となり同士にいて
継ぎ足した言葉は
あなたには嘘と聞こえたのだろうか
この日の主人公は間違いなく
わたしでもなく
あなたでもない
出会いから今日までを振り返る
たくさんの笑顔でいるフォトは
これが奇跡ではないことを
自然に教えてくれる
まぶしいのは
舞台の上にいる、ふたり
絶えぬ笑顔は美しい
幸せとは、こういうこと
言葉でいちいち表さなくても
皆が分かっていること
隣同士になった
ホントは斜め前くらいが良かったけど
わたしはある日に
あなたを見かけた
隣にいる人は誰だか知らないけど
いつか聞こうと思ってて
それがその日になった
ただの知り合い・・
「ほんとにそうなの?」
「そんなふうには、とても見えなかったけど」
わたしは
あなたの言葉を否定していた
となりにいた女性が
恋人ではないと言うことを
わたしの継ぎ足した言葉を
あなたはどんなふうに思えたのかな
まぶしいくらいの
絶えぬ笑顔は美しかったけど
今日はあなたとわたしの
共通の友達の結婚式
とくに何もない
あなたに特別な感情は何も無い
ただ、あなたの
絶えぬ笑顔も美しい