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五色の書  作者: 鳥辺野ひとり
サングマ辺境伯領
35/104

登場人物 サングマ辺境伯領

登場人物がぐわっと増えましたので、ちまっとまとめます。

〜タルザム一家〜

■タルザム・ボープ・サングマ

 男/32歳/サングマ辺境伯近衛騎士団副団長


 サングマ辺境伯家の分家であるサングマ伯爵家の次男。恋愛経験ゼロ。

 ミリクを養う上で流石に婚約を決意したが、貴族としてより騎士として長年立ち回ってきたことが完全に仇となり色々酷い目に遭う。

 案の定身内の女性陣からボコボコに口撃され、精神的に成長する羽目になった。


 王都行きを際し、サングマでは変装しアボングローブとして引き続き副団長を務める事になったが、身内にはバレバレ。



■ミリクトン・ボープ・サングマ(ミリク)

 男/5歳/失われた古代魔導兵器『賢者の本棚』


 タルザムの養子となったあげく、サングマ本家の娘ソーレニと婚約したミリク。

 武力を遺憾なく発揮しつつも、バラスンやオークスら義兄達との会話で口調が幼く下方修正。

 新しい親族からはとんでもなく甘やかされたり着せ替え人形されたりしている。

 相変わらず自身を道具と考えているが、先代マスター兼開発者が仕込んだバグによって思考の制限が取り払われ、徐々に性格がブレ始めている。


 『小さき(ミリク・)千変万化の地獄(ミッレ・インフェルノ)』という二つ名で騎士達や領内の周辺貴族に恐れられることになった。


 マスターのために行動することと、食べることが好き。



■ギャバリー

 ?/?歳/『賢者の本棚』書庫管理人工精霊『栞の杖』


 ミリクに搭載された人工的な精霊。

 ミリクに対して「ギャバリー」と呼びかけると人格として表に出てくるため、そう呼んでも違和感がないよう、ミリクの旧姓を「ミリクトン・ギャバリー」とした。

 マスターと正規の利用者以外には無頓着で、警告と利用者登録を薦める。


 ミリクの『書庫』に不正アクセスすると、各種セキュリティ違反プロトコルを発動し対象を殲滅する。



■ライザ・エリシェバ(シスター・リザヒル)

 女/29歳/修道士(治癒士(ヒーラー)


 シスター・リザヒルの正体にして、エデンベール枢機卿の孫娘。苦労人。

 修道士として10年以上ガチに奉仕活動していたこともあって行き遅れていたが、タルザムの正妻として婚約することになる。


 祖父のヤバさをよく分かっており、今までのその関わりを完全に隠し通してきた。



〜サングマ分家伯爵一家〜

■タイガーヒル・ボープ・サングマ

 男/59歳/サングマ分家先伯爵


 タルザムの父。

 だいぶ丸くなったが、昔はかなり硬派で側妻がいない。ソナーダの計略には敵わない。

 ミリクに甘々。



■ソナーダ・ボープ・サングマ

 女/?歳/サングマ分家先伯爵夫人


 タルザムの母。強かで、策謀がエグい。

 ミリクに甘々。



■シンブーリ・ティッピー・ボープ・サングマ

 男/34歳/サングマ分家伯爵


 軍務系であるサングマ本家辺境伯に代わり、領内の内政・渉外を取り仕切るサングマ分家伯爵の現当主。

 タルザムの兄であり、苦労人。

 マーガレットとは恋愛結婚であり今でもアツアツ。



■マーガレット・ボープ・サングマ

 女/?歳/サングマ分家伯爵夫人


 策謀がエグい。

 ミリクに甘々。



■バラスン・ボープ・サングマ

 男/10歳/嫡子、サングマ分家次期当主


 騎士に憧れていたが、タルザムの話を聞いてすっぱり諦めた。どうやったらミリクを社会的に守れるか、ミリクが安心して帰る場所を良くできるか、という新たなモチベーションを得て奮起している。

 ミリクに甘々。ブラコン気味。



■シントン・ボープ・サングマ

 男/1歳/嫡子、赤ちゃん


 ぷにっぷに。

 初めて口にする名前が「ぱーぱ」「まーま」「じーじ」「ばーば」のどれになるかで、陰で熾烈に争われている。



■アクイア・ボープ・サングマ

 女/26歳/シンブーリの第二夫人


 シンブーリの政略結婚相手その1。



■オークス・ボープ・サングマ

 男/7歳/庶子、騎士見習い


 アクイアの息子。

 頭は良くないが、ミリクを護る騎士に成らんと奮起している。

 ミリクに甘々。ブラコン気味。



■ナーレ・ボープ・サングマ

 女/25歳/シンブーリの第三夫人


 シンブーリの政略結婚相手その2。



■ティア・ボープ・サングマ

 女/4歳/庶子、箱入り娘


 ナーレの娘。

 魔法の才覚があるが『天の試練』を受けてしまった結果下手すると将来出家しそう。



■ディララム

 男/?歳/サングマ分家の上級使用人、家令(スチュワード)


 タイガーヒルの代から重用されている使用人の一人。シンブーリに側仕えする近侍(ヴァレット)



■タルザムの近侍(ヴァレット)

 男/?歳/サングマ分家の上級使用人、執事(バトラー)


 タイガーヒルの代から重用されている使用人の一人。タルザムの幼少期から世話をしている。



〜サングマ本家辺境伯一家〜

■カクラムスク・フォープ・クローナル・サングマ(カクラ)

 男/57歳/サングマ本家先辺境伯


 フォープ(本家で)クローナル(領地持ちの)・サングマ。家督を息子ランバンに引き継いだ。

 ランバン以外に次男や娘が王都で暮らしている。



■バタジア・フォープ・クローナル・サングマ(ベティ)

 女/?歳/サングマ本家先辺境伯夫人


 毒舌と神託レベルの野生的な勘が凄まじい女性。脳腫瘍で死にかけていたがミリクの魔法により快復した。

 タルザムの孤児保護活動に対し、支援金を出してくれている。



■ランバン・ティッピー・フォープ・クローナル・サングマ

 男/31歳/サングマ本家辺境伯


 カクラムスクから家督を継ぎ、王都からの使者を交えた正式な手続きの後、辺境伯となった。

 側妻が何人かいる。1人は妊娠中で別邸にて静養しているが、他の側妻やその間の娘達は王都に居る。彼女達は国への人質であり、中央貴族との伝手であり、情報網でもある。



■スキアー・フォープ・クローナル・サングマ

 女/?歳/サングマ本家辺境伯夫人


 強い男が好き。本家側の情報戦担当。

 息子の教育について、歳の近いマーガレットとよく話をする。



■ソーレニ・フォープ・クローナル・サングマ

 女/12歳/嫡子、サングマ本家辺境伯令嬢、ミリクの婚約者


 母親に似て強い男が好きな少女。自身も含め政治的な駒とみなす思考もあり、ミリクを理想の婚約者としてベタ惚れに。結婚する日が待ち遠しい。



■ヒュグリー・フォープ・クローナル・サングマ

 男/8歳/嫡子、サングマ本家辺境伯次期当主


 少々アホの子でシスコン。(ソーレニ)に構われたい思いをしょっちゅう利用されている。

 決闘の末、ミリクを姉に相応しい強者として認めた。(茶番)



〜サングマ辺境伯領の人々〜

■ラングリオット・ラングレイ

 男/38歳/サングマ辺境伯近衛騎士団団長


 それが領の為になりそうなら、領内の若手騎士達を死地(ミリク)に差し向けるという外道も躊躇うことなくできる。

 最近息子が鍛冶師に弟子入りして寂しい。



■ダージー

 男/15歳/近衛騎士を目指す孤児


 騎士寮に併設されたタルザムが院長な孤児院の最年長。孤児達は総じて死の気配に敏感だが、ラングリオット団長へのアピールの為ミリクに挑む。


 タルザムの従騎士(エスクワイア)になりたかったので、王都行きを聞いて少し落ち込んだ。



■バンノック・バーン

 男/47歳/元近衛騎士、豪炎食堂(トラットリア・バーン)店主


 かつてのタルザムの先輩騎士で、火属性魔法と剣の名手『豪炎のバンノック』。十年前の魔物の氾濫(スタンピード)で己の衰えを感じ引退。伴侶と共に豪炎食堂(トラットリア・バーン)を営む。

 その際グレンバーンを養子に迎え入れた。



■グレン・バーン(グレンバーン)

 男/21歳/近衛騎士(みんなの弟分)、豪炎食堂(トラットリア・バーン)お手伝い


 近衛騎士で一番若い、みんなの弟分な幼げの残る青年。神聖魔法による探知や鑑定を得意とする他、養父である元近衛騎士バンノックのしごきに鍛えられた剣技は中堅にも比肩する。

 十年前の魔物の氾濫(スタンピード)で家族も記憶も失い、名前はその時救助のきっかけになったバンノックの大技“紅蓮の豪炎峡谷”( グレン・バーン )をそのまま保護したタルザムが名付けた。戸籍上はグレンが名前だが、バンノック以外はグレンバーンと呼ぶ。



■タルザム行きつけの武具店店主

 男/47歳/万鎚堂 サングマ中央本店店主


 その確かな観察眼と鑑定で、相応しい者には最適な武具を作成してくれる厳つい武具職人。

 魔法使いの装備品にも明るい。



〜その他の人々〜

■エデンベール・エリシェバ

 男/?歳/『黄』の枢機卿


 実はキャスルトン王国の男爵位を持っており、シスター・リザヒルの祖父。

 信心深い善人だが、深すぎて教会の術式を丸ごと一人で縮小再現して持ってきたり、自身の魂を複製してミリクの抹殺されてみたりと狂気に満ちた行動をしばしばするヤバい人。

 ミリクやミリクの魔法を『神の恩寵』『天の試練』と呼ぶ。



■ナラナート・ティッピー・フォープ・ティンダーリア

 男/29歳/ティンダーリア侯爵家当主


 錬金魔法を中心とした魔法研究で興隆しているティンダーリア侯爵家の当主。

 息子の頼みでソーレニの義足を見繕った。


 王都にはティンダーリア侯爵家が運営している、私立ティンダーリア魔法学園が存在する。



■クルセオン・フォープ・ティンダーリア

 男/9歳/嫡子、ティンダーリア侯爵家次期当主


 王都では麒麟児と持て囃される天才。とは言えまだ一人で何か功績を成し遂げたわけではない。

 ソーレニの元婚約者。結構本気で好きだった。


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