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初作品です!温かい目で見て下さいませww
【Player make Online】
それは、科学が進歩した日本では、今や、誰もが知っているであろうVR機器【ヘッドギア】元々は医療用に開発されて、その数年後にゲーム機器化された。そしてヘッドギアを使うゲームを、次々と生み出してきた大手ゲーム会社【EDEN】そのEDENなる大手ゲーム会社が作り出した明日発売される新作、Player make Onlineなるゲームは、中世ヨーロッパ風の舞台と、プレイヤーの自由度の高さと、ゲームの完成度の高さ等の評判で、CMでもネットでもPlayer make Onlineの話題で持ち切りだ。
なんでも、俺の親友なる人物、如月 士郎はβテスターに選ばれゲームをしたらしいから感想を聞いてみたが、「リアリティあり過ぎだろww」しか言わなかった。
正直、そんなのCMで聞いてるわ!!って感じで役に立たなかった
あ、そうそう遅れたけど俺の名前は草木 緑だ。よく士郎からは「名前は穏やかなのになww」と言われるんだが、まぁそうだろう俺は、強い奴と戦うとバーサーカーになる…らしい。
で、唐突なんだが今、俺は如月士郎に呼ばれて士郎宅に向かっている。夏休み前の終業式が終わり、家に帰ってゴロゴロしてたら、いきなり士郎から電話が掛かってきて「今すぐ俺んち来てねwwプチッ……ツーツー」だ、かなりイラッと来た。
ちなみに、士郎宅は家から10分位で着く距離で一人暮らし、まぁ俺も一人暮らしなんだが。
「なんで、行かなきゃならないんだ。せめて要件くらい教えろよ。」
一人でブツブツ言ってたら、士郎宅に着いたのでインターホンを鳴らす。ドタドタと二階から降りて来る足音が聴こえると、ガチャッと音がなり扉が開いた。
「おいーっすwwよく来たなwwまぁ入れやww」
言われた通りに入り、リビングのソファーにダイブ。このソファー柔らかくてフカフカしてて好きなんだよな。
「おい、士郎早く麦茶持ってこい。」
「あれ!?ここ俺の家なのにソファー独占されて、麦茶命令出されるなんて理不尽だ!?」
理不尽?何も知らされずに此処に来いって言われて来てやったんだから当然のことだろう!
「うるさい、いいから早く持ってこい。」
そう言うと渋々だが、士郎が麦茶を持ってきた。
「まぁww麦茶は元々出す予定だったんだけどさ☆」
「うぜぇ!凄くうぜぇ!!」
特に星が!星がうざい!なんだよ!麦茶は元々出す予定だったんだけどさ☆って!!…さて、かなり荒ぶったな早く本題に入ってさっさと帰ろう、うんそれが良い、そうしよう。
俺は、本題に入った。
「…で?俺を此処に呼んだ理由は?」
「そうだよ!これこれ!これをお前にプレゼントだ!!」
そう言いながら士郎は、白い紙袋の中をガサゴソしてから、何やら四角い綺麗にラッピングされてるものを取り出して渡してきた。
「何だこれは?」
「まぁww開けてみたら分かるってww」
何なんだ?まぁ良いか、開けてみたら分かるらしいし。
俺は、綺麗なラッピングを剥がした……って!?
「お前!これ!!」
「そうだ!Player make Onlineだ!!」
確か発売日は明日だったはずなんだけどな?と言うか良いのか?そう思って俺は、疑問の視線を贈る。
「お前が言いたい事は分かるさwwだがな!俺は、βテスターだから一つ持ってるんだが、運営から景品で贈られて来たからな。まぁ何が言いたいかと言うと、一緒にやろうぜ?」
だから俺にプレゼントか、まぁ俺にはメリットしか無いから有り難く頂くが。
「ん、有難う。んじゃ明日に備えて帰るは。」
「え?お礼そんだけ?反応薄っす!?ってまじで帰んのか!!ちょっ待っ」
「有難うな、じゃあどうせ明日ゲームで会うんだろ?じゃあな。」
そして俺は明日のゲームを考えて胸が弾み、良い気分で家に帰った。
キャラの容姿を書いてませんでした(汗)
【草木 緑】
黒髪短髪、黒眼、172cm
【如月 士郎】
茶髪短髪、黒眼、175cm