登場人物 幕間 白
主にアリヤさんのご紹介です
~教会関係者~
■アリヤ・ダイアモンド
女/83歳/『白』の枢機卿(治癒士)
社会奉仕の長にして治癒士の資格を保証するアクロバティックボランティア物理前衛お婆ちゃん。
全国各地で慈善活動(物理)を行うため、比較的民衆と絡む機会が多く、人々から親しまれている。
普段は慈愛に溢れた修道士然としているが、その社会奉仕は苛烈極まりない物理的力業。
献身スタイルは魔法拳士。体術で地形を変えられるタイプ。
なんでこの人『赤』じゃないのかと言われれば、属性魔法には明るくないから(殴れば終わるから)。
“施しの聖女”、“川鎮め”、“無手の開拓者”、“馬車運び”、“海割り”など地域によってやらかした内容から付いた二つ名も多い。
今回の主演女優。
■聖白衣献身隊
男女混成/16~42歳/修道士(治癒士)
隊の数は不定で情勢に応じて流動的に全国を巡回し炊き出しや救助活動を行なっている修道士による奉仕団体。『白』の枢機卿が率いており、表向きの情報網。特に『白』の枢機卿本人が付き添っている部隊を通称“零番隊”と呼ぶ。
今回の一番の被害者。
大体30後半で体が付いていかなくなり裏方に回る。
■エデンベール
男/?歳/『黄』の枢機卿
シスター・リザヒルの祖父にしてヤバい人。ふざけた口調で常人には理解しがたいふざけた真似をすることも。
現在に在って未来を識るそのやり口は“始めから終わっている”と称される。
ミリクやミリクの魔法を『神の恩寵』『天の試練』と呼ぶ。
〜サングマ本家辺境伯一家〜
■カクラムスク(カクラ)
男/57歳/サングマ本家先辺境伯
家督を息子ランバンに引き継ぎ、愛するベティとの隠居生活の準備で忙しく不在。
■バタジア(ベティ)
女/?歳/サングマ本家先辺境伯夫人
ベテラン演技派。
助演女優賞。
■ランバン
男/31歳/サングマ本家辺境伯
大根役者。
■スキアー
女/?歳/サングマ本家辺境伯夫人
急な演技指導に四苦八苦する。
■ソーレニ
女/12歳/嫡子、サングマ本家辺境伯令嬢、ミリクの婚約者
こいつ演技じゃねえ、素だぞ。
■ヒュグリー
男/8歳/嫡子、サングマ本家辺境伯次期当主
ソーレニが脚切断マジックを披露したことでパニックに陥っていた可哀そうな少年。
〜タルザム一家〜
■タルザム
男/32歳/サングマ辺境伯近衛騎士団副団長
大根役者。
■ミリクトン(ミリク)
男/5歳/失われた古代魔導兵器『賢者の本棚』
即座に涙を流せる天才子役。
■ギャバリー
?/?歳/『賢者の本棚』書庫管理人工精霊『栞の杖』
ミリクに搭載されたもう一人の僕。
■ライザ(リザヒル)
女/29歳/修道士(治癒士)
悲しき郵便配達人。
~サングマ分家伯爵一家~
■マーガレット
女/?歳/サングマ分家伯爵夫人
教育にも余念がない。
■バラスン
男/10歳/嫡子、サングマ分家次期当主
お風呂やベッドでミリクのことを悶々と考え込みがち。