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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

境界の咎人

作者:丹㑚仁戻
未練を残して死んだ人間の魂が怪異化した存在、ゴースト。
彼らを狩るのは特殊治安管理局の職員、通称〝ゴーストクリーナー〟。

ゴーストクリーナーである溯春《そはる》と東雲《しののめ》は、二人でバディを組んで日々ゴーストを狩っていた。

しかしある時、二人の前にゴーストしか持ち得ない異能を持った少女が現れる。彼女はその異能を使い、自殺に見せかけ多くの人間を殺害していた。
そんな少女をゴーストとして〝処分〟しようとする溯春。しかしその方法は少女の命を奪うというもの。
東雲はそんな手段は取らせまいと溯春と意見が対立する。

どうにかその件はやり過ごしたが、その後の溯春は能力者達に異様な執着を見せるようになった。東雲が理由を尋ねるも、彼が答えることはない。
そして能力者達の痕跡を追おうとする溯春を嘲笑うかのように、ある事件が起こってしまう。

元囚人で他者に一切思いやりを見せない溯春。
犬の身体能力を組み込まれた超人で、優しく正義感溢れる東雲。

正反対の二人は、果たして少女をどう〝処分〟するのか――それぞれが己の価値観と向き合い前に進む、近未来SFブロマンス。


〝かつて人類は仮想空間への移住を目指した。これはその残骸の記録――〟


■□全7章、約17万字で完結□■
(1日1章更新目標)


※SF感は弱めです。あらかじめご了承ください。
※第四章くらいから話が一気に動いてくる気がします。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は以下にも掲載しています。
 https://kakuyomu.jp/works/16818093085874610120
※関連絵はこちら。
 https://xfolio.jp/portfolio/ninaini/series/1808997


© 2024- 新菜いに/丹㑚仁戻
プロローグ
残骸を狩る者
2025/06/01 13:18
第一章 砕けた星は虚空を彷徨う
昼と夜の間
2025/06/01 13:18
墜落する平穏
2025/06/01 18:06
第二章 あなたがもういなくとも
相思相愛の望み
2025/06/02 09:18
適応可能な異常
2025/06/02 10:22
相思相愛の果て
2025/06/02 18:30
第三章 夢喰み心に入り込む
第四章 終焉の報せと血の慟哭
約束の守護者
2025/06/04 08:35
血まみれの友情
2025/06/04 14:13
第五章 嗤う幻影と忘却と
真夜中の秘密
2025/06/05 09:31
第六章 朽ちることすら許されず
恨みの形
2025/06/06 10:10
狂気の押し合い
2025/06/06 19:13
最終章 狭間を揺蕩う亡者の最期
不可侵への侵食
2025/06/07 14:16
エピローグ
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