表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

金箔入り打ち出の小槌

作者: GONJI

今週もありがとうございました!

本日2023年8月4日は大安+一粒万倍日+天赦日と言う強力パワー日ですのでこういう事を書かせていただきました。

ただ、土用の真っ只中ですので脳天気には喜んでいられないようです。

酷暑であり台風も襲来しておりますがみなさまお気をつけて良き週末をお過ごしください!

来週もよろしくお願いいたします!

大阪府の東で奈良県との県境に柏原市があり、その県境に近いところに金山彦神社かなやまひこじんじゃ金山媛神社かなやまひめじんじゃがあります

御祭神は伊邪那岐神、伊邪那美神のお子様で金山彦命と金山姫命と伝わっているそうです

そして金属及び鉱山、その関連業(鍛冶、鉱業等)にまつわる神様であらせられるとのことです

さらに金運のパワーアップ願いもですよ!

金山彦神社が里の入り口となる山の下の方に、金山媛神社は山の上の方にあり対となっているそうです


この辺りの土地は古代に製鉄が盛んだったようで、周辺からは鍛冶場が存在した形跡が発見されているし、当地からは鉄滓や鉄塊が出土しているとのことです

まさに、この2社がここに存在する理由が垣間見えて来たと言えるのではないでしょうか?

山を超え奈良県側には風神を祀る龍田大社がありますが、この風神が降り立った場所がこの柏原市の山の上の方と言われており、製鉄では欠かせない風を風神として崇めたであろうことも理解できます


古代と言えば大和政権の影響が考えられ、大陸や朝鮮半島から伝わった技術を用いて大和川にもほど近いこの辺りでも製鉄が行われていたことへの証ではないでしょうか?

渡来人の高度技術が花開いた場所


山の麓ではこの金山彦神社まで開けていた隣の里がこの神社を境に一旦途切れ、山道をしばらく登って行く間は民家がなく、中学校と小学校の横を通り、金山媛神社を越えるといきなりこの里が広がるのです

そしてその里の辺りこそが製鉄が行われていたであろう場所と重なるのです


今は製鉄業の名残はまったくないようなのではっきりしたことは解りませんが、この里こそが古代の製鉄の里だったのでは?と私は推測しています

この里の外れに風神が降り立ったと言われる場所もあるのです

とても興味がそそられます

そして先程の中学校はお隣韓国釜山の中学校と提携姉妹校であるようなのです

どうもこういうことから古代の渡来人と歴史上関係のあるとても重要な場所であるのではないだろうか?と興味を持ってしまうのです

素晴らしい技術を古代のこの国にもたらしていただいた方々に脱帽です

なんせ私は堺の元環濠集落内生まれで包丁鍛冶職人の息子ですからね

この技術が日本に伝来していなければ包丁鍛冶職人の息子に生まれて来なかったかもしれませんのでね

職人魂は私の埃・・・失礼・・・誇りです

ただ、私が包丁を研ぐと見事に切れなくなりますがね(笑)


さて表題の金箔入り打ち出の小槌ですが、山の下の方の金山彦神社さんで販売?・・・いえいえ・・・授与(有料ですが)されています

キーホルダーで、透明の打ち出の小槌の中に金箔が入っているのです

思ったより大きな金箔なのです

無人販売で700円やったかなぁ・・・

私は700円きっちり無かったので、千円札を料金箱に入れさせていただきました

お釣りはでませんよ(笑)

なんか、24時間無人餃子販売店みたいな・・・

なんという罰当たりなことを言うのだろう・・・

すみません


この古代の歴史を好き勝手に妄想するのもほんと楽しいのです

出雲のたたら製鉄との関係も知りたい


そう言えば打ち出の小槌と言えば大黒様ですね・・・これも何か関係が・・・

これはやはり古代をもっと楽しく妄想していこう


ちなみに金山媛神社が鎮座する場所の地名は「雁多尾畑」と書き「かりんどばた・かりんどおばた」と読むようです。

まさに難読地名ですね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ