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透明人間の手記  作者: 宝積 佐知
開かない扉
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⑸錨、或いは繋ぎ留めるもの

 黒薙は、爪先でフローリングを神経質に叩いていた。指先に挟まれた煙草は既に三本目だ。


 現れた葵が消えた後、入れ違いに黒薙から連絡が入った。事の経緯を聞くと、彼は十五分もしない内にやって来た。


 リビングで煙草を取り出したので、霖雨は条件反射みたいにキッチンの喫煙所へと促した。だが、それ以降の自発的な行動は困難で、キッチンの入り口にしゃがみ込んで動けなくなってしまった。


 黒薙は深呼吸みたいに深くニコチンを吸い込んで、吐き出した。紫煙は瞬く間に換気扇へと吸い込まれて行った。


 何も話せない霖雨に代わり、黒薙が問い質す。




「神木葵が現れたそうだな」




 霖雨は如何にか頷いて、肯定を示した。


 頭が痛かった。身の周りに起きている事態を冷静に分析出来ない。和輝が消えて、翡翠から手紙が届いて、今度は葵が消えた。そして、連続殺人事件が起きて、何の前触れも無く帰って来た葵は、別人のようだった。


 黒薙は煙草を灰皿に押し付け、すぐに次を取り出す。ライターの着火音が、不気味に反響した。




「神木葵は、お前に向かって誰だと問い掛けたのか」

「ああ。ーーまるで、知らない人みたいに」




 あれが演技には、見えなかった。


 自分の記憶が間違っていたのではないかと、錯覚してしまいそうだった。確かめる術も無い。神木葵は、記録上、存在していないのだから。


 和輝に会いたいと、切に思う。

 この狂った現実を笑い飛ばして欲しい。


 だが、霖雨の目の前では、黒薙が氷のような無表情で煙草を吹かしている。とても笑い飛ばしてくれそうにない。




「界隈で起きている連続殺人事件だが、被害者に共通点が見付かった」




 そっと視線を落とし、黒薙が微かに声を潜めた。




「被害者の体内から、同一の違法薬物の成分が検出された」

「GLAYですか?」

「そうだ」




 違法薬物ーーGLAYとは、界隈に出回る犯罪組織御用達の品だ。強烈な幻覚作用と依存性を持つことから、他人を意のままに操る魔法の薬と呼ばれている。


 何故なのか、自分達の身の周りに起こる物騒な事件には、その違法薬物が関わることが多かった。


 霖雨は異常者に拉致された時に、紛い物とは言え、投与された。

 和輝はその違法薬物を主な収入源とする犯罪組織に命を狙われている。

 そして、葵は。


 葵は?




「被害者は薬物の作用で操られていた。世紀末の夢を見て、救いを求めて透明人間に危害を与えるんだ」

「薬物に操られた人間を、葵は正当防衛で殺している?」

「多分な。それから、お前の話を聞いて、或る可能性が出て来た。薬物に操られているのは、被害者だけではないかも知れない」




 霖雨は、返事の術を失ってしまっていた。非現実的だと匙を投げてしまいたかった。だが、先程現れた葵を思い出すと、否定も難しかった。


 被害者も加害者も、操られている。そして、その糸の先にいるのは、恐らくきっと、質量のある幽霊なのだろう。


 何処からが、翡翠の策略だったのだろうか。自分達は、何時から彼の掌の上で踊らされていたのだろう。




「葵も、世紀末の夢を見ている?」

「可能性の話だ。だが、お前の見た限りでは、平静の状態とは違ったんだろう?」




 霖雨は、頷けなかった。

 葵は自分の情報を開示しない。彼の生い立ちを語るのは周囲の人間だ。彼が何を考え、感じていたのかなんて、解らない。


 神木葵は、本当に実在するのか。

 彼は透明人間だ。




「何か、考え付いたことはあるか?」




 問い掛けられて、霖雨は躊躇った。

 頭の中に浮かんだ可能性は、口にしなければ実在しないも同じだ。それを言葉にした瞬間、実体を持って誰かを傷付けるかも知れない。


 そうして口を噤んだことが、何度もある。

 襲い来る脅威に対して、霖雨は無抵抗であることが多い。それは、或る意味では自衛の手段だった。加害者でいるよりは、被害者でいる方が楽だった。


 以前、霖雨は和輝に訊いたことがある。

 自分が誰かを殺すのと、誰かが自分を殺すのは何方が良いか。

 和輝は、自分が誰かを殺すくらいなら、殺される方がマシだと言った。霖雨も同感だ。だが、それでは大切なものを守れない。

 霖雨はもう、知っている。

 大切なものを護る為には、刃を握る覚悟をしなければならない。




「葵が人を殺す時には、条件がある」




 刃を振り下ろすつもりで、霖雨は言った。




「和輝がいるか、いないかだ」




 黒薙は、怪訝に眉を顰めた。


 霖雨だって、こんな可能性は否定したい。だが、事実なのだ。




「和輝がいる時には、殺人を踏み止まるんだ。でも、いないと、人を殺してしまう」

「何故だ」

「和輝が葵を救ったから」




 黒薙は、小馬鹿にするように鼻を鳴らした。




「理解し難いな」

「でも、実際、そうなんだ。和輝が葵をーー」




 その時、黒薙が煙草の先端を突き付けた。まるで、言葉の先を遮るみたいに。




「感情論は、確証に欠ける。他に理由がある筈だ」

「葵は和輝のことを、最大で最後の希望だと言っていた。そのくらい、葵にとって和輝は大きな存在だったんだ」

「個人の価値観を否定するつもりは無い。だが、神木葵が一個人を其処まで評価し、盲信するには他に理由がある」




 そんなもの、解らない。葵の持つそれが盲信だなんて、思っていない。ーーあれは、信頼だったのだと。




「神木葵にとって、蜂谷和輝は死んだ兄の身代わりなんだよ」




 断頭台のような鋭さで、黒薙の言葉は叩き付けられた。霖雨には、その意味がすぐには理解出来なかった。


 和輝が、死んだ兄の身代わり?




「神木葵は、中学生の頃に陰湿なストーカー被害に遭っていた。自力では如何にも出来ず、最後の手段として、兄へ助けを求めた」




 しかし、兄はそのストーカーによって殺されてしまった。

 もう二度と、誰かを頼ろうとは思わなかっただろう。母国の精神科医にサイコパスだとレッテルを貼られ、逃げるようにこの地へ来た。そして、葵は和輝に出会った。


 和輝は、不死身のヒーローみたいだった。

 窮地に駆け付け、自身の危険も顧みずに助けに来てくれる。絶対に裏切らない、無敵のヒーロー。


 彼等は、確かに信頼し合っていた。

 性格上、相容れないことは多かっただろう。けれど、解り合えない時には全力でぶつかり合い、時に決裂し、助け合い、認め合って来た。


 それが、ただの代替行為だと?




「違う!」




 霖雨は叫んだ。叫ばずには、いられなかった。黒薙の言葉は、彼等が積み重ねて来た全てを否定している。ーーけれど、霖雨には、解っていた。

 これは、霖雨の感情論で、黒薙は客観的事実を口にしただけだ。


 衝突も、決裂も、和解も、信頼も。それ等全ては、嘗て葵が兄に向けていたものだ。和輝は、葵にとっては兄の身代わりだったのだ。


 こんなこと、和輝には言えない。

 此処に彼がいなくて良かったと、初めて思った。


 黒薙は短くなった煙草を灰皿に押し付けた。




「言葉が足りなかった。少なくとも、今の神木葵にとっては、蜂谷和輝は失った兄なんだよ」

「如何いうことだ」

「神木葵は薬物の影響で、現実と妄想の境界が曖昧になっている。だから、脅威が迫ると殺してでも止めようとする。彼の兄は、ナイフで首を切り落とされたんだろう?」




 全ての脅威は、兄の死に繋がると思っているのだ。だから、刃を振り上げる者を自動的に殺す。

 今の葵は、過去に囚われた殺人マシーンだ。


 霖雨にはもう、何を信じたらいいのか解らなかった。自分の見て来た葵も、目の前の黒薙も、何もかも。

 足元ががらがらと崩れ落ちて、奈落の底まで落ちて行くような錯覚に陥った。視界が急激に狭まって、一筋の光も差さない闇の中に溶けて消えてしまいそうだ。


 その時、何処からか、酷く懐かしい声が聞こえた。


 ーー例え、その経歴が嘘ばかりで、真実なんて一つも無かったとしても。


 遠い昔に置いて来た希望の光が、転落して行く霖雨の意識を繋ぎ止める。

 視界がちかちかと点滅して、其処にいる筈の無いヒーローの姿が、目の前に見えた気がした。


 ーー自分が信じたほんのちょっとの部分だけは、本当だったって信じたいんだ。


 自分を欺き、友人をも巻き込んで窮地に晒した翡翠に対して、和輝が言っていた。


 足掻け、躊躇うな、信じろ。

 希望がある。希望がある。希望がある。


 涙が、零れ落ちそうだった。

 両目が熱くなって、鼻の奥がつんと痛む。此処にいないヒーローの言葉が蘇って、身体中に力が漲って行く。


 なあ、和輝。

 お前なら、それでも信じた?

 きっと、何時もの能天気な笑顔で、言うんだよな。それでいいよって。


 それなら、俺だって同じだ。

 例えそれが目に見えなくて、誰も信じてくれなくても、それでいいよって受け入れてやる。


 言葉は凶器。使い方を誤れば、人を傷付ける。それでも、霖雨は此処で宣言しなければならなかった。




「葵を信じます」




 例え、それが千尋の谷から身を投げるような無謀な行為だとしても、此処で立ち上らなきゃ、彼等に顔向け出来ないじゃないか。


 黒薙は理解出来ないものを見るように怪訝な顔をした。




「如何するんだ?」

「俺達には、無敵のヒーローがいる」

「蜂谷和輝のことか? 行方不明だぞ」

「詰めの甘い男ですから」




 和輝に取り付けてあった発信機の履歴を辿れば、その先の行動が予測出来る。

 ヘンゼルとグレーテルがパン屑を落としたように、あのヒーローも何か手掛かりを残している筈だ。何処かに必ずキーワードがある。


 和輝が最後に会った人間は誰で、どんな会話を交わしたのか。そして、何があったのか。彼の行動起因は何時だって誰かの為だ。ならば、和輝は手掛かりを持って消えたのでは無く、誰かに残している。


 携帯電話を取り出して、アプリを起動する。『馬鹿の世話』と明らかに彼を侮辱するそれは、今は機能していない。だが、最後に発信された時点は解る。町中に設置された監視カメラ映像にも、残っている筈だ。透明人間や質量のある幽霊と違い、強烈な存在感を放つ男だから。


 葵は、翡翠からの手紙を見て姿を消した。手掛かりを見付けていたのだ。

 葵に出来て、自分に出来ない道理は無い。


 希望だよ。

 何処かでヒーローの声がする。

 もうこれ以上の転落は有り得ないと思う程の絶望に行き着いても、何処かから希望が顔を出す。この世は冷静な天国で、祝福された地獄なのだ。神や仏に祈っても救いが無いのなら、自分を信じるしかない。


 コンテニューは、もうしない。








 開かない扉

 ⑸錨、或いは繋ぎ留めるもの







 何処かで誰かの声が聞こえる。

 異口同音に叫ばれるその言葉の意味は解らなかった。ただ、溺れる者が藁をも掴むような盲信的な声から、その言葉の指し示す意味を察せずにはいられない。


 ルーメン。

 彼等の神の名前なのだろう。


 かつんかつんと、足音が近付く。身動き一つ出来なかった。自分が今、寝ているのか、起きているのかも解らない。

 ただ、魂と呼ばれる狭い箱の中に押し込められているような、窮屈さだけが感じられた。




「言語は他者の思考を制圧し得るだろうか」




 白く霞掛かった靄の中で、感情の無い声が反響している。


 自分が何処にいるのか、何をしているのか。前後関係は勿論、声の主が誰なのかと思考することさえ不自由だった。まるで、巨大な何かに取り込まれて、一つになってしまったようだ。


 事象に対して疑念を抱くことも無く、生命維持の手段を探る必要すら無い。この白痴のような茫洋とした空間で、巨大な何かと一体になって、自我も溶けて行く。


 思考放棄は恐ろしいけれど、手放してしまえば、これ程に楽なことは無い。責任が無いのだ。誰かを傷付けることも、脅威に怯えることも無い。

 転落の容易さは知っている。そう、痛い程に。




「社会とは、家畜小屋の柵に与えられた名前だ。そして、家畜は哲学しない」




 乱雑な荒屋に押し込められた家畜は、己の欲求を満たす為だけに他者と競争する。彼等が関心を示すのは餌や寝床の確保、種の保存。与えられることに慣れ、日々を漫然と過ごして行くのだ。


 酷い臭気に目眩がする。しかし、時間が経てば、やがて、慣れる。人は慣れる生き物だ。どんな劣悪な環境にも適応する。そして、生理的欲求に従って他者を虐げ、遠い世界を夢想し、床に着く。




「社会とは秩序だ。生物の生理的欲求を押し留め、定義を与えて、慢心する為の法律のことだ」




 人間とは、そもそも下等な生物なのだろう。個の力では抗えず、集団に属することで力を得る。弱者は徒党を組み、強者を悪者にする。少数派は常に弾圧される。

 淘汰されぬ優秀な種だけが生き残る完成されたサイクル。社会に属さぬ人間には生きる権利すら与えられない。




「世界は生理的欲求に支配されている。欲求を満たす為には手段を選ばない。これを押し留めるものがあるとするなら、それは何だと思う?」




 何だと思う?

 その声が遠くに反響して、まるで脊髄反射のように答えた。




「理性だ」




 投げ掛けられた問いに答えることで、漸く、和輝は自己を認識した。

 自分の名前は蜂谷和輝。此処にいるのは集団意識の一部ではなく、確立した一人の人格である。思考し、行動を選択することが出来る。




「衝動に従う生き方を否定するか? 全ての行動起因である心理的作用は悪であると?」

「否定はしない。だが、人間は自己実現に向かって、絶えず成長する生き物だ。生理的欲求が満たされれば、より高次の欲求を満たそうとするだろう。そして、理想を実現する為に他者を足蹴にする行為には抵抗を示す。良心の呵責、理性だ」

「つまり、成長に歯止めを掛けるものが、理性であると?」

「或る一面だけを切り取るのなら、そうだろう。人は衝動と理性による自己矛盾を解消する術を探しながら、成長する」

「集団とはパワーであるが、その規模が拡大する程に個人の思考は縮小する。この社会の中でどれ程の人間が良心を持ち、社会と敵対する覚悟で理性的な選択をすると思う?」

「狂気に侵された集団に理性を取り戻す為に、水を差すもの。それが不変の秩序、法だ」




 乾いた笑い声が、靄の中に響き渡る。

 喉を鳴らし、小馬鹿にするような鼻に着く、嫌な音だった。




「法律は時代の中で変化する。集団の中では個人の価値観なんて取るに足らない塵みたいなものだ」

「塵も積もれば山となる。それが小さな足掻きであったとしても、何時か届く」

「少数派と多数派の逆転?」

「妥協だ」




 和輝は拳を握った。

 声の主が何者なのか解らない。薄靄の中で姿を見せない何者かの正体すら思考することが億劫だった。


 波の中に呑み込まれそうな思考回路に歯止めを掛けるように、水面に足掻きながら、和輝は声を上げ続ける。




「性悪説や性善説には肯定出来ない。命とは責任で、誰かの犠牲の上に成り立つ。誰かにとっての正義は、誰かにとっての悪だ。人は生まれながらに両方の性質を併せ持ち、社会の中で磨耗しながら、自己実現を目指す」

「それは理想論だよ。そして、机上の空論だ」

「俺は衝動に従って他者を蹴落とし、競争することに価値を見出せない」

「それが、お前という人間の底の浅さだ」

「自分が懐深い人間とは思っていない。個人の価値観を優先して、取捨選択もする」




 それが間違っているとは、思わない。

 全ての人間が同一の価値観を持っているのでは無い。その多様性こそが、社会に生きる意味なのではないだろうか。




「懸念すべきは思考の差異ではなく、皆が同じ思考を持っていることだ。原則があれば例外があるように、多数派がいれば少数派がいる。異なる価値観を持つ者を否定し、虐げるのなら、それは独裁者による恐怖政治と同じだ」

「独裁者がいなければ、恐怖政治という概念も無かった」

「人は歴史に学び、より良い社会を目指そうとしている」

「犠牲は止むを得なかったと?」




 和輝は、黙った。

 こんな問答は、鼬ごっこだ。結論なんて無い。

 既視感を覚えさせる遣り取りだ。これは、まるで、ーー葵みたいだ。

 ある筈の無い結論を求め、議論に価値を見出す。他者との関係を持つ術が、他に無いからだ。言葉に縛られて、本質を見失う。それはつまり、自己を肯定したいと言う人間の生理的欲求なのだ。




「この議論の結論が見えない。お前は、俺がどんな答えを返しても反論するだろう。だけど、反論が無いから納得したと思うのなら、それは驕りだよ」

「だから、問うているだろう。言論は思考を制圧し得るかと」

「隠語を使って外の世界との交流を断ち、思考をコントロールする。これは洗脳だ」




 洗脳は犯罪だ。

 言った瞬間、靄の向こうの影が濃くなった。近付いて来る気配に体勢を整えることは出来なかった。何かが、四肢の自由を奪っている。

 拘束具の冷たい感触。身動きの出来ない身体。此処は夢ではなく、現実だ。自分は何者かに拉致され、拘束されている。




「お前の思考は、理解したよ」




 濃くなった影が、目の前に迫る。和輝は奥歯を噛み締めた。




「それが何処まで堪えられるか、試してみよう」




 かちりかちりと、金属の音がする。

 ぱっと明るくなった視界に目が眩んだ。白熱灯の光が真上から照らしている。


 この場所を、和輝は知っている。


 開かない扉、点灯する赤いランプ。無力感に途方に暮れた此処は、ーー手術室だ。




「ゲームは始まったばかりだよ」




 退屈はさせないでくれよ?

 緑柱玉の瞳に、自分の顔が映っていた。

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