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連れて来られた倉庫にはネタ武器が、店に置いてある商品(30)よりも多く、ざっと60〜70は有る。
まさにネタ武器!と言える、デカイフォーク(200cm)、デカイナイフ(130cm)、デカイ解体包丁(210cm)、デカイ鍋の蓋(直径150cm)、底の部分が潰れてるデカイペットボトル(200cm)等等、無駄に性能の良い武器が置いてあるのだ。ペットボトルは一応、斧らしい。
因みにだが、倉庫に入るまでに俺とガルデアはフレンド登録をするついでに、スキル構成を見せておいた。フレンド登録をしていると、フレンドのLv、装備を見れる。
ガルデアはこれに、どれだけ情熱と努力を掛けたかが、お解りになるだろう。
決めた、買おう、絶対にだ。
「ガルデア俺は、このネタ武器を買おう。」
「…お前は俺のネタ武器の良さを分かってくれたのか…ならば!!俺は蒼鬼お前に、この俺のネタ武器達を無料でやる!!」
ガルデアは俺にネタ武器(先程紹介した。フォーク除く)を無料でやると、言いだした。俺にデメリットは無いから有り難く貰うとしよう。…まぁデメリットが有っても俺はネタ武器を貰うだろうが。
「ああ、なら有り難く頂こう、だが良いのか?このネタ武器を俺に無料で渡して。」
「お前はネタ武器の良さを知っている、それで充分だ。まぁ条件なら、そいつ等を十分使ってくれれば良いさ。」
「そうか、それなら俺はこれで戦おう。最初からそのつもりなんだがな。」
「ありがとよ、そいつ等を使ってくれるなら俺からのプレゼントの防具だ、まぁこれもネタ防具なんだがな」
ガルデアが渡してきたのは、【蒼い仮面】【蒼いマント】【蒼い革手袋】【蒼いズボン】【蒼いブーツ】の蒼いシリーズとでも言おう、無駄に性能の良い装備。ぶっちゃけ、凄い不審者に見えるけどネタ防具だから仕方がない。
「ありがとよ、また会おうぜ。」
「ああ、またな。」
俺は、【蒼いシリーズ】と【ナイフ?】【鍋の蓋?】【包丁?】【ペットボトル?】を貰い、ガルデアの元を去った。
はい!ネタ装備手に入れたんですけど、完全に不審者ですねwww




