play 14
「ふー、楽しかったな。」
頭からヘッドギアを外してベッドから起き上がり、洗面所に向かい顔を洗う。顔を洗い終わり時計を見る。1時15分…昼飯何にするか。
キッチンに向かい、冷蔵庫の中身を見ながら昼飯を考える。たしか、ご飯残ってたな。冷蔵庫から卵とベーコンと葱を取り出して、炊飯器からご飯も取って炒飯を作る。
パパっと炒飯を作り終えて、リビングのテーブルに置いて椅子に座り、テレビを見ながら食べる。
炒飯を食べ終え、椅子に座りテレビを見て寛いでいると、ポケットに入れてるスマホが鳴った。スマホを取り出し画面を見ると、士郎と書いてある。通話ボタンを押しスピーカー機能をONにして、スマホを机の上に置く。
「何だ?」
「ちっすwwあのさww今からフレと狩りに行く約束してるんだけどさwwwwパーティ組んで一緒に行かね?wwwあ、蒼い装備無しでな?wwwあれ目立つからwwww」
蒼いシリーズは無しか、ならガルデアの店に行って良いの買わないとな。俺、蒼いシリーズと初期装備しか持ってないしな。
「分かった、それならちょっと待っとけ、装備買ってくるから。」
「え?ww装備蒼いのしか持ってねぇのかよwww」
「ああ、そうだ。何なら初期装備で行くが?」
「それは、勘弁だわwww」
「んじゃ、待っとけ。」
「了解www」
電話を切って、寝室に向かう。寝室の扉を開けて中に入り、ベッドに行き寝転がる。置いてある、ヘッドギアを手に取り頭に付け、目を閉じる。
「スタート」
次に目を開けたら俺は、ゲームの中の広場に立っていた。