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Oの目覚め/下剋上
「家臣ども!余を崇めよ!讃えよ!」
久しぶりに来たと思ったら開口一番日本国憲法第19・20条を無視した発言のOに戦慄が走る
「ずいぶんイメチェンしたね、Oちゃん」
「おぉU、なんの要だ?」
「いやぁー僕はとても嬉しいよ、あんな根暗でBLで興奮していた低身長な君がこんな自信家になってくれたんだから、あそうだピーマンはもう平気かい?」
Oの低い肩に手を置きながら捲し立てる
Oの顔がだんだんと赤くなってきた
「今度は何に影響されたんだい?前は魔王の生まれ変わりだったり炎の精霊の契約者だったりしたけれど、あれらは妄想だったのかい?ところで妾だが余だが一人称が安定しないけれどそういう設定なのかい?」
Oはクラクラ震えいる
王冠に手を伸ばす
「この王冠も100均かな?もっといいのを買ってあげようかい?」
手の中の王冠に力を込める
バキッ
「あっーー
そのあと普通に弁償した
可哀想な人が大好き
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