play 24
ゴブリンが手に持っている大剣を振り下ろしてくる。俺は、それ攻撃を【アクロバット】で横に跳んで回避する。
ちなみに、【回避】と言うスキルもありそちらの方がオーソドックスなのだ。それは何故かと言うと、【回避】はスキルアシストが付いていて、回避距離が伸びる、少しならスキルアシストのおかげで、どう避ければいいかが分かるなどの効果があるのに対し、【アクロバット】は身軽になるだけだ。だが身軽になれれば俺は十分だ。
【アクロバット】を使い、ゴブリンキングの横に向かう。すると、ゴブリンキングが走る俺に向かって、大剣を横に振り攻撃する。もちろんその位は分かってるので、上に跳び上がり避ける。
「ぐっ!?」
どうやら大剣の横振りはフェイクだった様で、大剣を持っていない方の手で殴り付けてきた。俺は殴られる寸前に盾で防御したが、空中にあった俺の体は吹っ飛ばされて壁にぶち当たり、肺の中の空気が全部吐き出される。壁に叩けつけられた俺のHPバーは5分の1くらい減っていた。イッテーナァ!クソが!!。
俺は体制を立て直して、体の痛みなど気にする事なくゴブリンキングに向かって走り出す。チラッとゴブリンキングを見ると、ドヤ顔して仁王立ちしていた。クソヤロウガ、ジゴクヲミセテヤル!!
剣を縦に構えて【片手剣】スキル【斬撃波】を顔目掛けて放つ。斬撃波はかなりの速度で飛んで行き、見事にドヤ顔に直撃して顔を抑えて蹲る。ザマァネェゼ!!
少し気になりチラッと2人の方を見ると、インベントリからお茶を出して話していた。イラッとしたので2人に向かって、横振り【斬撃波】を放つと、自分達に迫っている【斬撃波】を見てあたふたしてから、なんとかジャンプして避けた。チッ。
何か2人の方から「おい!危ないだろ!!」やら「ふwwwざwwwけwwwんwwwなwww」やら聞こえるが俺は知らん。
俺は蹲ってるゴブリンキングに向き直り、走って距離を詰める。距離が100mは離れていたが、あまりAGIが低いとは言えないので、まぁ7秒で詰めれた。まだ序盤でこれなら最後にはどうなってるんだろうな。目の前でまだ蹲っているゴブリンキングに、剣を突くように構えてスキルを発動させる。
「【火炎突き】!」
「ガアアアアア!!???」
【片手剣】スキル【火炎突き】は、その名の通り剣に火属性が付与されて突く、と言う技だ。火属性に弱い敵や火傷などの効果があるから、まあまあ使いやすい技だ。俺はゴブリンキングじゃなくて、2人をチラッと見てみたら、2人は盾を構えたり避けやすくしたりしていた。お前等の敵はオレじゃネェ。
活動報告の方でも言ってますが、見てない方に言います。簡潔に言うと、これは趣味で書いています計画性はありません。これはスマホで書いていますケータイ投稿表示の仕方が分からなくて、パソコン投稿のままですので誰か知ってる人は教えてくださいませ。という事です!!