

「ええ」 


 本当ならそのままにして調査を任せたいところだが、モノがモノだ。

 調査者が呪われて、得体の知れない化け物になってしまうのが怖い。

 だから、なによりも安全確保を優先するべきだろう。


「じゃあ、みんな次は──」


 そう話しかけたタイミングで私たちの目の前で、駆けてきた子供が通りすがりの老人にぶつかった。

 老人が高く積み上げて運んでいた本が盛大に通りに散らばる。

 

 大丈夫かな?

 クロエはすばやく移動して、老人が起き上がるのに手を貸していた。


「おじいさん、大丈夫?」

「ありがとうよ、お嬢ちゃん。まったくあの悪ガキどもときたら!」

「怪我は……うん、無さそうかな?」


 私は手前に落ちた本を拾い上げる。

 すると、拾った本から一枚の紙片が落ちた──かに見えたが、不意に視界からその紙は消えていた。

 足元にはただ石畳と本があるだけだ。


 紙を探して石畳を凝視したが、どこにも本から滑り落ちた紙は見つけられなかった。

 見間違いだったのかな……?


 散らばった本をみんなで拾って、老人に渡していく。


「はい、これで全部だよ。後で何か痛いところがあったらちゃんとお医者さんのところに行こうね?」

「ありがとう。本当に助かったよ、お嬢ちゃんたち」


 老人は深々と頭を下げて感謝しながら、「雨にまつわる物語専門」と書かれた店の中に帰っていった。

 

「あ、あの、ちょっとだけいいですか?」

 

 老店主が去った後、ベアトリスが恐る恐るといった様子でみんなに声をかけてきた。

 おや、なんだろう?


「これなんですが」


 ベアトリスは小さな紙切れを手に持っていた。

 それはちょうどこの通りの石畳の色や模様によく似ていて……あ、さっきの紙だ!?


「それはさっきの老店主が落とした本に挟まっていた紙よね? やっぱりウィント家の指示なのかしら?」

「ええ、そうです、エーリカ様」

  

 ベアトリスが紙片を裏返して差し出す。


 ──吸血鬼三体がこの雨傘通りにいます。

 ──最も強い個体は「死を貪り喰らう者」と呼ばれる太古の吸血鬼。

 ──他の個体も霧化をはじめとして対処困難な能力を複数備えています。

 ──交戦してはいけません。学園まで撤退し、ロウエル・トゥールの助力を仰ぐこと。

 ──ロウエルを失うのは惜しいですが、民間人の犠牲を最小限に食い止めるためには致し方ないでしょう。


 そこには見知らぬ筆跡でそう書いてあった。


「この方は学芸員さんに化けていた吸血鬼が倒されたことを未来視できなかったようです」 


 なるほどね、死を貪り喰らう者が倒されていない未来を見たウィント家の誰かの助言ってことだ。


 しかし、死を貪り喰らう者が倒されていても、他の二体の吸血鬼は健在のはずだ。

 おそらく、私たちがリエーブルの痕跡を調査していたのがバレていて、待ち伏せされたんだろうね。


 でも、この場には対吸血鬼としては最強のパリューグがいる。

 彼女の炎で焼きつくせば、おおよその吸血鬼なら一撃だろう。


 問題は二点。

 どう索敵するか。

 混み合った街中で被害者を出さずに怪物を倒すにはどうすればいいか、だ。


 最適解は何?


「……で、ですね、これとは別に伯母さま直々の指示があったのですよ」


 ベアトリスは別の紙片を広げた。


 ──雨傘通り全体を包囲する広範囲結界を用意しておくこと。

 ──結界の構成については、今日中にクローヒーズに相談すること。

 ──また、霊脈から直接魔力を供給できる権限を必ず得ておくこと。いいわね?


 これはまた難解な指示だ。

 要点を述べないくせに、かなり労力を使う指示じゃないですか。


「昨日この指示がありまして、夕方から大急ぎで広域結界を展開しておいたんです。だからこの場は私が対応いたしますね」


 ああっ、ベアトリスが朝から疲れていたのはそういうことなのか!

 クロエが不思議そうな顔をしてベアトリスを見つめる。

 

「入る時にも、ぜんぜん魔力の変化を感じなかったよ……本当にもう結界の中なの? こんなに長い通り全体に?」

「うん、そうだよクロエちゃん。昨日の夕方からクローヒーズ先生の指示でいろんな先輩に手伝ってもらって、基本的な仕掛けはほぼ出来ていたの」

「すごいね!」


 魔法使いの学生を動員した人海戦術かあ。

 たしかにブラドに協力を仰がなければ出来ないやり方だね。


「私は大したことしてないよ。魔力は魔法塔経由で霊脈から補給だし、難しい結界の構築法は先生のおかげだし」

「そっかあ、でもすごいと思うよ」


 ベアトリスが困った顔で下を向いた後、すぐに顔を上げた。


「……っと、そろそろ攻撃が始まったかな? あなたとあなたですね?」


 ベアトリスが指差す先を見る。

 前方十五メートルほど先の、こちらに向かって歩いてくる老婦人と小さな少女だ。

 楽しそうに歩く少女に手を引かれて、老女は優しい笑顔を浮かべていた。


 あの人たちが?


「濃霧だ……いつのまに?」  


 クロエが呟いた。

 気がつかないうちに、雨傘通りは濃霧に包まれていた。

 街ゆく人々の顔つきも、どこかぼんやりとした様子に変わっている。

 幻覚や認識阻害の類の呪術も兼ねているようだ。

 

「これ、濃霧で雨傘通りごと人間を飲み込む気だよね……?」

「うん、その通りだよ、クロエちゃん」


 ぞっとする。

 静かなる大量虐殺だ。


 霊視の魔眼(グラムサイト)の杖を一振りして、先ほどの老婦人と幼児のいた場所を確認する。 

 そこには、もう何も見えなかった。


「ああ、本当に良かった……。人間以外の姿になってくれて。人間の形をしたものをこんな目に合わせるのは、ちょっと嫌だったんだ」


 ベアトリスはそう言って安堵のため息を漏らす。

 そして彼女は両手を広げて、聞き取れない速さで呪文を唱えた。

 すると極小の立方体の結界が、雨傘通りを埋め尽くす。


「じゃあ、その、やっちゃいます」


 ベアトリスの掌の上に銀貨ほどのサイズの小さな魔法陣が浮かぶ。

 そして短い呪文を発声すると同時に、その魔法陣を握り潰した。 


「……さようなら」


 ベアトリスがそう言うと同時に、無数の結界全てが地面に吸い込まれるように消えていった。

 えっ!? これで終わり?

 なんてあっさりした戦い方だろう。


「霧化した吸血鬼を小さな結界に封じて、岩漿(マグマ)のある地層まで強制転移しました」

 

 膨大な魔力で吸血鬼の魔法防御を貫通しての強制転移か……。

 それも岩漿まで?

 霊脈から魔力供給があるとはいえ、かなりの大技だ。


 このレベルの高速詠唱も広範囲攻撃も、クラウス以外がこんなに簡単に使うのは見たことがない。

 あのハイアルン先輩だって、かなり優秀だけど、けっこう詠唱は長いのに。


「強制転移なんて数が少ないから可能な方法なんです。もし一体でも多ければ私では不可能でした」


 ドロレス・ウィントはここに現れる吸血鬼の数がベアトリスに捌ききれる数だということまで未来視していたってことか。


「それでも凄いことだわ」

「うんうん、ベアトリスってすごく強いんだね」

「……隠れるつもりのない上に初動の遅い敵だったから勝てただけだよ」


 条件次第なのは確かにそうだ。

 でも、今回の最適解は確かに彼女以外にいない。


 予測・計画・下準備・協力。

 すべて揃わないとダメだけど、そろってしまえば、彼女はいくらでも戦況をひっくり返せる強力な魔法使いなのだ。


 それに、ベアトリスが時報になる理由もよくわかった。

 過去からの指示のせいで、誰よりも危険な場所に向かわなくてはいけなくなるんだ。

 しかも、本来ならば、おそらくたった一人で。


「あらあ、便利な子ね!」

「いえいえいえ、そ、そんなことないです……! 畏れ多いです、天使様!」

『そんなことあるぞ、お前の魔法は地味で控えめだが、 地層の下の岩漿(マグマ)のごとく猛々しいぞ』

「ティル様まで……、そんなお言葉もったいないですから……! 」


 パリューグやティルナノグも感心していたが、ベアトリスはむちゃくちゃ恐縮している。

 褒められ慣れていないっぽいし、仕方ないよね。


「さ、さて、みなさん! まだ一軒目ですから、どんどん行きましょう!」


 話を変えようと必死なベアトリスが目をグルグルさせながら叫んだ。

 私とクロエはベアトリスに手を掴まれて、馬車の停車場まで早歩きをする。


 しかし、例の最初の予告のおかげで、借家に隠されていた企みがけっこう重大だということが分かった。

 まさか借家から出たそばから襲われるとは思っていなかったけど、ある意味都合がいい。

 吸血鬼の企み、きっちり暴いてしまおう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「ここがあの女のハウスね・・・」を思い出した。 ベアトリスも大掛かりな準備が必要がとはいえ強いですね。 さすがに「死を貪り喰らう者」相手だと1体でも魔法抵抗が強すぎて強制転移は無理かな。
[一言] え、こっわ! 静かに強大な効果のエグい魔法、凄まじいですね……。いくら下準備の塊とはいえ。
[一言] ウィント家の見る可能性や、送る指示にもブレがあるってすごく好きです 未来改変合戦ここにありって感じですね!
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