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二刀を巡る黙示録  作者: はむはむ
終章 某国編
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終章 閑話

──キャラ紹介──

‣リョウ……物語の主人公兼転生者。明るく真面目な性格で、某国に対して強い恨みを抱いている。終章時点では中学生ぐらいの年齢。終章では二刀流を使用した。

 元は『天空の太陽』上位クラスで、リュミエール襲撃後は『裁ち切る鎖』の中位クラスだった。

 武器1……刀

 能力……《鉄生成》体中から自由に鉄を生成する。生成できる鉄に限界量があり、鉄は体から切り離せない。

 武器2……刀

 能力……《武器奪取》刺した相手の武器を奪い、使用する。武器を奪われた相手は【ロスト】に変化する。



‣———……リョウが転生した時点からリョウを導いていた青年の声で、【NO.2】。左手に【NO.3】の武器、右手に【NO.2】の武器を持ち、リョウの体を乗っ取った状態で戦う。

 武器1……刀

 能力……《鉄生成》体中から自由に鉄を生成する。生成できる鉄に限界量があり、鉄は体から切り離せない。

 武器2……刀

 能力……《武器奪取》刺した相手の武器を奪い、使用する。武器を奪われた相手は【ロスト】に変化する。



‣ラ・メラ……リョウを育てた人物。リュミエール屈指の実力者で、元々は間諜活動などを行っていた。

 『裁ち切る鎖』最上位クラスであるが、任務には殆ど赴いていなかった。

 武器……コピス

 能力……《超高速移動》超高速で移動する。動きが直線的になる。



×リュミエール王……リュミエールの王。温暖な性格で、王とは思えない程質素な服装をしている。ラメラと対問いにやりあえる実力者で、臨戦時とそれ以外とで性格ががらっと変わる。三章第二十三話『王』で死亡。

 武器……イルウーン

 能力……《瞬間移動》任意の対象を任意の場所へ、一瞬で移動させられる。この移動は魔術酔いを伴わない。



‣カルマ……明るい少年。リョウの友達。元々レジスタンスの一員だった過去がある。能力を持たないことがコンプレックスだったが、終章では父親への憧れに強く影響された能力を開花させた。

 元『天界の太陽』上位クラスで、リュミエール襲撃後は『裁ち切る鎖』中位クラスに所属していた。

 武器……刀

 能力……《完全回復》回復という概念のある事象を操る。



×センサキ……天界の太陽最上位クラスの、タキシードに身を包んだ男性。終始ふざけた態度だが、実力は本物。師匠のエルセアルが失踪してからは「アスペン」と名乗った。終章にてグレイとエルセアルを迎え撃ったが、敗北。第三章第十七話『種』にて精神が死亡し、終章『植物』にて完全に死亡した。

 武器……刀

 能力……《華火》花火を自由自在に生成、操る能力。



‣グレイ……口調は丁重だが、何故かプレッシャーを放っている巨漢。盲目で、かなり若い。能力によって強化された四感で、周りの様子を察知している。命の恩人であると同時に親友でもあったセンサキの死によって、精神的に衰弱している。終章ではエルセアルとともにセンサキとドラゴを相手取った。

 武器……槍

 能力……《喪失激成》無作為に選ばれる何か一つを失う代わりに、全ての能力を強化する。



‣レイジ……カルマの影に潜んでおり、必要な時に出てくる少女。本人曰く『カルマが大好き』。過去の記憶を封思い出さないようにするために会話を避けていたが、記憶を取り戻したことにより多弁になった。

 元々は『天界の太陽』最上位クラスで、現在は『裁ち切る鎖』の上位クラスだった。

 終章ではルカナ・ビィト・キーと対峙。

 武器……小刀

 能力……《影隠》影に隠れる能力で、隠れている間は睡眠・食事を一切必要としない。歳も取らない。人間の影に隠れ場合、宿主の行動を制限することが出来る。



‣ボロネア……口が悪く、大雑把で、腕っぷしが強い元盗賊。計算も得意であるため、ギルド内の資料管理はほぼ彼が司っていた。リュミエール襲撃後は、グレイと共に過ごしている。終章では、一階にて某国兵士の殲滅を担当した。

 武器……刀

 能力……不明



×グリア……天界の太陽下位クラスの、口数が少ない少年。立場上リョウの後輩で仲が良い。真面目で従順。三章第十六話『論理』で死亡。

 武器……刀

 能力……不明



×モク……酒瓶を手に抱えた、酔っぱらいの大男。カルマと知り合いで、仲が良い。

 『裁ち切る鎖』中位クラスとして活動していた。

 武器……不明

 能力……不明



×フォーリン……とても清潔な青年で、裁ち切る鎖のコックを担当している。彼の作る料理はどれも絶品で、裁ち切る鎖の人々は皆、例外なく彼の料理を楽しみにしている。 

 その一方で、普通に『裁ち切る鎖』中位クラスとして活動していた。

 武器……不明

 能力……不明



×カリン……人を見下すような発言が目立つ、大人の女性。第四章ではカルマの訓練を担当していた。

 『裁ち切る鎖』中位クラスとして活動していた。

 武器……鉄扇

 能力……不明



‣カヅキ……『占い処・天秤』を営んでいる男。若い割には行動がじじ臭く、紫色の着物で全体的に白っぽい身を包んでいる。胡散臭くも思えるが、占いの腕は本物……らしい。生死不明。

 『裁ち切る鎖』上位クラスとして活動していた。

 武器……不明

 能力……不明



‣ブラッド……天界の太陽最上位クラスに匹敵するほどの実力の持ち主で、中位クラスと偽って天界の太陽に潜入していた。カヅキと一緒にいる姿がしょっちゅう目撃されていた。生死不明。

 『裁ち切る鎖』上位クラスとして活動していた。

 武器……ナイフ

 能力……《血姦》血を舐めた相手との戦闘時、自身の戦闘能力を著しく上昇させる。



‣テーヤ……黒い修道院服と、首から下げたロザリオが特徴的な男性。第四章ではリョウに訓練を施した、師匠のような存在。

 『裁ち切る鎖』上位クラスとして活動していた。

 武器……十字のダガー

 能力……不明



×ベノム……とても不健康に見える猫背の男性で、【NO.6】の候補だった。首に巻き付けた蛇が印象的。終章ではネクと対峙。自らの血液に大量の毒を取り込んでいる為、血を流すだけでも凶器になる。某国から脱走した先でテーヤと出会い、鎖に加盟した経緯を持つ。『裁ち切る鎖』上位クラスとして活動していた。終章第十九話『神父』にて死亡。

 武器……ナイフ

 能力……《毒と薬》薬や毒と定義されたものを操る能力。



×ライ……赤みがかった黒目と、薄汚い格好が特徴の男性。常に眠そうで、目の下には隈ができている。

 『裁ち切る鎖』上位クラスとして活動していた。

 武器……不明

 能力……不明



‣ドロシー……狐の仮面をかぶった紫色の瞳の少女で、本名シーク・レイン。モルブスで伝染病が流行った際、医者の父と共にモルブスへ向かった。その記憶を自分で壊してしまったため、精神的に安定していなかった。

 『裁ち切る鎖』最上位クラスで、『迷妄の女王』という二つ名が付けられていた。

 武器……短刀

 能力……《心操》心を操る。記憶改ざんなども出来る。



‣エルセアル……真っ赤な服に身を包んだ、優しい笑みの男性。話し合いに対して積極的で、話し合いの方向を決める役目を担っている。元々ローズの重鎮だった過去があり、第六章ではその経験を生かしてローズでの任務に参加した。

 『裁ち切る鎖』最上位クラスとして活動していて、『穏健の教師』という二つ名が付けられていた。

 武器……刀

 能力……《植操》植物を操る。



×アレク……茶髪の少年。え—09と呼ばれていた『四ツ子』。控えめな性格で、滅多なことが無いと発言しない。少女のような声色で、よく性別を間違えられている。が、本人は気にしていない。スザンナとロザンナの脱出、エレクの命名などに携わっており、終章ではシープや他の四ツ子と対峙した。

 『裁ち切る鎖』最上位クラスとして活動していた。終章第十四話『笑顔』にて死亡。

 武器……杖

 能力……《土の四ツ子》固体を操る。



×ロザンナ……ラメラの家の前で捨てられていた子供の片割れ。『四ツ子』。怒りを媒体にしてシープに洗脳されていた。終章ではシープとアレクと戦い敗北。終章第十五話『血族』にて死亡。

 武器……杖

 能力……《炎の四ツ子》固体・液体・気体以外のものを操る。



‣スザンナ……ラメラの家で捨てられていた子供の片割れ。『四ツ子』。実力はロザンナに等しい、強力な魔法使い。悲しみを媒体にしてシープに洗脳されていた。終章ではシープとアレクと戦った。

 『裁ち切る鎖』最上位クラスで、ロザンナと共に任務に赴いていた。

 武器……杖

 能力……《風の四ツ子》気体を操る。



‣エレク……吊り上がった口が特徴的な少年。『四ツ子』。アレクが四ツ子を救出した際、一人だけ救出されず某国にとどまったせいで、思考回路や言語能力を失っている。

 武器……杖

 能力……《水の四ツ子》液体を操る。



×シン……浅黒肌で金色のイヤリングを付けた青年で、裁ち切る鎖のボス。常に煙草を吸っており、印象は最悪。ユイと一緒にいた過去がある。終章第二十話『一階』にて死亡。

 武器……刀

 能力……《静かな時間》時を止められる。ただし、体力の消耗が激しい。



×シルラ……リュミエールの回復兵。父親であることをカルマに隠して、後ろからサポートしていた。四章第二十七話『ごめん』で死亡。

 武器……刀

 能力……《絶対回復》全ての回復魔法を操る。死者蘇生や血の復元は不可能。



×ルカナ……某国の幹部で身長の低い女性。某国襲来時にリョウと対峙した。ビィトと共にモルブスに病を振りまいた張本人。終章にてドロシーと戦った。終章第九話『誠実』にて死亡。

 武器……手裏剣

 能力……《毒々》毒を操る。



×ビィト……某国の幹部。小柄な少年。某国襲来時にアスペンと対峙して相打ちになっているはずだが、何故か一階でシルラと対峙していた。モルブスに病を振りまいた本人であり、終章ではドロシーたちと戦った。終章第七話『二階』にて死亡。

 武器……無形

 能力……《透明化》武器を透明にする。



×ネズ……いびつな巨漢で、某国の【NO.1】。純粋な身体能力だけで裁ち切る鎖たちを凌駕する実力の持ち主で、リュミエールにてグレイと、終章では一階でリョウと対峙し敗北した。終章第二十三話『窮鼠』にて死亡。

 武器……刀

 能力……不明



‣マウ……一人の少年で、某国の【NO.2】。———と同一人物であり、つねにリョウのサポートをしてきた。ユイとマウの武器を使う。

 武器1……刀

 能力……《鉄生成》体中から自由に鉄を生成する。生成できる鉄に限界量があり、鉄は体から切り離せない。

 武器2……刀

 能力……《武器奪取》刺した相手の武器を奪い、使用する。武器を奪われた相手は【ロスト】に変化する。



×ユイ……某国の【NO.3】。シンと共に歩んだ過去がある。

 武器……刀

 能力……《武器奪取》



×ビット……英語を喋る少年で、某国の【NO,4】。第五章では某国の幹部としてモルブスに訪れていたが、ボアとリョウにより撃破された。五章第十三話『鋼劔』で死亡。

 武器……小刀

 能力……《能力複製》能力を複製する。



×ドラゴ……屈強で寡黙な男性で、某国の【NO,5】。第六章でグレイと二度、リュミエール襲撃時に一度、終章にて一度グレイと戦っており、互角。某国壊滅後、リョウの能力で死亡。

 武器……大剣

 能力……《不死身》死なない。



×ネク……ひょろひょろした見た目の男で、某国の【NO,6】。口が悪く嫌味っぽい。六章でエルセアルと、終章でベノムと対峙し、最期はシンの手によって殺された。終章第二十話『一階』にて死亡。

 武器……戦槌

 能力……《不治毒》血清のない毒を操る。



×マウ……リョウと面識のある人間で、某国の【NO.7】。



×シープ……常に眠そうにしている緑目の少年で、某国の【NO,8】。終章では四ツ子たちと対峙。終章第第十五話『血族』にて死亡。

 武器……クレイモア

 能力……《弱者洗脳》弱った対象を感情を媒体にして洗脳する。



×キー……丁寧な口調の男性で、某国の【NO,9】。第五章に手某国の幹部としてモルブスに訪れ、リョウ達を苦戦させた。ドロシーの事を「女王様」と呼び、異常な執着心を見せる。終章第九話『誠実』にて死亡。

 武器……弓

 能力……《信仰心》相手が存在を信じている間にのみ実体化する幻影を操る。



×バド……白髪低身長な女で、某国の【NO.10】。神という言葉を軽々しく口にする。終章にてテーヤと対峙し、互角以上で戦うが、リョウの能力によりロスト化した。終章第十九話『神父』にて死亡。

 武器……投げナイフ

 能力……《方向操作》力のベクトルを操る。



×ドグ……峻厳な顔をした男で、某国の【NO.11】。常に相手を見下すような態度をとっており、終章でエルセアル達と対峙し苦戦させたが、最期はリョウによりロスト化した。終章第二十一話『過失』にて死亡。

 武器……銃剣

 能力……《気配攪乱》気配を操る。



×ボア……リュミエール襲撃時にカルマに助けられた青年で、某国の【No,12】。ユイの生存を確かめるために送り込まれていたスパイだった。終章でリョウと対峙し、ユイの刀によってロスト化した。終章第二十二話『---』にて死亡。

 武器……円月輪

 能力……《狂感覚》五感を操る。



──技紹介──

‣リョウ……物理系統の技が多く、技のレパートリーが豊富。

 ①鉄の爪……鉄の爪を生成、敵を斬り裂く。素早い分、威力が低い。

 ②鉄の糸……鉄の糸を生成、敵を絡める。敵よりリョウ本人の方が絡まる。

 ③鉄の壁……鉄の壁を生成、攻撃を防ぐ。鉄の使用量が多く実践には不向き。

 ④鉄の大剣……鉄の大剣を生成、敵を斬り裂く。対集団用。

 ⑤鉄の双剣……鉄の双剣を生成、敵を殲滅する。癖が無く使いやすい。

 ⑥鉄の盾……鉄の盾を生成、身を守る。防御力バツグン。

 ⑦鉄の拳……鉄の拳を生成、手として使う。片手が無いのを補っている。

 ⑧鉄の鈍器……鉄の鈍器を生成、ブン殴る。頭蓋骨位なら砕ける。

 ⑨鉄の千本針……全身に針を生成、怯ませる。威力は低い。

 ❿鋼劔……鋼の剣を生成。

 ⓫鋼双劔……鋼の双剣を生成。

 ⑫鉄の足枷……足元に足枷を生成、動きを止める。発動に手間がかかる。



‣アスペン……炎を基調とした、色彩豊かで美しい技を使う。

 ①花火……自由自在に操れる花火を生成する。

 ②百爛……小型の追尾式花火を大量に放つ。

 ③炎天占罪……全てを炭へと変える、絶望の炎を燃やす。

 ④妖し火……暗闇で燃える火の玉を、不規則に連続で出現させる。

 ⑤炎極夢現……相手の死角から炎を出現させる。

 ❻彼岸ノ刀・牡丹花火……紅の花火でできた刀。



‣グレイ……突きや斬撃を多く使う。質素。

 ①繚佳……猛スピードで駆けずり回り、すれ違った敵の頭を軽やかに落とす技。

 ②快槍乱麻……一点だけに威力を集中させた必殺の突き。

 ③地天国……槍を地面に突き立てて割れ目を創作、その割れ目で敵を埋める。

 ❹快槍乱麻・改……突き。

 ❺冥々乱舞・改……連撃。

 ⑥斂葬繚佳……殺意の籠った斬撃を繰り出す。

 ⑦灰色の英雄……確実にとどめを刺す突き。



‣シルラ……回復系の魔法を使いこなす。攻撃用の魔法も使える。

 ①回復魔法改・オールヒール……場の全員(死者を除く)の体力を回復する。

 ②回復魔法極・マスターヒール……任意の対象の傷口を完璧に回復する。

 ③回復魔法常・エターナルヒール……任意の対象一人を、永続的に回復する。

 ④エターナルドレイン……対象一人の体力を、継続的に奪い取る。

 ⑤ファイア……任意の場所に炎を生成する。術者と任意の対象は着火しない。



‣エルセアル……一工夫凝らした刀で戦う。掠るだけでも大惨事。

 ❶赤薔薇の刀・純情……炎を纏った刀。

 ❷靫炎ノ刀・栄光……植物の種や胞子を纏った刀。

 ➌芥子ノ刀・慰め……薬物を纏った刀。

 ❹黒薔薇ノ刀・永遠……エルセアルの使う他の技すべての力を纏った刀。



‣アレク……土関連の魔法が得意で、身体能力も高い。

 ①ロック……相手の周りに岩を生成し、相手の動きを制限する。

 ②ウォール……任意の素材で壁を作る。

 ③金剛槍……ダイアモンドの槍。

 ④睡眠槍……ちょっとした睡眠薬を塗り込んだ槍。相手は眠る。

 ❺石心鉄腸・壁……強度の高い壁を作る。

 ❻石心鉄腸・金剛の槍……強度の高い槍で貫く。

 ❼石心鉄腸・拳銃……拳銃を生成する。

 ❽石心鉄腸・嬉銃……四ツ子としての銃。



‣ロザンナ……炎魔法が大得意な反面、魔法なしの戦闘能力は低い。

 ①ファイア……任意の場所に炎を生成する。術者と対象複数名は着火しない。

 ②ファイアバスター……追尾する炎の球を生成する。ファイアより威力が高い。

 ③エンドレスファイア……時間経過につれ勢いの増す炎を相手に飛ばす。

 ④バーニングレイン……炎の雨を放つ。本人曰く必殺技とのこと。

 ⑤ファイアブレード……杖を炎で包み込み、剣のように扱う。

 ❻活火激発・炎天占罪……炎で相手が炭になるまで焼く。

 ❼活火激発・地獄の業火……あらん限りの炎で粛清。

 ⑧炎天占罪……一人に集中砲火する。

 ❾活火激発・怒焔……四ツ子としての炎。


 

‣スザンナ……風属性の魔法のエキスパートだが、ロザンナよろしく剣は苦手。

 ①トルネード……直径五Mの竜巻を生成する。術者と対象複数名は飛ばない。

 ②エアロ……小さな竜巻を任意の場所に生成する。トルネードより威力が低い。

 ③マエストロオブエア……風を操り対象を捻じ曲げる。威力が低い分、精密。

 ④鎌鼬の光風……風で直接、敵を斬る。相手は斬られたことに気付きにくい。

 ⑤テンペスト……竜巻を発生させる。小規模だが、威力は高め。

 ⑥神獣の加護・風……追い風を味方に送り、援護する。

 ❼涼風一陣・鎌鼬の光風……風で斬る。

 ❽涼風一陣・仇の業風……暴風で吹き飛ばす。

 ⑨仇の業風……暴風を作り出す。人によっては吹き飛ぶ。

 ❿涼風一陣・哀風……四ツ子としての風。

 ⓫涼風一陣・過つ風……不安定かつ鋭い風で対象を斬る。



‣エレク……自由に操れる液体と人間離れした身体能力を駆使して戦う。

 ①朗々津波……部屋全体を満たす量の、任意の液体を生成。

 ❷以水滅火・朗々津波……水量の多い津波。



‣ベノム……毒を生かした、スピード重視の攻撃。

 ①毒蛇の牙……大きく振りかぶり、素早い突きを繰り出す。



‣ボア……攻撃専用の技が少なく、常に受け身。

 ①獣の傷……相手に苦痛を与える。回復魔法との併用も可能。

 ②痛みの刃……相手に絶大な苦痛を与える一撃。



‣共用技……基本の動きの応用で、誰でも使用可能(一部例外アリ)。

 ①罰……相手が蜂の巣になるまで、連続で武器を突き刺す。

 ②罰斬……素早く敵を斬り裂く動作を、素早く複数回繰り返す。

 ③伐残骸……痛みの大きい突きを繰り出す。棒状の武器で威力が上昇する。

 ④罰斬改……敵を錯乱した後、背中を切る。罰斬よりも威力が高い。

 ⑤罰斬改征……風の刃で相手を斬り裂く。実力者のみ使用可能。

 ⑥絶対防御……筋肉で全身を硬直させる防御技。



──用語紹介──

‣【虚ろなる器】……某国が作り出した『空っぽの器』。変死体のような外見で、緑色の液体に浸っている。常に魂を求めており、近付いた者の魂を奪い取る。魂を奪い取られた者の意識は器へと移行する。ここで言う『魂』は死者の魂も例外ではなく、この特性を利用した死者蘇生も可能。ただし死んでから時間が経てばたつほど、器が作られてから時間が経てばたつほど死者蘇生は難しくなる。


‣【ロスト】……この世界の人間が、何かしらの要因で生きたまま武器を失った状態。紫色のヘドロが集まったような外見で、大きさは三メートルほど。出現から一定時間経過すると砂になって消滅するが、その間は破壊の限りを尽くし、半径二百メートル以内ではあらゆる能力が使えなくなる。武器を失う要因としては、ユイの能力が挙げられる。


‣【NO, 】……某国の切り札たち。ビットやキー、ボアなどがこれに該当する。現在【NO,12】までが確認されており、うちいくつかは欠員。


‣【転生】……転生したあとの世界で虚ろなる器ができるのと同時に、転生する前の世界で人が死んだ場合、虚ろなる器の効力が最大になり、世界を超えて魂が移動する現象。世界から世界へ移動した人間は転生者と呼ばれ、ビットやリョウなどがこれにあたる。

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