0、「4人の神と闇の魔法」
遥か昔、このマグドラドの地には暗黒の神、ハゼスが君臨していた。
ハゼスは強力な暗黒の魔法で、マグドラドを暗い闇の世界にしようと企んでいた。
マグドラドの屈強な戦士や若者達はハゼスに戦いを挑むも、帰ってきた者はいなかった。
そんな、誰もがハゼスに屈しようとした時だった。
暗かった空から、一筋の光が世界に差した。
そしてその光の中から現れたのは4人の神だった。
火炎の神、へファイス。
水冷の神、キアデス。
大地の神、ガイヤール。
烈風の神、ウルナス。
4人の神は力を合わせ、犠牲を払いつつも、遂にハゼスを消滅させた。
しかし、ハゼスの暗黒の魔法は死んでもなお、完全に消えることはなかった。
そこで4人の神は天界に伝わる聖槍”ライデント”を使い、残り全ての暗黒の魔法を封じ込めることに成功した。
そして力を持たなかったマグドラドの人々に、4人の神は力を与えることにしたのだった。
”激化”を司るヘファイスは、火炎の魔法を、
”沈静”を司るキアデスは、水冷の魔法を、
”強化”を司るガイヤールは、大地の魔法を、
”加速”を司るウルナスは、烈風の魔法を、一人にいずれか一属性ずつ与えた。
その後、4人の神は空の彼方へと消えていった。
マグドラド神話「四神と暗黒魔法」より一部要約




