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76.変な女にゃ
「ほんっとーに大丈夫にゃんか?」
大蛇の体液でベトベトになりながらも、マディはせっせと足を進め、問題の水辺までたどり着いていた
恐る恐る水面を覗き込む
ぴちゃん
ビクゥッ
音がした方向へ全力で振り向くが、そこには何も無い
暫く警戒して辺りを観察するが、特段何も起きる事は無かった
恐らく天井から水滴でも落ちたのだろう…周辺は至って静かだ。さっきまで巨大な化け物が居たとは到底思えない
かといって、ここで朽ちた経験のあるマディからしてみれば、あまり長居したい場所でも無かった
(…さっさと、行くにゃん)
水で軽く全身についた体液を落とし、先へと進む事にする
水辺を後にし、洞窟の先、恐らく出口と思われる方向へと進んで行く
(一体、どうなってるにゃ。もう1時間は歩き通しにゃ)
行けども行けども、先には闇が広がっていた、化け物という難関を突破した興奮は既に失われ、只々 疲労だけが蓄積されていく
「いい加減にしろにゃぁぁぁぁ!」
「うっさい!」
唐突な声と同時に ガンッ、と何かで後頭部を思いっきり殴れた
「ふぇ、いったいにゃぁ! 何するん…ふにゃぁぁぁぁっ、お前一体誰にゃ!!」
振り返るとそこには全身が薄っすらと光る短髪の女性?が立って居たーーー




