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70/111

70.誰でもいいから止めてくれにゃ!

「いやいやいやいや、死人が生き返るなんて御都合主義そうそうある訳がなにゃいにゃんっ。にゃいよね…?」

 

 だが当然、答えが返ってくるはずも無い

 

「うぅ…でも、どう考えても…」

 

 確信はある、あるにはあるが、確かめる術が無い

 いや、あるにはあるのだが

 

「それって、死にゃにゃきゃいけないって事だしにゃあ…」

 

 試すだけの勇気は平凡に育って来たマディには到底無かった

 そもそも、この洞窟から抜け出せるかもわからない

 サバイバルスキルとか、そういったものは何も持ち合わせていないのだ

 

 唯一あるとすれば

 

「神様から貰ったスキル…かにゃ」

 

 が、これも発動条件も何も分かったものでは無い

 一体この状態で何をどうしろというのだ、少ししてマディは考える事を辞めた

 

「とりあえず、地上を目指すのにゃ!」

 

 ならばやる事は1つ、自身が体験した事をよく思い出して次は同じ失敗をしない様にする事

 

「確かそろそろにゃ」

 

 辺りに、特に天井付近に気を配りながら闇の中を進んで行く

 すると、キラリと光るモノが目に入った

 

「ん?」

 

 目を凝らして見ると、そこには自身の3倍もの大きさの蛇らしき生き物が天井の岩に巻きつく形でぶら下がっていた

 

 (うひゃぁ、きっとコイツにやられたんだにゃ!ていうかこんなデカイ蛇初めてみたにゃ…にゃにこれこわっ)

 

 蛇に気づかれない様にそろそろとその場を後にする

 

「これで安心していられにゃいにゃ」

 

 そう、この先の水場に奴がいるはずなのだ

 さっきの蛇とは違い、出会ったら恐らく自分は助からないだろう

 きっとアレは人の手でどうにかなる様なモノじゃない

 

 とはいえ

 

「どうしたもんかにゃ」

 

 そう、特段どうしようも無いのだ

 遭遇しない様にする、というかそれしか選択しか無い。会えば終わりだ

 取り敢えずは、距離をとって水辺を観察するくらいしか手は無い

 

 転移した先が洞窟だったり、でっかい蛇が居たり、#剰__あまつさ__#え正体不明の化け物に襲われたり、一体自分が何をしたというのだ

 

 そもそも当初の目的である、神殺しに#至__いた__#っては’か’の字も出て来ていない

 

「発狂しそうにゃ…」

 

 マディは己が選択の不運を呪った

 

 だがそれも仕方が無いのかもしれない

 だってここは自分の居た世界では無いのだから

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